goo blog サービス終了のお知らせ 

リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

コンピュータ

2005年09月18日 22時20分20秒 | 日々のこと
日本に戻ってきて,2ヶ月ちょっとが過ぎました。もうすっかり日本的生活に染まっていますが,ふと考えてみると,いくつかかつての生活とは変わってしまったことがあります。

そのうちの一つに,コンピュータ雑誌をほとんど買わなくなったことがあります。以前はコンピュータの権化みたいに,毎月数誌を買って読んでいたんですが,こっちに帰ってきてから買ったコンピュータ雑誌は,週刊アスキーを3冊買っただけです。ま,2年間のブランクがあったので読んでもわからん,というのが一番大きな理由でしょう。なんせコンピュータ関連業界の動きは秒進分歩といわれていますので,2年間というのは他の分野では多分10数年に匹敵するのかも知れません。

実際,本屋で立ち読みしてみると,最新だと思っていたパーツが,「古い昔のグラフィックボードでは・・・・」なんて書かれていたりすると,愕然としてしまいます。

比較的動きの遅い音楽関連のものでも,AcidがPro5になっているし,愛用のLogicなんかヴァージョン7になっていたりします。自分が持っているAcidなんかVer.2だもんな。いったいいつの間に・・・。

ではコンピュータそのものの処理速度は数十倍になっているのかというと,実はそうではなく,そんなに変わっていないみたいです。コンピュータの性能自体はここ1,2年でもう飽和状態に届いてしまったようです。だから,毎年新しいのにしていたノートパソコンも新しいのにせず,いまだに3年前のを使っているし,デスクトップに至ってはWindows98SEをまだ使っています。でもそれで充分なんですよね。よってコンピュータ雑誌を買おうと意欲は減退するわけです。

実はスイスに行く直前にパーツを買い集めて,時間が取れなかったのでまだ組み立ててないパーツがあります。コンピュータ界的に見ればもう「大昔」のパーツになってしまいました。まぁ,そのうち暇を見つけてレトロな気分で組み立ててみようかと思っています。