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コーチングアップ

職場で部下が上司をコーチすることを「コーチングアップ」というらしい。

これは、上司のコーチ力を高めるための手法の一つ。上司の成長のためには、部下の協力も必要となる。例えば、リーダーシップ向上プログラムを実施する場合、部下が上司のリーダーシップを事前評価したり、プログラムの成果を確認する際には部下の視点からの評価が欠かせない。

組織のコミュニケーションを改善する際に、上司と部下が参加するプログラムを実施することがあるそうだが、そこで部下がコーチ役として上司の課題を聴きだし、質問を投げかけ、部下の視点から意見を述べるという。

部下にとって良いコーチになるために、部下からコーチを受ける」という考えは新鮮だ。コーディネーターが仲介しないと実施が難しいかもしれないが、職場力を高めるためにも有効な手法だと思った。

出所:吉田典生「部下が上司をコーチする」日経産業新聞2008.4.3
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