みどりの野原

野原の便り

3月5日 橿原市観音寺町あたりから御所 ツクシ カラタチバナ タコノアシ 苔

2019年03月05日 | Weblog

この冬は風邪ひかなかったなあと思った矢先、春先になって風邪をひいて、ちょうど天気も悪かったので2・3日家でぐずぐずしていた。

今日もゆっくりしていたら「こんないい天気やのに外へ行かへんのか?」と夫に言われる。
ベランダへ出てみたら春うらら・・こうしてはいられない・・とちょっと歩きに行くことに。
橿原市の南部の方へ。

 
橿原市観音寺町あたりの古い家並み。伊勢 長谷 今井 奈良などへの道しるべも。
       右)私の背丈を超す地蔵石仏 これも側面が道標になっていた。
 
ふと田んぼの縁を見ると、小さいツクシが林立 
           右)採らずにいられない。夕食後袴を取った。
  
まだ胞子を出していないもの。  胞子放出中  胞子をすっかり出し切ったもの

山手へ入る。

 
ひっそりとお堂。屋根が少しひしゃげていた。奥を登ると弁財天
道なき山を少し登りかけたが、戻る。 右)山にカラタチバナが1本あった。果実の跡あり。

山裾を歩いて・・車道に出る。・・あ、ここ来たことある。
もう少し行ったところに・・あるはず・・やっぱり。方向音痴だがたまに感が当たる。


すっかり枯れたタコノアシ。コンクリート道のそばだが、山から水が染み出す場所だった。

 
 触れるとほこりのような種子が飛んだ。  写真に撮って切り取って拡大する。
確かに種子だ。先がとがった米粒型、よくよく見ると周りにギザギザがある。
こんな種なんや~。

 
須賀神社(御所市)後ろの山は本間丘といい、「本間丘」が日本書紀に神武天皇が国見をされたという「掖上嗛間丘(ほほまのおか)」であるとの説もあるらしい。(国見山との説も)

 
山裾にいくつかあったミツバチの巣箱。説明書きによると「二ホンミツバチを増やして草木や農産物の受粉率を高めることを目的としていて、営利や蜂蜜採取を目的としていない」とのこと。
 右)一つの巣箱にはミツバチが盛んに隙間から出入りしていた。幸せなミツバチである。
中には蜂蜜があるのだろうな・・と私は思ってしまう。

 
ガードレールの足元にこんもりと生えていた苔。涙型の朔(胞子嚢)がいっぱいついていた。
              右)はじめ朔についていた「帽子」は落ちる。

2時間ほどの散歩だったが、風邪も吹っ飛んだ。

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3月3日 うちの庭 イヌノフグリ リュウキンカ フタリシズカ ヒメノウゼンの果実

2019年03月03日 | Weblog

うちの庭もだいぶ娘に移譲して、あまり華やかなものはない。


そんな中、にぎやかに咲くヒメリュウキンカ 
早春から咲く花はきれいなんだけど繁殖力が強すぎて持て余しぎみ。
根から取り除こうとしてもたくさんの塊茎は取り切れず、かえって拡散させてしまっている。
せめて種をばらまかないように花が終わり次第に摘み取っているが・・
なんとかならないか? 葉を刈り取って光合成を阻むのはどうかな?
この頃、山の中などや草地でよく見かけるが。大変なことになるのに・・と思う。
くれぐれも育てるのは植木鉢で。そして種を飛ばさないように。


     ニリンソウ
いつもはもう少し花をつけるのに、今年は2輪だけしか咲かず、名前通りの「2輪草」。
しかも、咲き初めのころは葉もなくて・・庭から絶滅するか・・と案じていた。
この頃になってやっとたくさん葉が出てきてほっとしている。

 
目立たないが花盛りなのがイヌノフグリ  少し前から咲き始めていたようだ。
2階のベランダに植えていた種が庭の砂利に飛んで、すっかり居ついている。

 
ヒメノウゼンに果実ができ、十分実ったようなので、切り取った。
   右)どんな種かな~。細い鞘を割ってみたら、平たくて両側に薄い翼のある果実が出てきた。
両側の鞘にそれぞれ12個ずつ重なり合って入っていた。
ヒメノウゼンカズラの果実と種子を初めて確認した。

ノウゼンカズラは日本では結実しにくいそうだ。 


ベランダの植木鉢のノアザミ ヒメアザミのつもりだったが違った?

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3月2日 カワズザクラ 初ツクシ タニシ

2019年03月02日 | Weblog

カワズザクラを見に行き、その後周辺を歩き回った。
特別変わったものもなかったが、里山のごく普通の風景を楽しんだ。

 
    満開のカワズザクラ       花は色が濃くて大きくあでやか

 
後ろ姿 つややかな赤いガク。苞がくさび型で深く切れ込むのが特徴のひとつらしい。

山に続く道を登った。どこかへつながっているかと思ったが、終点になっていて・・


景色はよかったが、引き返す。行きはよいよい下りはきつい~・・

 
ソメイヨシノ?のつぼみはまだ固い。老木にはコケや地衣が付き、ゼリーのような樹液が出て痛々しい。

 
今年初めて見たツクシ 食べるほどの本数はなかった。
胞子の動くのを見たくて2本とってきた。
            右)胞子にそっと息を吹きかけると、ぞわぞわぞわ・・と動く。
前に調べた。胞子には4本の弾糸があって、乾いているときには弾糸は開いて風を受けて飛ぶ。
湿ると弾糸が胞子に巻き付くのだという。


ちょっと山すそを入った斜面にタマゴケ。丸い「朔」が付いていたのでわかった。

 
ハハコグサ 株を大きく張って花が咲き始めていた。
     右)七草がゆを作るとき探し回ったナズナ。この辺にはいっぱい群生していた。


マット状?座布団状?に群生しているコハコベ

 
ミドリハコベの種子 周りに尖った突起   コハコベの種子 突起は低い

 
アカメガシワ 毛むくじゃらの冬芽。裸芽らしいが葉脈は見えない。
もう少し成長するとわかるのかな?   右)アカメガシワ 葉痕は丸い。

 
    セグロセキレイ            キセキレイ

 
田んぼのそばの溝にタニシがいっぱいいた。 拡大 これはマルタニシかな?
日本にはタニシの仲間は4種類いるらしい。


少し離れた道端にスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の殻が落ちていた。タニシとは違う仲間

子供の頃、食べたこともあるタニシ。このごろはジャンボタニシばかり目につく。
もっとよく見てきたらよかった。
また後日「タニシ探検」に行こうと思います。

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3月1日 山田池公園 シメの群れ オシドリ バン ミヤマホオジロ ナギイカダ クヌギカメムシ

2019年03月01日 | Weblog

2月3日に続いて今年2回目の山田池公園へ。枚方市駅からバスで行く。


山田池 抜いた水が戻ってきているのかな?

 
シメの群れが木の根元で盛んに餌をついばんでいた。こんな群れを見るのは初めてだ。
ぐるっと池を一回りしてきてもまだ同じところにいた。よほど良い餌場なのね。

 
水の中にいたバンが草地に上がってきた。くちばし周辺のまだ黄色っぽいのは幼鳥らしい。
少し赤味のあるのもいた。歩いているときに、足指が見えた(写真ではわかりにくいですね)
同じクイナ科でもオオバンの足とは違うようだ。
「オオバンか~」と言ってないで、次はオオバンの足に注目しよう。

 
  コガモ 日に当たってきれい!     ジョウビタキも鮮やか

オシドリの群れ つがいになっていた・ミヤマホオジロも見た。

 
誰かが樹名板をめくったら、クヌギカメムシの卵塊があった。ケヤキの木。クヌギまで遠いがどうするか? 
 右)ウメの枝にタマカタカイガラムシ(食べられて丸い穴のあいた古いものもあった)と、天敵のアカホシテントウの蛹?

 
ナギイカダ 果実 葉のように見えるものは枝の変形らしい。先が針状で痛い。
               右)マンサクやアカバナマンサクも開花中

 
             梅林もちょうど見ごろ。

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