この冬は風邪ひかなかったなあと思った矢先、春先になって風邪をひいて、ちょうど天気も悪かったので2・3日家でぐずぐずしていた。
今日もゆっくりしていたら「こんないい天気やのに外へ行かへんのか?」と夫に言われる。
ベランダへ出てみたら春うらら・・こうしてはいられない・・とちょっと歩きに行くことに。
橿原市の南部の方へ。
橿原市観音寺町あたりの古い家並み。伊勢 長谷 今井 奈良などへの道しるべも。
右)私の背丈を超す地蔵石仏 これも側面が道標になっていた。
ふと田んぼの縁を見ると、小さいツクシが林立
右)採らずにいられない。夕食後袴を取った。
まだ胞子を出していないもの。 胞子放出中 胞子をすっかり出し切ったもの
山手へ入る。
ひっそりとお堂。屋根が少しひしゃげていた。奥を登ると弁財天
道なき山を少し登りかけたが、戻る。 右)山にカラタチバナが1本あった。果実の跡あり。
山裾を歩いて・・車道に出る。・・あ、ここ来たことある。
もう少し行ったところに・・あるはず・・やっぱり。方向音痴だがたまに感が当たる。
すっかり枯れたタコノアシ。コンクリート道のそばだが、山から水が染み出す場所だった。
触れるとほこりのような種子が飛んだ。 写真に撮って切り取って拡大する。
確かに種子だ。先がとがった米粒型、よくよく見ると周りにギザギザがある。
こんな種なんや~。
須賀神社(御所市)後ろの山は本間丘といい、「本間丘」が日本書紀に神武天皇が国見をされたという「掖上嗛間丘(ほほまのおか)」であるとの説もあるらしい。(国見山との説も)
山裾にいくつかあったミツバチの巣箱。説明書きによると「二ホンミツバチを増やして草木や農産物の受粉率を高めることを目的としていて、営利や蜂蜜採取を目的としていない」とのこと。
右)一つの巣箱にはミツバチが盛んに隙間から出入りしていた。幸せなミツバチである。
中には蜂蜜があるのだろうな・・と私は思ってしまう。
ガードレールの足元にこんもりと生えていた苔。涙型の朔(胞子嚢)がいっぱいついていた。
右)はじめ朔についていた「帽子」は落ちる。
2時間ほどの散歩だったが、風邪も吹っ飛んだ。