みどりの野原

野原の便り

11月26日 娘と壱岐島 4日目 最終日 竜神崎・少弐公園・赤瀬鼻・箱崎八幡神社・双六古墳・ムベ・小島神社 カキ・芦辺港~博多

2023年11月26日 | Weblog

いよいよ最終日
今日も地図や途中の案内標識を見ながら、思いついたところに立ち寄り。

竜神崎

海に突き出した岬 先端には龍陀神社 
小さな社の前にもちゃんと賽銭箱

少弐公園
この辺りは元寇2回目の襲来の「弘安の役」瀬戸浦古戦場となった所。
公園の名となっている「(しょうにすけとき)」は12歳で初陣、19歳で命を落としている。


少弐資時の墓 積石塚

壱岐は博多への最短の地。故に、元軍の博多攻略の基地とされ、矢面に立って多くの犠牲者がでた。
第2次大戦の沖縄戦が思われる。


展望台にも登ってみる。


向こうの岬に赤土が見える。あれは何だ?後で見に行こう。


ツルソバの花と実があった。大阪の公園でも見たことがあるが、元々は暖地の海岸に生えるものなのか。

車でさっき見た方面を目指す。
漁港の堤防のすき間のような道を入る。


ここだ。なぜかこの一帯だけが赤い岩。
後で調べると、ここは「赤瀬鼻」 
赤い岩石は、火山で噴出した玄武岩に含まれていた鉄が酸化して赤くなったもの。とのこと。
すぐそばの岩は黒い。ここだけ、というのが不思議。

箱崎八幡神社


鳥居は、笠木の部分が上に反りあがった形。
平戸藩四代藩主・松浦鎮信公が奉納した鳥居で、通称「鎮信(ちんしん)鳥居」と呼ばれる。


木鼻は象と龍 内側に八幡様のお使いの鳩


本殿、内側に見えるのは何? 魚?イルカ?


ハクサンボクの赤い実がきれいだ。ハクサンボクはあちこちで見かけた。

双六古墳(壱岐古墳群)

長崎県内最大の前方後円墳 

奥に行くと前方後円の全体像がわかる。きれいに整備されている。


回り込んだところに石室への入口があった。

古墳の周囲にムベの実がなっていた。


鳥に突かれたのもあったが、齧ってみるとすごく甘味が強くおいしい。

小島神社
昨日朝行った時、満潮で、参道は海中に沈んでいた小島神社へ再度行ってみる。


潮が引いて参道が現れている。


今なら歩いて渡れる。

鳥居をくぐって、ツワブキやトベラの茂っている小島にタッチ。
神社はこの森の中にあるのか?

砂道の石にはカキが付いている。
「このカキ取ったら食べられるんじゃない?」と娘。
「こんな薄い貝食べるところ無いで」そんなことを言いながら砂の道を戻っていると・・
向こうで、体を2つ折れにして、おばあさんが何か取っている。


近づいて尋ねると、カキを採っているとのこと。


カギの付いた道具で器用に牡蠣殻を割り、身だけ取り出してバケツに。
取ったカキは漁協に持って行ってセリにかけられるそう。
漁協で券を買って取っているとのこと。
そうか。勝手に取っていいものじゃないのか。


「食べてみる?」と娘と私の手にカキを1つずつ乗せてくださった。
塩味が効いておいしかった。

4時ごろまでは潮が引いているとのことなので、まだまだカキを取る時間があるわけだが・・
あの姿勢では大変だな。

いよいよ帰り支度。
ガソリンを満タンにして、芦辺港で車を乗り捨てすることになっている。


芦辺港 ジェットフォイル・ターミナル
売店もない待合室。
外でパンと飲み物を買って食べ、出発までの時間をつぶす。


出発時間になると人が湧いたように集まってきた。


ヴィーナス に乗船 博多港までは1時間あまり。

4日間お天気がよくて、歴史や自然など、目いっぱい楽しめた。
壱岐島はいい所だった。海もきれい。景色もよかった。
誘ってくれた娘に感謝。
お留守番の家族にも感謝。

コメント
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