みどりの野原

野原の便り

11月16日 飛鳥駅~キトラ四神の館 切り絵 ニセシマニシキソウ(訂正あり)・アカハネオンブバッタ・イヌマキ胎生種子・タカサゴユリ・サフラン・ヒヨドリジョウゴ・ハイビスカスローゼル 

2023年11月16日 | Weblog

昨日の真冬日とは打って変わって、上着いらずの小春日。
このコースは久しぶりに歩く。
今日は観察会に参加ですが、先日見た青いパパイヤとフェイジョアがあれば紹介しようと夢販売所に立ち寄った。
初めて見た人もあって、見るだけのつもりがみなさんお買い物もされた。

車通りの少ない野道を目的のキトラ古墳 四神の館までゆっくり歩いた。

途中で見たもの。


シマニシキソウ。ニセシマニシキソウ(後日判明したので訂正)
ごく狭い範囲に群生。
先日、明日香では初めて見て、今日で2度目。
かなり広がっていそうだ。


オンブバッタを捕まえて見たら・・アカハネオンブバッタだった。

イヌマキの垣根にまだ実がついていた。


赤くなっている花床(花托)その上部につながって緑色の種子。
そこから根が出ているものがいくつかあった。
樹上にありながら発芽を始めた「胎生種子」といわれるもの。


タカサゴユリの枯れた果実 果皮裂片をつなぐ細い糸
一気に種が飛んでいかないようになっているらしい。
その糸の繊細さ、植物のかしこさにいつも感心する。


あそび広場に使うカキの色づいた落ち葉を拾う。
きれいだけれど、この模様は円星落葉病の病斑だ。


畑の奥にサフランが咲いているのが見えた。
遠いが、赤い雌しべも見えた。雌しべはサフランライスに使う。

笹薮ではチッチッ・・とウグイスの笹鳴きが聞こえた。


垣根に絡んだヒヨドリジョウゴのルビー色の果実
ヒヨドリジョウゴは有毒とされるが、ネットで見ると「ウグイスが食べている写真」が出てきた。
本当に食べるのか、誰かに確かめてみたい。


アキニレにテントウムシの仲間 これもナミテントウなのか?
友達によると、ナミテントウ 紅型らしいです。
よく見る「黒地に橙色の点模様が2つ」のナミテントウもそばにいた。


途中でお弁当をたべて、四神の館に到着。
キトラ古墳壁画発見40周年記念 「飛鳥コスモロジー 切り絵作家 望月めぐみの宝石箱」を鑑賞。(11月末まで)


天文図の下に置かれた「小宇宙」と題する切り絵。


天井に描かれた天文図・4方の四神の映像の周りなどに繊細な切り絵がちりばめられていた。

ここで自由解散になっていたので、壺阪山駅に向かう。


畑に植えられていた、ハイビスカスローゼル

畑の持ち主さんがおられたので、実を少しいただいた。


ハイビスカスの仲間で、花の後、ガクと苞が肥厚する。
たくさんあるのが苞。赤いガクが果実を包む。
ガクと苞をハイビスカスティーに利用する。


丸いのがガクに包まれていた果実  枯れた果実と種


ハイビスカスティーはこれを乾燥したもの。家に残っている。


きれいな飲み物になる。酸味があるので、蜂蜜などを入れる。
無かったのでお砂糖を入れて飲んだ。
甘酸っぱくておいしい。

ネットで見ると、ハイビスカスローゼルはお茶の他、いろんな使い方があるようだ。若葉も食用になり、茎からは繊維が取れるとか。
活け花に利用されているのをよく見る。

コメント
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