みどりの野原

野原の便り

11月25日 娘と壱岐島 3日目-②「原の辻 一支国王都復元公園」・碧雲荘・白沙八幡神社 イヌマキ巨樹・壱岐国 安国寺 大スギ・国片主神社・壱岐国分寺跡・温泉

2023年11月25日 | Weblog

一支国博物館でジオラマを見た後「原の辻 一支国王都復元公園」へ。


広い公園に弥生の建物が点在。


竪穴住居 外国からの使節団の長の従者の宿舎


主祭殿


穀倉 収穫した米や麦を入れる。
ネズミ返しがついている。


物見櫓と番小屋 
見張り番から報せを受け、警備につく兵の小屋。

竪穴住居や高床の建物・使節団の倉・王の館 祭器・儀器の倉・交易の倉などもあった。

印通寺港(いんどうじこう)へ。

唐津からのフェリーが着く港。

松永記念館


名前も知らなかったが、電力開発の先駆者、松永安左エ門氏の生家。 


庭に、西鉄市内電車 が展示。
福岡市の市電は松永氏が設立したとか。

碧雲荘(登録有形文化財)
朝鮮で財をなした地元出身の資産家熊本利平氏の住居。

立派な石垣


門の扉は屋久杉の1枚ものだそうだ。


公開されていないようで、外観のみ。

海辺へ。

すぐそばに滑走路が見えた。


岩の絶景


岩場にブワブワと毛が生えた葉 ダルマギクかな?


塩性植物ツルナの群生も。葉には塩嚢細胞を持ち、塩辛い。
ネコノシタ・ハマゴウ・テリハノイバラ・ハマヒルガオもあった。


きれいな砂浜 近くには錦浜とか筒城浜などがあるようが、ここは何浜?
夏場ならひと遊びしたいところ。

白沙八幡神社(はくさはちまんじんじゃ)へ。

大きい鳥居をくぐった長い参道の途中には石の鳥居。
なんか低いなあと思ったら、風あたりを考えて埋めてあるそうだ。

仲哀天皇・神功皇后・応神天皇を祀る社殿の近くにはイヌマキが群生。


壱岐の銘木・巨樹「イヌマキの巨樹」 樹高16m 幹周3.5m 
壱岐2位の大きさだそうだ。こんな大きいイヌマキ見たことがない。

壱岐安国寺

壱岐安国寺山門
足利尊氏と直義は平和祈願と元寇以来の戦死者を弔うため、全国に66カ所と2島に安国寺建立を命じた。
壱岐では従来あった寺をこれに当てたらしい。

「壱岐国 安国寺遺跡」の大スギ 樹高30.5m 幹回り6.27m 
壱岐最大の巨樹

昨日、夕方暗くなってから来た国方主神社・壱岐国分寺跡を再訪。


国方主神社(くにかたぬしじんじゃ)」菅原道真公を祀る式内社。 


国方主神社神社 イチョウの黄葉 モミジの紅葉。
珍しい紅葉スポットだ。


壱岐国分寺跡 (国方主神社の横にある)


前にある「ヘソ石」は壱岐の中心を示すものらしい。

今日も、湯本温泉へ立ち寄り湯 


旅館 千石荘 煉瓦の蔵が大浴場に改装されている。
今日も湯本温泉の赤湯で一日の疲れを癒す。
温泉はいいわ~。(結局宿の風呂には入らず)

明日は最終日か。早いなあ・・

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11月25日 娘と壱岐島 3日目-① 海辺の花園・はらほげ地蔵・一支国博物館 ジオラマ模型 面白い。

2023年11月25日 | Weblog

3日目-①
海辺を走っていると・・わお~。右も左もお花畑だ~。
人は誰もいません。

海側のお花畑 一面紫 黄色も混じる。


左、陸側も一面の紫


紫色はハマベノギクか? 黄色はホソバワダンのような。


ご機嫌の私。

はらほげ地蔵。地蔵の体に穴がある(→)満潮時は水をかぶるそうだ。
ここは観光スポットらしい。観光バスのお客が来た。


牛舎を見に行くと壱岐牛がいた。

長い青島大橋を渡って青島公園に渡ってみたり・・


人気のスポット小島神社は満潮で参道は海の中。
干潮時だけ渡れる神社だ。

一支国博物館


今日の目的地の1つ、 一支国博物館
黒川紀章氏の設計 2010年3月オープン

4階の展望室から。
何の形なのか? なだらかな丘のような建物だ。


次に行く「原の辻(はるのつじ)一岐国王都復元公園」が見えた。

1階の展示を見る。
「一支国王都 原の辻」は弥生時代の遺跡 
環濠を何重にも巡らした中では、王をはじめ外国との交易や人々の暮らしがあった。


一岐国王都「原の辻」の世界を再現したジオラマ模型
手前から奥へ。ずっと各場面が続いている。

船着き場・湾と漁労・交易・暮らし・農耕・祭祀・弔う・・など項目があり、表情豊かな人形がたくさん配置してある。
その活き活きとした動きには魅了される。

上記の場面は港か? 筏から荷を下ろして陸の人に渡している。
左にはきぬがさを差しかけている、高貴な人が乗っているらしい小舟。
丸木舟を作っている人も見られる。


筏の手前では水をかけあって遊ぶ子供の姿。水がリアルだ。


港の風景 大きな船から小さい船に荷を積みかえ。
天秤棒で荷を運ぶ人。陸にあげられた大きい魚は何かな?


村の暮らし 手前に柵があり番人が2人いる。


イヌが繋いである。子供にじゃれついている。
この頃からイヌは愛玩されていたのか。


槌で金物を打つ。打ちそこなって相棒の手を打ったらしい。
手が赤く腫れている。「痛たた~」「すまんすまん手が滑った~」
そんな会話が聞こえてきそう。


中央は地面を掘り込んで屋根をかけている。竪穴式住居だな。


畑や田んぼ 稲刈り。農作業をする人。瓜の棚のようなものも。


これはㇳ骨(ぼっこつ)で巫女さん?が何かを占っているらしい。


弔いの場面 手前の穴の中の骸骨は、横にあるボタンを押すとムックリ起き上がる。驚く人。こんな面白い仕掛けもある。


墓地は立体になっていて、地面の下には棺に入った遺体。
これは甕棺に入った遺体だ。

他にも、垣根の検問所 物々交換 魚を売っている人。土器を作っている。餅つきをしている。琴のような楽器を奏でていたり、織物を追っていたり・・
その面白いこと!見飽きない。

ジオラマだけは写真撮影OKなのがうれしかった。
詳しい展示よりも弥生時代の暮らしがよくわかる。
大人も子供も楽しめる施設だった。

次に「 原の辻(はるのつじ) 一岐国王都復元公園」へ。 次に続く。

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