柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

歯痒

2014-06-20 08:17:14 | Weblog
今まさにギリシャ戦です。後半15分、香川が出てきた所です。0-0。ああ、レベルの低いチョボのチーム同士の凡戦じゃなあという印象です。先の象牙海岸戦(英語新聞では国名は Ivory Coast で、そのままですから)に対して専門家があれだけ指摘しているのに、前に出ませんよ、バックパスばかり。どうして長友が左を切らないの?彼がこっちを突破しないと勝機がないでしょうに、と素人目に映ります。一方ギリシャはボールに対して相手コートからプレッシャーかけてます、守備のチームらしいところ。23分、内田のまたまた決定的チャンスを逸するプレーです。世界の一流どころはあそこでパスじゃなくてズドンとシュートなのに。26分、また内田決められません。この人が unlucky boy ですか。ちなみに私のベットは2-1でギリシャです。さてどうなりましょうか。
 朝日新聞は何面も使って集団的自衛権を潰しにかかります。国民の総意を問えとやら血を流させるなとやら、芸能人やら名の売れたリベラル連中の感情論を盛んに載せてます。自国の兵力や外交力だけでは世界を渡っていけない、一国だけの力では足りぬ、だから同盟だ共同戦線だというのが安倍さんの信念です。戦争仕掛けようなんてこと誰も考えてないことですが、朝日さん達のいいがかりがいつまでも続いてます。中国や北朝鮮じゃあるまいし、なのですが、向こうを基準にしている連中にとっては、悪いのはいつも日本で、おとなしくしていなければならぬのは日本なのです。んな理屈がいつまで通ってるんでしょうかね。つまり、だから早く決めてしまいたいというわけです安倍さん。時間をかけるほど向こうさんの思う壺、それもよーく分かっているわけです。国民の総意だ?そんな悠長なことで利するは中韓だけですから。もちろんそれが連中の狙いなのですけれど。もう一息だ、安倍さん!
 
 
 
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心錦

2014-06-19 08:17:18 | Weblog
朝晩にダイジェストを見るばかりなのですが、サッカーワールドカップ、世界の一流どころのプレイは目を見張ります。前回優勝のスペインを叩きのめしたオランダ、二点を追いかける意外な展開でしたが、それをひっくり返す底力です。ロッベンがガツンと行き、ごちゃごちゃしたパス回しなどない、ここぞのタイミングで遠くから叩き込むシュートの迫力。解説者(これが沢山いますねぇ、野球に並んできましたか)も言ってましたが、今大会は点が入る試合が多い、つまりどのチームもガンガン点を獲りにきていると。ストライカー達が華やかというわけです。いいですね、これがサッカーの醍醐味でしょう、素人目にもわかり易いことで。一方のスペイン、まさかの二敗目。キーパーの不調なんでしょうかね、メキシコのキーパーと好対照です。野球は疑いなく投手依存のゲームですが、サッカーはどうですかね。サッカー好きの諸氏、どうお答えになりますか。あ、先にベットします、ギリシャに2-1で負け。御批判は後ほどに。そのサッカー、なんとも日本らしいことと溜息モノでしたが、スタンドのゴミ拾いしてたんだそうですわざわざブラジルにまで駆けつけた応援団が。日本はゲームでは負けたけれど・・・というお情け報道です。こりゃ一面トップにはならずとも三面は十分に埋められそうな出来事です、海外メディアが絶賛!とまた日本のメディアのおめでたい所で。どこかの新聞のコラムが調子に乗って書いてます、おもてなしの次は「おかたづけ」だと。アホか?負けた腹いせにあっちこっち壊したり汚したりするのはいけないし、その対極行動であるとの賞讃はあることでしょうけれど、どんなもんだい!じゃないですよね。もちろんそんな気持ちで(褒められようと思って)やったことじゃないと彼らは言うでしょう、いつもやっていることだと。そうでいいんですよね。負けたけれど心清くですか。襤褸は着てても心は錦。ううむ、だから勝ってそれをやれば、なんですよねぇ。勝負に行ってるんだあら。そこのところ何とも歯がゆいというか、負けたけど偉かったね、でごまかしちゃいけませんやマスコミ。トンガリの天邪鬼はそう思いました。
 
 
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本気

2014-06-18 08:19:04 | Weblog
ウクライナ、ロシアが天然ガス送らないという報復措置に出て、それならヨーロッパから逆送してもらうとウクライナ首相は強気です。天然ガスのパイプラインがウクライナを通ってヨーロッパに繋がってるんですってね。ロシアからヨーロッパへの送管は別にもあって、ウクライナへの供給止めても今まで通りヨーロッパ他国へは送れるそうです。兵糧攻めですが、さらにそのパイプラインを爆破して直接行動に出てます。連中やることえげつないなぁと改めて感心しますわ。本気というか、よほどに憎いか。日本人にはない行動でしょう?
 金目。石原大臣(この人全く存在感がなくなって、ああ、まだ大臣やってたの?の感。久しぶりに姿見ると、これまたすっかり馴れきってダレ切った観。ダメよ、こんなのに仕事できる筈がないですよ)の失言です。除染した土を、文字通り山と盛り上がった除染土をどうするか、どこにまとめて埋めるかの交渉時に、最後は金目でしょうと言い放つ。その通りだけど、そのままマイクに録られてどうするんだこのタコ!脇が甘いとかのレベル以下でしょう、こんなのが後を絶たぬことですが。金目、かねめ。あれこれ言い訳してますが、最後は金で解決することだろう?原発誘致の時のように、そういう意味ですからね。盗賊の頭目の決めセリフ、金目のものをかっさらってこい!こういう時に金目と使うのは業界慣習ですかね。私たちの使い方と違う気がしますが、いかがですか。
 昨日TV見ていると偶々エスコートキッズってのを聞きました。何?ご存知でしたか。サッカーの試合の前に選手が子供と手を繋いで出てきますね、あの子供達のことだそうです。で、ワールドカップに行く子たちが選ばれて、そのシーンが流れてました。本人はもちろん喜んでるんですが、本人だけが行くんじゃないですね、親がついて行く。おいおい、いいのそれで?。会社は?仕事は?子供の学校は?こんなことは一生に二度ないから。そういう理由であることはわかってますが、いいのそれで?と思ってしまいます。これはどこかの県立高校の入学式、担任を持ってる教師が他校の自分の子供の入学式に出たというあの「事件」へのあれこれの考え方に繋がることですが、公と私ということ以外に、優先順の変化、私は劣化と思ってますが、あちこちで緩んでるんでしょうねぇ。子供以上にオヤジが大喜びでしたから何をかいわんや、映像では。いいんですけど、それぞれでいいのでしょうけれど、トンガリオヤジには、どうかなぁ、でした。
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昔話

2014-06-17 08:22:38 | Weblog
昔はよく観てたのですが最近トンと見なくなったNBA、スパーズが7年ぶりに制覇したとの記事です。見ればダンカン、パーカー、ジノビリと昔の強かった時代のメンバーがそのまま残ってるんです。これすごいなぁと。昔見ていた頃はロビンソンとダンカンがツインタワー(大きいのが二人ゴール前にそそり立つ、の意味です)と呼ばれて強かったんでしたが、ああ、あれから7年なんですねぇ。ブルズの黄金時代、ジョーダン、ピッペン、今や北朝鮮御用達のロドマンらがブイブイ言うてた、の後のことですが。長持ちしますねぇ。この世界も格闘技で、2m超える大男たちのパワープレイに耐えて何年も第一線を張れるのは凄い体力才能じゃなと改めて驚いたことです。今をときめくヒートのスーパースターを抑えての勝利の味は格別でしょうな。
 STAP細胞、いよいよ追い詰められましたか。あれは大嘘だったと決定されるまで秒読みの観です。見るからに実直そうな若山教授が、この人は疑義が出された時に真っ先に論文取り下げろと言った人でしたが、論文に示されたデータの悉くが疑わしいと言ってます。ないものをないと証明することできぬが、と一応留保しておいてその実はバッサリでしょう。となると、よくぞこれだけのオッサン達を騙したことじゃのうという、この女史の寝技に興味が向きますね週刊誌ならずとも。保存してあったES細胞を持ちだして、それを新発見の細胞に仕立て上げたということらしいですよ。世界で一人だけしか作ることのできない、世界で一人しか見たことのないSTAP細胞、という冠がついてます。STAP細胞はありまぁす。だから彼女に全ての器具や道具を揃えた上でやらせてみたらいいんですよ。どうしてやらせないかなぁ。ま、それを恐れているのは本人なんでしょうけれど。
 
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威圧

2014-06-16 08:19:09 | Weblog
本田のシュートは世界の一流どころに遜色ないものでしたね、ああいうのは他の日本人には打てないでしょう。認めます。その後、内田でしたか、言うところの決定的チャンスを逃してのちはズルズル。日本の負けパターン、何年経っても同じことです。決定力、シュート力もさることながら、監督もぼやいてましたがサイドの弱さ、簡単に割られてゴール前を明けるディフェンスの弱さ、この人だけじゃないんでしょうが図体が大きいので目立ちます吉田。いつもこいつが抜かれてる印象です。個人的に責めてもダメなんでしょうし、空気が許さないのでしょうが、本田の顔は明らかにそう言ってましたね。ドロクバってのはどうです。あの存在感、オーラ。あの人が交代の為にピッチ横に立っただけで、それこそ空気が変わりましたね、TV画面からも伝わりましたよ。出た、出た、出た~~!!です。で、何とデカイ奴。本田が長友が縦にドリブルで抜けていくドロクバにつきますが、身長が違うし体格がひと回りもふた回りも違う、撥き飛ばされてましたよ、邪魔するんじゃない!の態です。接触プレーはひとえに体格差です。もちろんスピードで凌げる場合もありますが、余程にぬるい大男じゃなければぶつかられて吹っ飛ばされて終わりです。あれじゃぁ勝てんなっぁと思いましたわ。相手チームが生き返ったというより日本がビビってましたね。こういう選手は本当にすごいなと思いますね。すっかり引いてしまって、一点差で逃げるなんて態勢になって思い通りになったことが一度もないはずなのに、気持ちが負けてる。画面からも十分に窺えましたね。香川、出てたんですか。長友は?岡崎いましたか?つまりそういう試合だったわけでした。本田の試合後のあの顔が全てを物語ってましたね。私は予選リーグ敗退にベットしてますから。
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評価

2014-06-15 08:56:33 | Weblog
広島、絵に書いた如き大失速。いつの間にやら貯金ひとつに減って、それでも二位です、巨人が予想通り物量勝ちの様相です、これでいつもの通り。6月までもったんだからと、広島ファンは阪神ファンのようなこと言ってますが、残念ですねぇ。せっかくの貯金をあっという間に使い果たす。チーム力、底力等々評論家はあれこれ言うんでしょうが、素人目にも投壊ですね。マエケンも野村も、一時調子よかった九里、外人全員潰れてしまいました。連鎖反応と言うのか、これが元々の力だったのか。後者でしょうねぇ、そう評価するのが常套でしょう。去年と同じ三位狙いです。阪神もダラダラと負けて。広島との共通点は抑えがいないことですね。そう思うとかつてのJFKってのは相当だったんだなと感心します、当時は当然みたいに思ってましたが。その藤川、海を渡ったのはいいですがどこ行ったんでしょうね。井川と同じことになって。オリックスの強さは軸の投手がきちんと軸になってて、外人の補強も利いて、の結果でしょう。この投手(さっきから例によって名前が出ません、顔は浮かんでるんですが)、来季は大リーグか巨人か阪神か。こっちはこのまま走りきるんじゃないんでしょうかね、穴が見つかりませんから。番狂わせ。こっちはそうですね。
 ワールドカップです。イングランド対イタリアです。こういう対戦が素人目にも華やかです。イギリスでなくてイングランド。これもサッカー独特のクレジットです。イタリアンブルー。これも何年か前にワールドカップで知った色名です、ブルーには何種類も別があって。日本でもそうです、紺、紫、鼠色には何十種類もありますよね。昨日も書きましたが、一流選手のスピードは本当に感心しますね、4年に一度、何度も何度も見ますから(普段から外国リーグのゲーム見ている人は別でしょうけれど)印象が本当に強い。つまりは日本人と比べてのこと、Jリーグのゲームとの違い。こんなに違う!!縦パスでサイドを破り、クロスを上げる、ズドンと決める。文章にすればこうなのですが、長友が左サイドを抜いて行く、あの絵はよく見ることですが、世界の上手は縦パス一発で通す、一対一で抜く、ゴール前にクロスを合わせる、ここまでがあっという間です。イングランドのルーニー、素人でも知っている名でしょう、ネイマール、ロッベンと並ぶスーパースターです、この人がきっちり見せてくれました。一流見ないと二流が見えないです。その好機です。残念ながら日本は世界ランク通りですわ、そう思いますよ、何度もしつこいですが素人目にも。
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凄技

2014-06-14 16:06:23 | Weblog
最近はもう大リーグはそれほどにプレーに驚くことがなくなりました、イチローがダルビッシュが外人何するものぞの活躍見せてくれるからです。田中マー君もそうです。が、NBA(バスケット)とサッカーは違いますね、同じ人間かいな?の驚きです。バスケットは2m10cm超える大男がガンガン走り回る世界です、まさに同じ人間とは思えないのですが、サッカー、こっちはスピードです。ガタイもデカイのですが、どうしてこんなに速い?との驚きです。スペイン対オランダ見ました、ダイジェスト版です、5-1のスコアですから得点シーンだけでもたっぷりです。強豪同士のゲームがいきなり一回戦から見られて。オランダの強いこと。殆ど素人の私でもオランダのこの人は知ってますロッベン、一対一の強いこと。ほれぼれしますね。そして強いシュート。ドカン!バツン!スペインのキーパーは有名な人なのですか、知りませんからどうにもですが、キーパーが抜かれて得点されるシーンが二度三度ありました。四点目五点目はもう切れてる感じで。でも、速いです、パスも足の速さも、そしてなによりシュートまでの時間です。Jリーグのレベルではまさかのタイミングでズドンと打ってきます。こういうのを見ていると、如何に日本のサッカーがパス回しを上等と思いこんでるかがはっきりします。シュートしてゴールする、それが目的なのに、ワンツーとかクロスとかの精度や技の切れに価値を見出して、狭い所でこちょこちょ回ればOKなんですね。そうじゃないんだとはっきり教えてくれます世界の一流達は。ロッベンの5点目はまさにお手本のようなパワープレイ。長い縦パスを俊足で追いかけて、一対一でキーパーをかわしてズドン。一直線の綺麗なシュートです。すごいわなぁ。あんなシュートはJリーグでは見られません。わざわざパス回すか、逡巡してる間に囲まれてふにゃふにゃシュート打つのが関の山でしょう。あそこですね、世界との差は。大きいです、まだまだ天地の懸隔です。それをテキストの如く示してくれるのが世界の一流でありワールドカップの贅沢さなのでしょう。素人目にも明らかな差。ここでやってる連中こそ肌感覚で知ってることなのでしょうけれどね。それでも連中は(本田も長友も)ビッグマウスで虚勢を張ってる。せつないことです。予選リーグ、抜けられない方にベット。
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方向

2014-06-13 08:18:19 | Weblog
ワールドカップ始まりました。例によって例の如く、日本中が神風信仰に彩られてますが、そんな呑気なことじゃなく当地の世情不安定さが禍をもたらさねばいいですがね。ブラジルの信頼問題になります。とんでもないビッグマウスを期待して、また本田もそれに呼応して好きなこと言ってますが、実のところ予選リーグが難しいと思いますね。決勝トーナメントに進めない予想の方が実は強いんじゃないんでしょうか。いかがですか。
 東京女子医大の麻酔薬禍事件、内部抗争の様相です。使ってはならぬ薬を子供に使って、死亡例が多く出た、それを隠そうとしているとの内部告発でした。23/60は大きい数字です(60例に使って23例が死亡した)。理事長の会見と学長の会見が別々にあって、学長が謝罪のあとに理事長はじめとした経営陣の退陣を勧告するという異例です。ここだけ見てると(TVは明らかにこっちにバイアスかけてますが)死亡した子供たちのことはそっちのけの観なのですが、こっちが事実であれば(薬剤と死亡との因果関係なり、事実隠蔽なり、薬剤の違法使用なり)大スキャンダルです、大医療過誤事件です。使用禁忌(使っちゃいけない)の薬剤を使っての事故は逃げ場がありません。隠すばかりだった?でも60例も使ってるというのは多分に「実験」です。薬剤や医療技術の生体実験は治験と名を変えて許されてます。が、大変の手続きが要ります。特に日本では厳しく煩瑣です、新薬が日本ではできにくいという背景でもあるのですが、その手続き飛ばして、ノバルティスじゃないですが結果を急いでの仕儀であったなら大問題です。ま、そうであれば薬屋を調べればすぐでしょうね、事実この事件も内部告発が端緒ですからバレ始めたら早いでしょう。23/60は異常な数字です。1/3も亡くなってしまう薬剤が許される筈もないことすから。さてどの方向へ?
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討論

2014-06-12 08:16:47 | Weblog
九条の会というのがあるそうで、大江健三郎が壇上で原稿読んでる映像が流れ新聞に掲載されてました。左さん達の反対運動はあの手この手ですが、九条にノーベル平和賞をなんて話を聞くと、実に胡散臭いというか、ちょっと見、真っ当に思わせて、その実ドロドロの策略の構図で、空っぽの空想平和論、丸腰平和論を振り回すだけだと知ると、大衆扇動の怖さを思うことです。空っぽのイデオロギィーという点では、昨日の国会での党首討論もそうでしたねぇ。リアルタイムで中継見たのではありません、夜のニュースでNHKと朝日放送の恣意の切り取り画面を見ただけですが、海江田さんの絶叫口調というか学生の弁論大会風というのか、あの声荒げるだけの話を長尺で流してました。朝刊には石原さんの写真も載っていて、ああ、こっちを聞きたかったなと思ったことですが全く放映されません、これぞ恣意の選択。党首選の前倒し要求があるとか、前原さん(もうすっかり影が薄いですねぇ)が公然と海江田批判して、ドタバタはお家芸とは言えそれでも野党第一党たる矜持や如何にの場面でしたが、集団的自衛権を攻めるどうにもモタモタして、安倍さんに余裕で返されてました。ホルムズ海峡での紛争への派兵等が想定されているのだろうが、油を確保するために若い自衛官の血を流すというのか?と血相変えて、しかし視線は安倍さん睨まずに下向いて叫んでましたが、これも全然響きません(伝わりません)。朝刊も各紙批判的で、血を流す云々のくだりを採り上げてました、言うところのマスコミ好みの食いつき易い、おいしい発言だったのでしたが、そういうところに身を賭して赴いてくれる自衛官達をしっかり支えて守ってやるのが我々政治家の務めなのだ!と安倍さんに待ってましたとばかりに綺麗に返されてました。ボロ負け。こんな坊ちゃんリベラルさんに、この役は務まりませんや。そう思いましたね。石原さんの分、どこか放映してくれ~。
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審議

2014-06-11 08:12:18 | Weblog
集団的自衛権、いよいよ佳境ですか。NHKも古館も声が大きくなって長尺であの映像この映像です。公明党が「足手まとい」を見事に演じています。与党内審議という名の副総裁副党首の話し合いで全てですね、ご意見いただきまして閣議決定いたしますと。国交相はどうしましょうかね、反対しましょうか。まさか首切ってまで首相は強行するのでしょうか。解散総選挙の時のような形式的な罷免ですまないことでしょうからね今回は。閣議決定というのは全会一致でしたか、多数決でしたか、それを知らぬのですが、いずれにせよその前に審議を尽くすという手続きがいるわけです。熟議を要求するなんて見出しがあちこちに見えます、NHKやTV朝日の論調も中心はこれです、もっと時間をかけろ。いやいや延ばしたって反対が増えるばかりですし、さらにダラダラ引き延ばされるだけです、それはお見通しです。だからここまで来たら結果を出せ!です、安倍さんの気持ちはよーく分かります。ワンワンの反対を聞きながら大事を決定する。こういう立場に憧れますねぇ。アドレナリン噴出でしょうねえ。羨ましいことです。戦争するわけじゃないでしょう、中韓の無体に備える必要でしょう。まるでこちらから仕掛けるような反対論です。んなわけ、ないじゃないですか。アメリカ艦船に邦人が乗っていてそれを攻撃されたら、とかそんな個別のこまごましたケースを出す(そう例示させてその一つ一つに噛みついて時間を稼ぐは向こうさんの作戦ですからね)んじゃなくて、よく言われるように positive lists を山ほど挙げるより negative lists を三つ四つ挙げれば済むことなんでしょうに。日本は戦争しかけたりはしない、邦人の財産と安全を守るために他国の無体に対して闘う、同盟国といえども義や理のないことには雷同しない。こちらからは先に撃たないとか専守防衛とかやってしまうと重箱隅好きの理屈言いに機を与えますから。個別であれ集団的であれ警察権であれ、殺人や侵略を許すものではないことです、自国の財産と安全の確保です。ここです、これで十分でしょうに。
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