柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

心錦

2014-06-19 08:17:18 | Weblog
朝晩にダイジェストを見るばかりなのですが、サッカーワールドカップ、世界の一流どころのプレイは目を見張ります。前回優勝のスペインを叩きのめしたオランダ、二点を追いかける意外な展開でしたが、それをひっくり返す底力です。ロッベンがガツンと行き、ごちゃごちゃしたパス回しなどない、ここぞのタイミングで遠くから叩き込むシュートの迫力。解説者(これが沢山いますねぇ、野球に並んできましたか)も言ってましたが、今大会は点が入る試合が多い、つまりどのチームもガンガン点を獲りにきていると。ストライカー達が華やかというわけです。いいですね、これがサッカーの醍醐味でしょう、素人目にもわかり易いことで。一方のスペイン、まさかの二敗目。キーパーの不調なんでしょうかね、メキシコのキーパーと好対照です。野球は疑いなく投手依存のゲームですが、サッカーはどうですかね。サッカー好きの諸氏、どうお答えになりますか。あ、先にベットします、ギリシャに2-1で負け。御批判は後ほどに。そのサッカー、なんとも日本らしいことと溜息モノでしたが、スタンドのゴミ拾いしてたんだそうですわざわざブラジルにまで駆けつけた応援団が。日本はゲームでは負けたけれど・・・というお情け報道です。こりゃ一面トップにはならずとも三面は十分に埋められそうな出来事です、海外メディアが絶賛!とまた日本のメディアのおめでたい所で。どこかの新聞のコラムが調子に乗って書いてます、おもてなしの次は「おかたづけ」だと。アホか?負けた腹いせにあっちこっち壊したり汚したりするのはいけないし、その対極行動であるとの賞讃はあることでしょうけれど、どんなもんだい!じゃないですよね。もちろんそんな気持ちで(褒められようと思って)やったことじゃないと彼らは言うでしょう、いつもやっていることだと。そうでいいんですよね。負けたけれど心清くですか。襤褸は着てても心は錦。ううむ、だから勝ってそれをやれば、なんですよねぇ。勝負に行ってるんだあら。そこのところ何とも歯がゆいというか、負けたけど偉かったね、でごまかしちゃいけませんやマスコミ。トンガリの天邪鬼はそう思いました。
 
 
コメント
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