ノルマンディー上陸作戦70周年式典がフランスで行われて、当時の連合国だけでなくドイツも呼ばれてのことだそうです。ヒトラーの侵攻にフランスが占領されて、次はイギリスだ、気息奄奄であった所へやっとアメリカが駆けつけて戦況逆転した、歴史的作戦です。教科書的にはこうです。映画にもなり、記録映画も多く見ました、史上最大の作戦です。その記念式典に当時の連合国(ロシアも呼ばれて)だけでなくドイツも呼ぶ鷹揚さ(戦略ですが、これを racism と捉えることもできるのです。連中(白人)にとって蔑むは黄色と黒です、日本ですからね、あの戦争で叩き潰さねばならぬのはドイツではなく日本だったのです)。一方でこなた、ナチスドイツと日本軍国主義に対する戦勝70周年記念式典です、中露です。中国は頻りにいいますね、ファシズムを打ち破った後の世界秩序を乱すな、それを乱そうとしているのが安倍さんだというこじつけです、「戦後レジームからの脱却」とは軍国全体主義への逆行だと決めつけるわけです。わかり易いですね。戦後レジームと掲げられて、中国だけでなく諸国は、先の戦争で打ち破ったこと、悪者は日本だった(ドイツはナチスの所為にして逃げました、白人国だからもうお構いなしです、ナチスとかヒトラーとかを口に出しさえしなければOKです)、全体主義だ軍国主義だ、こういう認識こそが戦後レジームだと言わけです。軍隊持たぬ(持たさぬ)ことがその保障だったわけです。そこから脱却するとは逆行することかとなるわけです、わからぬことでもないです。であればしっかり説明していけばいいことです、安倍さんの言うところの戦後レジームとはそういうことではないぞと。ま、そこが交渉事です、向こうさんの突け入り所です。どう突っぱねていくか。racism と闘わねばならぬのですよ。
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