柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

審議

2014-06-11 08:12:18 | Weblog
集団的自衛権、いよいよ佳境ですか。NHKも古館も声が大きくなって長尺であの映像この映像です。公明党が「足手まとい」を見事に演じています。与党内審議という名の副総裁副党首の話し合いで全てですね、ご意見いただきまして閣議決定いたしますと。国交相はどうしましょうかね、反対しましょうか。まさか首切ってまで首相は強行するのでしょうか。解散総選挙の時のような形式的な罷免ですまないことでしょうからね今回は。閣議決定というのは全会一致でしたか、多数決でしたか、それを知らぬのですが、いずれにせよその前に審議を尽くすという手続きがいるわけです。熟議を要求するなんて見出しがあちこちに見えます、NHKやTV朝日の論調も中心はこれです、もっと時間をかけろ。いやいや延ばしたって反対が増えるばかりですし、さらにダラダラ引き延ばされるだけです、それはお見通しです。だからここまで来たら結果を出せ!です、安倍さんの気持ちはよーく分かります。ワンワンの反対を聞きながら大事を決定する。こういう立場に憧れますねぇ。アドレナリン噴出でしょうねえ。羨ましいことです。戦争するわけじゃないでしょう、中韓の無体に備える必要でしょう。まるでこちらから仕掛けるような反対論です。んなわけ、ないじゃないですか。アメリカ艦船に邦人が乗っていてそれを攻撃されたら、とかそんな個別のこまごましたケースを出す(そう例示させてその一つ一つに噛みついて時間を稼ぐは向こうさんの作戦ですからね)んじゃなくて、よく言われるように positive lists を山ほど挙げるより negative lists を三つ四つ挙げれば済むことなんでしょうに。日本は戦争しかけたりはしない、邦人の財産と安全を守るために他国の無体に対して闘う、同盟国といえども義や理のないことには雷同しない。こちらからは先に撃たないとか専守防衛とかやってしまうと重箱隅好きの理屈言いに機を与えますから。個別であれ集団的であれ警察権であれ、殺人や侵略を許すものではないことです、自国の財産と安全の確保です。ここです、これで十分でしょうに。
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