柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

順番

2017-01-23 08:26:01 | Weblog
稀勢の里、涙の初優勝。おそらく横綱昇進ですね。若の花以来19年ぶりの日本人横綱と騒ぎ立てます。日本人力士の優勝を日本出身力士とあわてて言い換えた(琴奨菊の時でしたね、旭天鵬や琴欧州が帰化していて日本人だったのでした。つまらん言い直しでしたがね、この二人の心中忖度して。時にこの人カド番で負け越しましたよ、こっちはトホホですが)正確を期するという名のポリコレ棒でしたが、今回は日本人でよろしい。努力が天才に勝ったとか、よく頑張った調の賛辞ばかりが並んでますが、要はここ一番に弱かっただけですから。白鵬しか敵がいないとの幸運も味方してくれました。中卒の叩きあげ、親方を絶対に過ごしてきた昔気質等々プロフィールが披露されますが、どれもこれも日本人好みの浪花節です。いいんですけれどね。成功するまでは知らん顔して、どころか蔑んでさえいた者を、手の平返したように褒め称える態がどうにも。あと一歩の所でこける、こういうところが人気の要因だったとの評価。腐らずによく頑張ったとの人生訓的手本。ううむ。天邪鬼はそっちに気が回ってしまいます。あんなにTV的な涙はちょっとなぁ。そう言いながらもらい泣きしてたんでしたが。
 卓球、特に女子は若い衆がすごいですねぇ。愛ちゃんを石川が追い抜いて、彼女がもう23歳、16、7歳にやられるのです。また名前が同じようなので面白いです。美誠の美優の美宇のと。高校生ですからね。時代が変わる時ってのはこういうことなんでしょうが、楽しみですねぇ。若い才能が台頭するのは勢いを感じますね。追いやられる方は辛いことでしょうが、彼ら彼女達もそうやってノしてきたんですから、順番ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする