柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

振回

2015-05-19 08:08:49 | Weblog
橋下さんの引退宣言を受けてまたまた評論家達の儲け時期がもたらされました。まぁあれこれうるさいこと。中でも総務相に民間登用の線があるなんて予想が出色でしたか。都合の悪い時にはあれだけ総出で叩いていたのに、ああいう人が変わったような潔い敗軍の将演じられると、ざまぁ見やがれと冷水ぶっかけたろうと持ち上げたバケツをどうしようかの態です。51対49じゃなく、50.5対49.5という劇的な僅差。勝ったら勝ったであのビッグマウスが炸裂してただろうと思うと聞きたかったと思う気持ちと胸なでおろす気持ちが半々です。大阪の人達もそうでしょうねきっと。本人は市の幹部を前にして「拡げた風呂敷を畳む作業をする」としおらしいです。引退と聞いてあの発信力は惜しいとの声ばかりです。褒めるとすればここなんでしょうね。良きに悪しきに突破力を惜しむ。新聞の見出しです。天声人語も彼の民主主義を進めることができたという敗戦の弁を捉えて、お利口ぶった上っ滑りを書いてます。民主主義とは、と大上段です。やれやれ。良きに悪しきにトリックスター。これがザックリ正しいんじゃないですか。
 浅田真央、現役復帰会見です。ううむ。24歳とテロップが出ます.24歳かぁ。現在、日本にはポスト真央がいません。全然ダメです。一方ロシアには何人もいます、ティーンエイジャーの優れモノが。キムヨナや浅田がそうだったように、この業界は飛んだり跳ねたりの世界です、体操がそうであるように大人の魅力で勝つには厳しいところです。まぁ日本のスポーツ界は客観的な成績以外に、吹くか神風!煽りの末の惨敗を楽しむ自虐趣味も併せ持ちますので、彼女はきっと今後も金のなる木で居続けられます。いや、彼女には失礼な物言いですが。
 中国人の爆買いが東京で有名になってますが、中国の企業が社員旅行で17億円かけて家族含めた6,500人をフランスに連れて行って大騒ぎしてたという報道です。爆旅行、だそうです。コメンテイターはフランスの値打ちが下がる、下品だと散々に非難してましたが、おいおい、かつての日本人もバブル期に円高をいいことにおのぼりさんの団体旅行そのままにパリのローマのロンドンので大顰蹙買ってたことお忘れですか。下品、ねぇ。確かにその通りだけれど、日本人もそうだったんだし、向こうの人からみれば区別なんかつかない yellow monkey でしょうし。天唾ですよ。
コメント
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