ロシアで戦勝70年式典が開始されたとの報道です。10年前の映像が流れます、プーチンがあの時からいます、息子ブッシュ、小泉の顔です。もちろん第二次世界大戦の戦勝記念です、ドイツナチズムに対する戦勝記念(対独)です。今次はそれに加えてファシズム、日本軍国主義に対するものが付け加えられていることです。10年前からファシズムはさて措いても日本軍国主義と名指しされていたらさすがに小泉さんも行かなかったでしょう。と言うことはこれは中国に媚びたと言うべきなのでしょうね。ウクライナ問題で西側と対立している現況、核兵器使用の用意していたという発言の流れ、パクスアメリカーナに対抗する意味では中国と手を携えるは当然な成り行きです。でファシズムの日本軍国主義のと出てくるわけです。わかり易いことです。こんな式典にのこのこ安倍さん出ていけません。ファシズムを非難するのが未だ一党独裁で言論の自由のないバリバリの全体主義国家である中国というところ、噴飯です。軍国主義を露だけではありません、米英仏独どの国が裁けると言うのでしょうか。帝国主義を振り回し、競うように武力でアジアを植民地化し搾取の限りを尽くした国々です。つまりこれこそが戦後レジームなのです。彼らが正義で、負けた方が有無を言わせずに悪者。同じことやっていても向こうは正しい、こっちは極悪非道。慰安婦問題が典型です。これを正そうとすると歴史修正主義者!との新たな罵りが用意されているのです。戦勝国の歴史解釈を修正するは許さぬ。向こうにすればそうでしょう、それで70年が過ぎたのです、その下で、アメリカに連いて日本はここまで来たのです。向こうにすれば今更何を言い出すんだ安倍さん、ではありましょう。戦後レジームの中心はアメリカです、戦後イギリスから世界覇権を握って軍事経済外交全ての中心に居続けているアメリカが、戦後レジームという正統性を手離す筈もないことです。ナチスや大嘘の南京虐殺をことを非難する一方で、原爆や東京はじめ日本の主要都市を大爆撃して大量無差別殺人(あれこそ虐殺ですから)したことには言及すら許さぬでしょう?安倍さんを掣肘しているのは一にアメリカなのです。そして中国が最近の国力増強に乗って発言力を増す、AIIBをはじめとしてアメリカが力なくしていることを見切って日米分断を謀る。ロシアと近づく。外交。脅し、鞘当て、国際覇権をめぐる権力闘争。面白がってちゃいけないことでしょうけれど、ここを深読みして推理して、わかる筈のない他人(為政者)の心を読み、できる筈のない予言をばら撒いて生業にしている政治評論家達は面白がり方が桁違いなんでしょうな。確かに面白いですから。
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