大阪都構想に対する住民投票が間近です。新聞には賛否の数字が出てますが、本来こういう事項を住民投票にかけるのはどうなんでしょうね。イギリスでスコットランドの独立に関して行なわれましたね、こちらは住民の意見を聞くことが大切なことだろう思います、住民投票に馴染む事項でしょう。近々にはEUからの離脱に対しても為されるそうですが、極めて政治的外交的経済的な事項であるにもかかわらず、増加の一途をたどっている移民に対する忌避感を掬う意味もあるのでしょう。これは国家国民文化に関わることです、この点では住民意思を問うに馴染むでしょうね。一方こちら。大阪都にするしない、なんてことを知識のない素人に聞いても答えられません。もちろんそこを狙っての橋下手法なのです、実際に住民に十分理解してもらって判断を問うなんて端から考えてません、そんなことは無理ですから。比較が乱暴かもしれませんが、例えば憲法9条改正しますか嫌ですかであれば、戦争なんていやだと言う好き嫌いの判断もできることですが、こちらはそういう決定もできませんし。馴染まないですね、住民投票になじまない事項です。知識があればこそできる判断であろうからです、つまり専門家が為すべき事項、それこそ政治家の仕事、議会の選良達の仕事です。議会で結果を得られないから素人に(多数に)問う。民意を至上に置く橋下劇場そのままです、きわめて専門知識要する決定事項まで人気投票にすり替える。ワーッとやってしまう。大阪ですからねぇ。月刊誌や週刊誌では反対論文が多く載ります。二重行政の解消という謳い文句です、確かに長年重なった無駄や硬直化した非効率は多いのですが、橋下さんが言うようないいことばかりでもないようではあります。つまり皆この程度の知識で投票するんですから、危ない話ですよ。もっともこれが橋下さんの狙いですが。いてまえ!
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