小沢さんの起訴を決めた検察審査会、なんと平均年齢31歳だそうです(天声人語)。これ、びっくりしました。この年齢構成だけでひと話できそうですね。百戦錬磨の手練れの政治家と鬼の特捜をひっくり返したのが若い連中だったって。新聞は国民感情という表現です。嫌疑不十分の不起訴はシロではない、と書きます。推定無罪とよく言いますが、それは権力も何もない一国民を冤罪から守る時に使う言葉であって、権力の側にいる者にはその閾値は数倍高くて当然です。そういう立場にいるのですから。こういう時だけ平等の公平のと言い立てるは間違いです。法律や行政処置の網のかぶり方が一般国民と明らかに違うのです、自分が不利になった時だけに私とて国民の一人だなんて居直るはそれこそ不公平です。小沢さんがいつも言ってたことです、検察が、捜査のプロがあれだけ調べて起訴できないというのだから私はシロだ。シロの基準の違い、専門家(つまり手続き論に他なりません)と素人(法律解釈だけでない、世間様の目です)の違いと放置できぬことではありましょう。後者を優先しすぎることはできません、毎度毎度大岡裁きされていたのではそれこそ基準がなくなります。社会規範が曖昧になります、法治国家でなくなる危険が生じます。が、法律解釈至上主義、つまりは手続き主義、それはお座なりに流れ権力になびいて行ったのです、当然の帰結なのでしょう。素人裁判官の是非は今後の評価になるのでしょうが、ああいう場に素人の考え方、世間様の常識、お天道様に恥ずかしくないか?という判断基準を持ち込むは私は賛成です。私達はそこを基準に生きているんですから実際に。法律違反以上に常識違反に憤りや嫌悪を感じるのはそういう共通した心根でしょう。やったれ!検察審査会。そして検察の代わりになる弁護士達、しっかりやってもらいたい!そう思うことですが、この人達も法律解釈人ですからねぇ・・
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