柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

黒幕

2010-10-10 10:14:03 | Weblog
フジタの社員、やっと解放されました。こっそり釈放です。しかしTVは報道しませんねぇ、どうして?まだ日本に帰ってきてないから?ここでワンワンやってしまうと、向こうさんがへそ曲げて再拘束するかもしれないという読みでしょうか、確かにそれはありそうな話です。新聞で初めて知りました。新聞に載るくらいですからソースは早くに伝わってきているわけです、つまりTVが報道しないわけです。ノーベル平和賞の件にもTVは多く触れません。おかしいなぁ。そう思われませんか。社員解放についてはどういう交渉があったのでしょうね。ASEMで温家宝首相と何を話したのか、日本人を返せと言ったのか?と参院の代表質問でおらが国さの岸信夫が突っ込んだのに、言えないと逃げた菅さんです。あるいはとんでもないバーターしてきたんじゃないだろうなとの危惧はありますね。尖閣近くで操業してもいいからとかなんとか。誰がどういう交渉してきたのかという興味より、菅さんがどんな条件呑んできたのかが不安です。あの25分だか45分だかの話し合いで日本人を返せと言ったとしたら、の前提話ですが。ううむ。どうしてこんなに隠すのか。交渉事だからと逃げるには露わになりすぎてますこの事件。漁船拿捕した仕返しです、誰の目にも明らかです。国内法に則って粛々とという前原さんの言葉を逆手にとっての意趣返し。一人だけ残したのは、船長だけ返さなかったからです。わかりやすいと言えば分り易いのですが何とも幼稚なことで。それにしても怖いことであり面倒なことです、菅さん何とバーターしてきたのか。そしてマスコミも同じように中国に対して及び腰です。中国に対する切っ先はいつも鈍です。中国の無体さを叩くのは産経新聞だけです。ノーベル賞についてもそうです。人権問題にはいつもは過敏すぎるほどに過剰に報道するのに、北朝鮮の圧政ぶりには大袈裟に驚いて見せるのに、しれっと知らん顔です。中国がそんなに怖いんでしょうかね。怖いんでしょうね。ノーベル賞の選考委員会にまで圧力かける国です、日本のマスコミにかかってないはずもないことでしょう。何だかつまんない話になってきます。国際社会が中国に勧告した、なんてわかったような評論するなら、もっともっと日本国内での世論を沸騰させればいいですね。こういう論にはすぐにこういう反論が飛んできます、危険なナショナリズムの台頭を許すって。そう叫ぶ人達の頭の中はナショナリズム:愛国心=皇国主義=軍国主義=戦争という短絡しかないんです。そうじゃないですよと早く気付いてもらいたいですが、彼らの拠り所はこの短絡思考にしかないので変える筈もないです。で、いつもこっちが勝つ。事なかれ主義の空想平和主義がはびこってる業界ですから。そこに中国が一言何事か恫喝囁けばぴたりと黙る。怒らせるなと。国益は協調にこそある、なんていつもの空吠え。ったく情けない話。マスコミもつるんでますから。そういうことですね。誰が日本を動かしているのか。誰がどこへ連れて行こうとしているのか。空恐ろしいことです。
コメント
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