柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

枝葉

2008-12-19 08:08:27 | Weblog
参院厚生労働委員会の民主党による強行採決の場面見ていて、結局こうしかないのかとがっかりします。服着替えても頭の中は一緒です。反対反対で寄ろうとしない、より良いものをという意識がない会議なんかは小学校の学級会に劣ります。しかも共産党や国民新党が反対している。野党足並み揃わずと見出し打たれて。強行採決やりたいんでしょうね、数に優るものの特権みたいな事ですから。どこもやること一緒。みそくそ。雇用法案だったそうですが、この切迫した時期に何~にやってるんですかねぇ。TVは来る日も来る日も特集組んでます、解雇首切り倒産・・。協議して協議しても何も決められないような議会ならやめっちまえ。麻生さん早く何か手を打って、ああこれで急場を凌げるなんて思いにさせてやってくれ、二言目にはきっちり差別して哀れんでいる中小零細企業の社長達を。そして従業員達を安心させてやってくれ。本当にそう思います、こんな不安ばかり煽られる年末は気が塞いでいけません。首相の強権発動の秋です!
 教育再生懇談会とやらが政府に提言したそうです、小中学生の携帯所持を禁止しろと。またまた枝葉末葉の繕い策、瀰縫策です。子供でも簡単に使える、手軽に持てるからこそこれだけ広まって、これだけ便利さが認められているものをどうやって禁止するんです?かの昔のアメリカの禁酒法が悪法中の悪法なんていわれるのは何故です?たかが嗜好品に枠を架ける愚であったからです。麻薬と呼ばれるものも嗜好品には違いないですが、煙草やアルコールとは誰でも区別して考えてます、前者に規制をかけても誰も非を唱えません。日常生活に溶け込んだ、まさしく日用品に規制をかければ、需要のある限りそれに抗う手段をきっと講じて来ます、いわゆるいたちごっこです。もちろん悪用もされているのですが、親が連絡する手立て、あるいは居所を知る手立てとしての有用性も同じだけ強調されます。橋下知事がああやってぶち上げるのはいいんです。あの人はその前に日教組と闘ってます。携帯云々は彼にとっては「教育再生」の単なる一項目です。でもこの集団は違うんでしょうにね。いやしくも有識者様と崇められている人達でしょうにね。それが携帯禁止ですわ。教育再生?もっともっと芯に大切なことがあるでしょう、すぐやらねばならぬことがあるでしょう。橋下さんが教えてくれていると思うんですがねぇ。
コメント (1)
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