柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

示威

2008-12-17 08:41:55 | Weblog
自民党選挙対策委員長さんが選挙で公明党と協力をしないかの如き発言してます。この時期に。何故?よくもこれだけ不協和音を出すこと。これだけあれこれ鳴ると主旋律が聞こえなくなります。もちろんメインヴォーカルは麻生さんなんですがね。小選挙区は自民、比例は公明なんてやってみすみす180議席を渡していいのか?というアジです。ということは小選挙区では公明党の協力なんてなくても勝てるという読みでしょうね。いや、小選挙区の敵は民主党です、公明党じゃありません。共産党が全選挙区擁立方針をやめて、この固定票をどう奪うかがポイントになってる所が多いのに(我が山口二区もそうです)、おそらく共産党票より多いでありましょう創価学会票の行方はとても大事でしょうにね。公明党が候補立てるところなら勝負するのみですが、そうじゃないところは民主党とのサシです。ぐぐっとあちらに傾いている世評に抗うにはちと無理のある対応策じゃありませんかね。公明党の横着が鼻についてきたんではありましょう古賀さん、政策にあれこれ口出しされるのが腹立たしいのでしょう。そういう側面(これが第一因かもしれませんが)もありで、思い切ってのアドバルーンだったのでしょうか。小選挙区でこそ民主党に負けそうなんじゃないんでしょうか。公明党の小選挙区選予想は芳しくないようですから、公明党にとればこういう取引は有り難い筈です、そこもまた癪の種というわけでしょうか。それともどうしても比例の180がもったいないんでしょうか。比例こそ今の自民党でも食い込める、伸ばせるところだという読みでしょうか。後ろから鉄砲を撃つななんて言う強面幹部です。陣笠達首根っこ押さえられてます、何しろ選挙責任者です、公認やら資金繰りやらこの人の胸三寸でしょうから。古賀さんがこのポスト欲しがったのは、このポストを三役同等級に引き上げたのはこういう力が欲しかったからでしょう。確かに面白そうです。選挙に勝ってこその業界、まさに生殺与奪を握ってます。麻生さんのコメントが記事になってます、どういうつもりなんだか・・って。これで公明党怒り出したらまた大変ですか。公明党があっちに行っちゃったら、というか例えば民主党が衆院第一党になったらちゃんとそっちに付くんでしょうけれど、丸腰そのままです。でも、マキアベリじゃないですが、援軍頼めばたとえ勝ってもそちらの言いなりにならねばならぬのです、それを良しとしないとうのが古賀さんの本意でしょうか。単に麻生さんへの示威行動でしょうか。さてさて。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする