柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

2007-11-03 09:25:18 | Weblog
落合采配、完全試合を消してしまったあの継投に賛否両論です。その後、落合と当の山井の言う事実が微妙に違うので、記者が面白がってつついています。曰く、山井がいっぱいいっぱいと言ったのでと落合、投げれば投げられた(まだ80何球でしたから)と山井。まめが潰れていた、血の付いたユニフォームを見たら考えると落合、まめは4回に潰れていた(そのまま8回まで投げられたわけです)と山井。あれれ?こりゃあ好餌。美味しいところですわ。新聞は書きます、どんな状況であれ最後は岩瀬と決めていたと言えばそれでよかったのに、と。これまたずるい書き方で、それならそれで、プロ野球をつまらなくするな!なんて非難になったでしょうに。言いたい人には言わせておけばいい、ベンチを預かっているのは俺だ、と落合は扉を閉めます。ま、これが一番ですね、事実は変わりません。理由がどうであれ、文字通りの千載一遇の大チャンスを無にしたのは落合ですから。
 小沢さん、思わぬ逆風です。実は私間抜けなことに、この自民党との野合(世は大連合などと言ってますが)破談話、正式に蹴って真っ正面から国盗りにいく、政権を獲りにいくという民主党の意思表示でいいじゃないの、小沢さんとすれば民主党を与党化して昔のように後ろから操るって立場にいたいんだろうに、とくらいに思ってました、野合(大連立)話を持ち帰ったってのもそういう手続き踏んだだけのことだろう、何て言っても右から極左まで色々いる党だからというくらいの認識でした。自民党も本当に何でもありかい、そう言やぁゲジゲジ眉毛の社会党と組んだこともあったのぉ、そしてその前、野に下ったとき(政権から落ちたとき)の細川政権を後ろで糸引いていたのが小沢一郎で、なんて、民主党がうんぬんよりも自民党の節操のなさに呆れてました。でも新聞に、かの中曽根さんはこういう選択肢もあるはずだと肯定する。ああ、そんなもん?新聞でTVであれだけの騒ぎ、民主党内紛か?なんて言ってる。何?何故?女房に笑われました、あんたこそ何言ってんのよ。小沢さんがその話をその場で断らずに持ち帰ったと言うことは、その話に色気があったってことでしょう?って。ああ、なるほどね。そういう色気というか山っ気というか、党首の鎧の下に今までの破壊指向、黒幕指向の生臭さが匂ったんでしょう、そういうのに敏感な、根っから左翼体質の連中が猛反発したって図なんでしょうね。ああ、なるほどね。ここは要請を受けたって形にして与党に入り込んで順次食っていけばいい、その辺りに一番鼻が利いて顔が利くのがこの小沢さんでしょうし、向こうさんの選対委員長さん(古賀)と対張れるのもこの人くらいじゃないですか、ことによってはいま足元がぐらぐらしている小泉チルドレン連中をもこっちに引き込めるかも知れない、数で勝てるかも知れない。小沢組の連中にとれば、これも政権獲りに違いないわけです。一応形だけ首相には自民党のものを当てておいて、幹事長とか官房長官とかそういう要職を順次抑えていけば衆院選もこっちのもんですから。まさに政権獲り、国盗りですわ。でもそういう思惑が、左翼連中にはなんとも胡散臭い。今はいいけれど、この手に乗るとやがてまた壊されるんじゃないか。この人(小沢)の来し方考えればそのまんまです、いくつ野合してきたんです?同じ数だけ壊してきて。連中の、遠巻きに眉ひそめている姿は想像に余りあります。聞こえないように文句言ってる姿も目に浮かびます。今回は小沢さん、手続きに則っておとなしく矛収めました。鳩山の菅の他の左翼連中の顔を立てました。次はどうなりましょうね。結構面白いですねぇ。福田と小沢、どっちが狸でしょうね。どっちも食えぬは確かなことでしょうが。
 
コメント
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