岩国の住民投票、思わぬ大差でしたね、あなたの予想はいかがでしたか。投票率が58%で、21000対3000で移転反対、市長はこの19日に失職、この住民投票の結果も20日には失効する(合併しますから)という結果環境です。投票率が50%に満たない場合は開票すらされないという仕組みや、棄権を勧めるという、選挙にあるまじきキャンペーンもあることなどとても勉強にはなりましたが、さてさて。7日先に失効する?と解せぬ人も多いのではないでしょうか。規則上はこの住民投票の結果は何ものをも拘束しない(裁判じゃないですから)のですから、形式上はこの結果をもって「お上の情に訴える」わけです。国の施策はおそらく変更されないだろう、ならば条件闘争(つまりは見返り要求です)だという現実論も当然強いのです。交渉事ですから、どこまで押せるかがポイントであることは一般論からも常識、ですからこういう結果も向こうへ押し込むための大ツールにはなるわけです。市会議長さんや副知事さんの言動のごとく多くの反対があってのこの結果なのですが、テレビで流れた「一市民としては反対じゃが、商売する上では賛成せにゃならん」という声こそが重たいですよねぇ。さて、これからは政治家さん達の出番ですか、県議さんに福田さん、平岡さん、岸さん、そしてそして天下の安倍さん。お前の膝元で何をしちょるかなんて、安倍さん言われているんでしょうかねぇ。
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