memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

蠅を獲るには

2011-06-20 12:30:15 | 東北地震津浪災害 3.11
地震と津波の被災地ではハエの発生に悩まされているのではないか、と台湾の友人が簡単なハエ獲り装置を紹介してくれました。
(図をクリックすると拡大されます)

ほとんどお金のかからない材料とハエをおびき寄せるための匂いの元となる魚の頭や内臓のみで構成されています。
ペットボトルを2分し底の部分のみを使用。ボトルの側面にはハエの入る穴(1センチ角程度)を複数あけます。ボトルには魚のアラを入れます。入ってきたハエが滞留する部分は網袋(タマネギ袋、ミカンの袋など)を利用、容積を確保するために針金の丸い枠を取り付けます。なんでも1週間で10キロのハエが獲れるということです。まだ自分は試してはいませんが、ご参考までに紹介します。
この情報の源はappledaily紙のようです。

1周捕萬蠅
2011年 06月10日 嘉義縣
嘉義縣童年渡假村利用昆蟲趨光習性,在保特瓶底部鑽幾個小孔,內放有腥味食物,誘使蒼蠅爬進容器(圖),1星期抓了上萬隻、超過10台斤,業者陳明順說:「此方法省錢又環保,跟大家共享。」生物專家鄭明發說,爬入容器的蒼蠅,因趨光習性,多數想從左右及上方脫逃,結果都困在瓶內。文.圖╱寶智華

ビデオも見られるそうです。
http://tw.nextmedia.com/applenews/article/art_id/33449681/IssueID/20110610


魚詐欺を新技術で追跡     欧州

2011-06-20 12:28:47 | 
EU委員会の科学者らは紛い物の魚の摘発についてレポートを発表した(5月31日FUD)

値段の安いナマズのフィレーが高価なヒラメとして売られる。あるいは北海物のマダラがバルチック海でとれたマダラだとして売られるなど、こうした事例は典型的な水産部門の詐欺にあたる。先週公開された欧州委員会の報告書は遺伝子、ゲノミクス、化学などを基礎にした分子技術と科学捜査が“この魚は何か、どこのものか、天然か養殖か”などの疑問について明確な答えを与えると。

委員会と共同調査センターJRCによる報告は“漁業部門の違法活動抑止”と違法行為との戦いおよび追跡のため缶詰のような加工製品いついていかに技術が適用されるかを“海からフォークまで”として発表している。
この報告はジェノアで開かれた"Slow Fish"で発表された。欧州漁業コミッショナーの Maria Damanakiは「違法漁業は年間で世界中では10億ユーロに相当する。これは犯罪行為であり世界経済にマイナスとなるだけではなく、海洋生態系を混乱させる。加えて漁業共同体と消費者に損害を与える。EU水域およびその他の海域での規則を順守しなければ漁業の持続的維持は不可能である。今日は新しい時代へ踏み出す時であり、新しい科学を欧州全体での日々の活動に適用してゆく」と。

欧州コミッショナーで調査開発研究にあたりJRCに責任を持つMáire Geoghegan-Quinnは 「この重要な報告は革新的な分子技術が漁業におけるごまかしを明らかにし、消費者が何に金を払い何を食べているのかを明らかにする」と。魚と魚類製品に対する虚偽の名称や産地表示は漁業部門における代表的な詐欺行為である。この報告はDNA技術などを基礎とした分子技術が加工製品であっても種の判定を可能にすることを明らかにしている。特別な専門家の知識は必要としない。分子技術は強力な管理技術である。これにより契約、製品、コンテナ、保管など様々な場面で認証のための手助けとなる。(以下略)