日本のシロサケ（アキサケ）漁業は風評被害を受けるだろう

日本の漁業関係者は世界市場へのシロサケの供給が減少することを恐れている。シロザケは北海道で生産されるが世界のサケ市場で一定の位置を占めている（6月9日ロシア漁業者新聞）

漁連によれば2011年サケの生産量は15万トンと推定している。業界の表者は地震とその余波としての放射能汚染に言及、日本のサケが世界市場に向かうには魚が放射能汚染されているという風評により制約を受けることを危惧している。北海道のサケ漁業については漁連の報告では、装備、漁船、加工設備などの被害はないという。しかし、日本政府は慎重に状況監視を続けている。定期的な水のサンプリングと魚や水産物についての研究機関による検査が行われている。放射能汚染のレベルは許容範囲以内にとどまると漁連は発表している。加えて津波による原発事故発生の時点では対象であるサケはベーリング海にいた。北海道の河に遡上するのは海で4～5年すごしたのちである。サケ漁期となれば定期的な調査が行われる。

日本のホタテは減産

震災により今年の日本のホタテは減産の見込みで、世界は米国およびEU産を求めるであろう。（6月9日WFT）

今年の冷凍ホタテは震災の影響を受けた。日本産ホタテの最大の買い付け先である中国は日本産の減少を見越しても米国、ラテンアメリカ産の買い付けを行っている。北海道の漁連幹部のタカシ・サトウ氏は日本産ホタテの報告を行っている。この報告によれば今年の北海道の生産量は37.9万トンで前年の41.1万トンに比べ3万トン少ない。この3万トンの減少はオホーツク由来のもの。

日本産ホタテは原発事故以来海外市場に供給されていない、最大の買い付けを行っている中国は米国および南米諸国からの買い付けに乗り出し、減少分を補おうとしている。オホーツク海での減産は前年に続いてのもので、ホタテのサイズも小型化している。東北での生産量は500トンと予測されるが主漁場である青森県の陸奥湾の状況は不明である。日本のホタテ供給（活ホタテ？）は昨年2.03万トン、そのうち1.73万トンが国内消費で、3千トンが輸出されている。

漁民550人の乗った33隻の漁船が行方不明 ベンガル湾

　　
550人の乗った33隻の漁船が低気圧による激しい雨のために金曜日ベンガル湾で行方不明になっている。沿岸警備隊と航空機による捜索が行われている（6月17日ExpressIndia）

漁船はKakdwipとその周辺から木曜日に出港したものでコルカタの東方80㎞にある低気圧による激しい雨のために行方不明となったと 地区警察のN S Nigam氏が語った。沿岸警備隊の船舶と Dornier機が捜索にあたっているが、低気圧と低い雲にさえぎられていると国防軍は語った。
Nigam 氏によれば漁船はバングラデシュの方向に向かって漂流しているのではないかと。西ベンガル行政府はバングラデシュの高官に対し救助を要請した。

裸の荷台での魚輸送を禁止 ドーハ

環境省漁業局は裸の荷台で魚の輸送を行った場合法的措置をとると発表、8月以降は衛生上の基準が提要される（6月7日The Peninsula）

魚を輸送する車両は適切な冷蔵または防熱壁のあるものとし箱の厚さは10センチ以上と規定された。箱は自動的に冷却されるか認められた仕様による砕氷を充てんすべきと。魚箱は衛生的なステンレスで作られたものとし、洗浄が容易で汚染防止のために殺菌できるものであることと。環境省は公衆の安全のためにこのことについて配慮を求めた。この発表は裸車両による魚輸送に対する消費者の苦情に対応したものであると報道機関Arabic Dailyに話した。

伝統漁船による競争は残っている インドRAMANATHAPURAM

漁法の変化と近代化により失われつつあるが、昔の船による漁民の競争がいまだ残っている。（6月3日HINDU）

Thondi近くのMaha Sakthi Puram のArulmigu Kadalsool Mariamman 寺院の祭りに彩りを添える火曜日行われた。カタマラン船型の船団は安価かつ古式のものである。13隻の船が参加、漁民およびその家族、友人、親類らが参加した。カタマラン（双胴船）は20KMを帆走、マークを回った後に出発点に戻るというもの。

三角形の帆が取り付けられ風向きによって調整する。燃料は無用であり乗り手の技量だけが必要とされる。乗り手は風に向かいまたは風に乗る技量を求められる。風向きによって進路を調整する必要がある。それができなければ競争のラインから外れ長い航程を走らねばならない。「多くの漁民が近代化した漁船に乗り換えた、でも我々はこのカタマランに執着し伝統を維持したい。これを維持するために、帆走レースを年に一度開催。これが祭りに彩りを添えている」と競技の開催者の一人 R. Rajanはいう。

この競技には多くの見物人が集まる。協議の所要時間はおよそ3時間。P. Senthil は最良の乗り手に選ばれ賞金として5,000ルピアを手にした。

海面上昇で多くの人が土地を失う ベトナム

何世紀にもわたって110万人の人々が居住するカントー市は海抜わずか0.8mであり、穀物の生育は洪水に依存している。しかしながら専門家らは気候変動によりデルタ地帯の海面が上昇し数百万尾人が土地を失いその穀物も破壊するであろうと警告した。（5月20日IRIN）

カントーCan Thoはメコンデルタの中にある。南ベトナムの穀倉地帯であり1800万人が居住する。ベトナムの半分以上の米はこのデルタ地帯で生産され、魚類やエビについても6割を産出する。 海面が1メートル上昇することでメコンデルタの700万人以上は土地を失い、2メートルであればその倍の数の被害になるとコロンビア大学国際地球科学センター、国連難民事務所UNHCRやその他のグループが指摘している。

デルタにはメコン河の9つの支流がありチベット高原に源を発し5,000KMをたどる。「海面上昇について部分的には疑問がある」とコロンビア大学センターの先任研究員 Alex de Sherbinin氏はいう。1メートルの海面上昇は今世紀中に起こることは間違いない」と同氏はIRINに語った。しかし2メートルの可能性は薄いと。世界の主要なデルタ地帯の研究と検証では現在の気候変動のパターンと氷河の溶解の推移、土地を失う住民のインタビューなども行われている。

政府間気候変動パネルIPCCの第4回評価によれば熱帯地方の、ベトナムのデルタの数百万の人々、バングラデシュ、エジプトなどが今世紀末までに海面上昇の直接的影響を受けることが間違いないと考えられている。

しかしながら、ベトナムは常に疎ましい気候の変化に対して脆弱であり“これいより被害を悪化される”とUNDPベトナムの気候変動セイサクアドバイザーのKoos Neefjes
氏はいう。最近のベトナム気候変動は自然の変化のレベルを超えていると国連環境プログラムの2009年報告は主張している。過去50年間で気温は摂氏0.05～0.2℃上昇、海面は10年間で2～４センチ上昇していると報告書は警告している。過去１３年間にこの国は深刻な洪水を体験している。しかしこれらは森林伐採や台風を含めた複合的な原因によるものである。

2000 および2001年には,近年で最悪の急流により500人以上が 死亡、その多くは子供であった。主要な道路が長期にわたり冠水し、穀物生産の場が失われた。 「気候変動によるさらなる脅威の対策をなすべき時期である」とNeefjes氏はIRINに語った。「開発段階のギャップをより早急に解決しこの国の多くの部分を安全にすべきである」

政府は政策として“洪水とともに生きる”と提唱している。これは洪水による良い影響を最大化し、悪い部分を極小化するというもの。問題の解決にはあまりにも資金がかかるためである。「洪水への適応政策はそれをなくすことよりもベターだ」とカントー大学気候変動研究所の研究者Vo Thanh Danh氏はいう。,「我々がうまく適応できれば洪水は損失よりも利益を運んでくれる」という。1998年以降、当局は20万所帯、人口にしておよそ100万人の洪水影響の少ない場所への移住を試みた。

また計画では行動の変化をも呼びかけ、住民に対して農業から養殖への転換を促している。また当局は子供たちに浮子につかまって及ぶことも教えている。また穀物を乾燥状態に保つための天井のある区画や、真水の貯蔵も行っている。メコンデルタの住民は水位の変化と塩分の変化によって対応したコメの種類も用意している。さらなる対策が必要とNeefjes氏はいう。

堤防の補強や排水の改善がなければ、1メートルの海面上昇により、ベトナム全土の面積の5.3％が浸水すると2010年の政府報告は伝えている。

全体として、海面上昇によりメコンデルタの8割が沼地となり、北部の紅河デルタ流域では9％がそうなるという。710万人が居住するホーチミン市を含む、北部中央沿岸と南部では4％が影響を受けるという。

蠅を獲るには

地震と津波の被災地ではハエの発生に悩まされているのではないか、と台湾の友人が簡単なハエ獲り装置を紹介してくれました。
（図をクリックすると拡大されます）

ほとんどお金のかからない材料とハエをおびき寄せるための匂いの元となる魚の頭や内臓のみで構成されています。
ペットボトルを2分し底の部分のみを使用。ボトルの側面にはハエの入る穴（1センチ角程度）を複数あけます。ボトルには魚のアラを入れます。入ってきたハエが滞留する部分は網袋（タマネギ袋、ミカンの袋など）を利用、容積を確保するために針金の丸い枠を取り付けます。なんでも1週間で10キロのハエが獲れるということです。まだ自分は試してはいませんが、ご参考までに紹介します。
この情報の源はappledaily紙のようです。

1周捕萬蠅
2011年 06月10日 嘉義縣
嘉義縣童年渡假村利用昆蟲趨光習性，在保特瓶底部鑽幾個小孔，內放有腥味食物，誘使蒼蠅爬進容器（圖），1星期抓了上萬隻、超過10台斤，業者陳明順說：「此方法省錢又環保，跟大家共享。」生物專家鄭明發說，爬入容器的蒼蠅，因趨光習性，多數想從左右及上方脫逃，結果都困在瓶內。文．圖╱寶智華

ビデオも見られるそうです。
http://tw.nextmedia.com/applenews/article/art_id/33449681/IssueID/20110610

魚詐欺を新技術で追跡 欧州

EU委員会の科学者らは紛い物の魚の摘発についてレポートを発表した（5月31日FUD）

値段の安いナマズのフィレーが高価なヒラメとして売られる。あるいは北海物のマダラがバルチック海でとれたマダラだとして売られるなど、こうした事例は典型的な水産部門の詐欺にあたる。先週公開された欧州委員会の報告書は遺伝子、ゲノミクス、化学などを基礎にした分子技術と科学捜査が“この魚は何か、どこのものか、天然か養殖か”などの疑問について明確な答えを与えると。

委員会と共同調査センターJRCによる報告は“漁業部門の違法活動抑止”と違法行為との戦いおよび追跡のため缶詰のような加工製品いついていかに技術が適用されるかを“海からフォークまで”として発表している。
この報告はジェノアで開かれた"Slow Fish"で発表された。欧州漁業コミッショナーの Maria Damanakiは「違法漁業は年間で世界中では10億ユーロに相当する。これは犯罪行為であり世界経済にマイナスとなるだけではなく、海洋生態系を混乱させる。加えて漁業共同体と消費者に損害を与える。EU水域およびその他の海域での規則を順守しなければ漁業の持続的維持は不可能である。今日は新しい時代へ踏み出す時であり、新しい科学を欧州全体での日々の活動に適用してゆく」と。

欧州コミッショナーで調査開発研究にあたりJRCに責任を持つMáire Geoghegan-Quinnは 「この重要な報告は革新的な分子技術が漁業におけるごまかしを明らかにし、消費者が何に金を払い何を食べているのかを明らかにする」と。魚と魚類製品に対する虚偽の名称や産地表示は漁業部門における代表的な詐欺行為である。この報告はDNA技術などを基礎とした分子技術が加工製品であっても種の判定を可能にすることを明らかにしている。特別な専門家の知識は必要としない。分子技術は強力な管理技術である。これにより契約、製品、コンテナ、保管など様々な場面で認証のための手助けとなる。（以下略）

キューバで戦えず 米国釣り人

第61回アーネスト・ヘミングウエー国際カジキ釣り競技会が月曜日キューバで始まった。しかし米国人はと今日許可が米国政府から出ず、参加できない（6月5日Pensa Latina)

キューバのJose Miguel Diaz准将は米国政府に対し6月6日から11日の競技参加許可を与えるよう要請した。Diaz准将はMarlin Marina and Nauticalの会長でありこの大会の主催者である。米国からの5隻のヨットの乗り組みは渡航許可された。しかし別の20隻の乗り組みについては許可されなかった。

この催しはハバナ沖合で行われ、ヘミングウエーマリーナが出発点。トーナメントは1950年以来行われている。Diaz氏によれば主催者はワシントンに対して、トーナメント参加希望者に対し、渡航規制の緩和を呼びかけていた。ここ最近のトーナメントには14か国から24チームが参加。地元からのほかに、ドイツ、アルゼンチン、コスタリカ、エクアドル、スペイン、フランス、英国、メキシコ、カナダ、ロシア、米国が参加していた。

ベトナム市民が中国に抗議行動

ベトナムの首都ハノイでまれにみる抗議行動が行われた。これは南シナ海で自国の石油探査船に対する中国船による排除事件に関してのものである（6月5日AP/Straits Times）

この抗議グループは日曜日中国大使館前でデモ行進を行い多くの参加者が“ベトナムの島嶼への中国船の侵入を阻止”と書いたプラカードを掲げていた。およそ30分後に警察により解散させられた。共産主義国での大衆デモが許可されることはめずらしい。
抗議デモ参加者はその後ハノイ中心のホアンキム湖に向かい、中国抗議の叫び声をあげていた。この抗議は5月26日中国の警備船が国営石油会社PetroVietnamの石油探査船がベトナム中部の沖合で活動中にケーブルを切断した事件に起因するもの。

潜水艦6隻を購入 ベトナム

ベトナムはロシアからKilo級デイーゼル駆動潜水艦6隻を購入、自衛に充てると日曜日発表した（6月5日Straits　Times）

「我々は本件をベトナム人民軍の通常活動につかう」とベトナム防衛相のPhung Quang Thanh 将軍がシンガポールでのシャングリラ安保会議で発表。「それは国家防衛と、国家建設のためである。ベトナムの政策は完全に自己防衛であり、他国の主権を侵害することはない」　「しかし我々は、ベトナムの主権を侵害しようとするいかなるものも阻止せねばならない」この潜水艦の取引は2009年に契約され、価格は32億米ドルであると、ロシアのメデイアは伝えている。

ベトナムは南シナ海の石油があるとされるスプラトリー諸島の領有をマレーシア、台湾、中国、フィリッピン、ブルネイと同様に主張している。ベトナム防衛省発行の人民軍日報はThanh将軍はシンガポールの会談で中国の国防大臣であるLiang Guanglie梁光烈に対し南シナ海で発生したベトナム石油探査船に対する3隻の中国警備船との事件に関し懸念を表明したと。

海底の金属片の回収をトロールで 米国

船はメキシコ湾のダブルリグ・エビトロール船のように見える。しかし長さ34m、幅8.5mはおおよそのエビ船よりも大きい。2009年に引き渡された姉妹船Ponchoは堅牢な肋骨構造で出力も大きい。このPonchoのような船はいまだ命名されていないが、解体されたオイルリグ周辺の海底から金属やタイヤなどを回収することに使われる。
（5月26日Baird）

この仕事は1990年に米国鉱物管理サービス局によるもので、エビトロール漁船が安全に操業できるようにすることを目的としている。そのレベルにするため、船のオーナーB and J Martinは自らの所有する“ゴリラ網”を使用する。この道具は3/4インチの太さのコンビネーション・ワイヤーで織られたものが網口に、身網の部分は通常のトロール網の5倍の強度のトワインで構成されている。船は80フィート長さのこの網2枚を曳網し、6トンの瓦礫を回収することができる。

この作業には強力な力が必要であり、カミンズ・エンジンK38-MEPA　x2基を搭載している。一機当たりの出力は630KWである。本船はJoseph Rodriguez の設計でy Rodriguez Boat Buildersが建造、85m3の船倉を有する。

リビアからのクロマグロは扱うな EU

EUはメンバー諸国に対してリビア漁船による漁獲あるいはリビア水域での漁獲によるクロマグロを扱わぬように警告した（6月2日FUD）

その禁止理由は最近おリビア内乱により漁獲監視がほとんど不可能となったことによるもの。地中海は世界でクロマグロ漁の行われる海域の一つであり、資源が危機に直面しているとしてすべての海域での禁漁を求める声も高まっていた。また第2の理由としては現下の状況からリビア当局が国際規則で求められている漁獲報告を行っていないことによる。

数週間前にはマグロ漁期に先立ちEU委員会はICCATに対してリビア漁船による漁獲とリビア水域での漁獲を禁漁とすることを求めた。国際機関によるオブザーバーの乗船していない船のクロマグロ漁獲書類証明は違法とみなすとEU漁業コミッショナーの Maria Damanakiが発表。

EUは正規の書類のないクロマグロの交易、水揚げ、輸入、輸出、転載行為を禁止。「自分はEU諸国の担当大臣に対し自国漁船の活動を監視することを促した」とDamanakiは発表。文書による通達はEUメンバーの27か国の漁業大臣に対して行われ、EU漁船はリビア水域で操業禁止としている。リビア近隣のマルタは自国のマグロ業がEU禁止策の影響を受けるとしている。マルタで蓄養され太らせたクロマグロはスシや刺身に美味であるとして、通常日本に輸出されている。

カキの斃死で損害3千万米ドル ベトナム

メコン河流域のカキ養殖業者はNgangおよびLiue河でのカキの大量死で損失に直面。原因は天候不順によるものと地元当局が発表。（6月2日INFO　VN）

Tien　Giang省のCo Cong地区の養殖業者は同地区の1900ヘクタールのうち、１２００ヘクタールが被害を受けたという。この地区の被害は１．２万トンで金額にして１１００万米ドルという。地元政府は土地賃貸料を引き下げるとともに、被害を受けた業者１軒あたり100～200ドルの支援を行うことを考えている。
Ben Tre地区では同地区の2,300ヘクタールのカキ養殖面積のうち1,560ヘクタールが被害を受け損害額は1890万米ドルにのぼるという。専門家は斃死の原因は環境水によるもので、高塩分と昼と夜の温度差が原因ではないかという。

2010年メコンデルタ流域のカキ産出額は1.05億米ドルである。

中国はベトナム漁船への威嚇をやめると

ベトナム政府は中国に対しベトナムの主権侵害とスプラトリー水域のベトナム漁船に対する妨害を即座に中止するよう要求した。（6月3日VNS）

ハノイの中国大使館でベトナム外務省の代表が外交公文として6月2日に提示。合法活動を行っているベトナム漁民に対する中国船による武器による威嚇をやめるよう求めたもの。 同公文によれば「中国の行動はベトナムの主権を侵害しており、東シナ海における海賊行為に関する宣言に違反していると。6月1日中国軍の艦艇が中部のPhu Yen省の漁船PY 92305TSの乗組員をスプラトリー水域で威嚇した。