ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

香港で長崎のゴマ豆腐の魅力を発見する

2018-11-11 16:23:50 | おいしい食べもん
11月8日~10日に開催された「Hong Kong International Wine & Spirits Fair 2018」(香港)では、アルコールやベバレッジ類だけでなく、“ワインの友”となるフード類(ハム、チーズ、チョコレートetc...)も紹介されていました。

その中で、JETROのSさんから「ここの胡麻豆腐、食べてみて」と紹介されたのが、長崎県佐世保市の「法本胡麻豆腐店」(ほうもとごまどうふてん)のブースです。



法本胡麻豆腐店 (長崎県佐世保市)

なめらかで口当たりがいいゴマ豆腐は、元々好きな食品です。
ブースにいらした専務の法本愛(めぐみ)さんにお話を聞くと、日本のゴマ豆腐の発祥地は長崎とのこと。

砂糖が日本に伝来した時、入ってきたのが長崎だそうです。
当時は砂糖は貴重なものでしたから、砂糖を使ったものはごちそうで、だからこそ、長崎では砂糖をよく使う食文化が古くからあるそうです。

それゆえ、ゴマ豆腐も砂糖で甘くさせるのが長崎の伝統だそうです。

法本胡麻豆腐店のゴマ豆腐も甘さがありますが、控えめにしているとのこと。



ベーシックな白ゴマ豆腐(左上)を試食させていただきましたが、たしかに甘さはほんのりで、ゴマの風味がしっかりと感じられました。

ぷるぷる&なめらかな食感は、まるでスイーツ!
聞けば、今、女子高生や女子大生などの若い女性に同店のゴマ豆腐が人気だそうで、スイーツのように食べているとのこと。




私は当然、ゴマ豆腐をワインや酒のお供にもしたいです



ゴマには、抗酸化効果、血液サラサラ効果、肌や髪をツヤツヤにする効果などがあり、サプリにもなっているくらいですから、特に美容関連の効果を狙う女性がスイーツとして食べるのは納得です。

同店のゴマ豆腐は、添加物も着色料も不使用ですから、病院食にも採用されていて、赤ちゃんにも安心して与えられるそうです。

白ゴマを焙煎して色が濃くなったゴマで作る黄金色のゴマ豆腐(上の画像では右上)、黒ゴマで作る黒ゴマ豆腐(同、画像右下)、落花生のピーナッツ豆腐(同左下)もあります。

同店ではすでに海外にも輸出しており、ヨーロッパ(フランスやスイス、ポルトガルなど)もありますが、やはりアジアが多いそうです。

海外の日本食レストランなどでそのままゴマ豆腐として出すのはもちろん、シェフがアレンジしてスイーツに変化させたりしていると聞きました。
黒蜜をかけてスイーツとして、と聞いた時、それは確実においしいでしょう!と思いました。




こちらは完全にスイーツ仕様で、1個300円。

コンビニスイーツを食べると罪悪感を感じることがありますが、ヘルシーで健康&美容効果のあるゴマ豆腐なら、罪悪感を感じずに済みますね(笑)



昨日の夜のTV番組を見ていたという母が、「ゴマの健康効果が紹介されたから、ゴマがスーパーの棚からなくなるかも」と言っていました。

元々、ゴマの素晴らしさはわかっていたこと。
TVの健康番組で紹介されると、反応が凄まじいので、ここのゴマ豆腐も要注意かもしれません。

法本胡麻豆腐店の商品を首都圏で買える店は?と訊くと、成城石井、サミットなどだそうです。
ベーシックなゴマ豆腐シリーズの方は、店にもよりますが、270円前後とか。
今度、成城石井を覗いてみようと思っています。




法本胡麻豆腐店
https://www.houmoto.co.jp/



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