ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

旧修道院ビール「AVERBODE」@ベルギー

2019-03-28 20:41:19 | ワイン&酒
ベルギーのスーパーで見つけて買ってきたベルギービールのうちの1本を開けました。


Abbaye Beer AVERBODE 330ml

AVERBODEは、14世紀から20世紀にかけての歴史を持つ修道院のビールで、現在は、Brouwerij Huyghe(Brewery L. Huyghe)という醸造所に引き継がれているようです。

このBrouwerij Huygheは、Mongoza-beerという、ベルギー唯一のフェアトレード、グルテンフリー、オーガニックのビールを造っているとか?
詳しい背景はきちんと調べられなかったので、少々あいまいですが。
ブリュワリーの場所はゲント近郊。



1134年は修道院の設立年みたいですが…



アルコール度数7.5%。
ベルギービールのアルコール度数は、一般的なものよりやや高めですね。



少し濁った色合いです。
ワイングラスを使いましたが、このビールにはこの形状のグラスでよさそうです。

ふわっとしたホワイトビールっぽい香りがあり、口当たりもやさしい。
味わいもホワイトビールぽくて、フルーティーで、ほわっとしたコクとほんのりとした酸味があり、とてもおいしい!



大麦、オーツ麦、スペルト小麦のモルトを使った、ゴールデンラガーらしいのですが、私はホワイトビール系のように感じました。



アルコール度数が少し高めなので、ゴクゴク飲む感じではなく、舌の上で転がしながら、じっくり飲みました。
これ、かなり私好みで、気に入りました




賞味期限は意外と長めの2022年1月22日。
ワインと違い、ビールを輸入する場合、この期限がひとつのネックになるそうです。
ビールの輸入業者は大変です。

日本でもこうしたベルギービールが飲めるようになると嬉しいですが、現地に出かけて飲むのが、やっぱり一番の贅沢でしょうか。


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