ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

家のブドウは完全無農薬ですが・・・

2019-08-14 12:22:28 | 雑記
家の庭で日除けを兼ねて育てているブドウは、完全無農薬で、ケミカルなものを一切使わないブドウです。



今日も、雨の合間を縫って、本日分の収穫をしました。
毎日、食べる分をブドウ狩りするって、贅沢です(笑)

ブドウに限らず、家の庭では、できるだけケミカルなものは使わないようにしています。
特に、口にする果実類(ウメ、プルーン、柚子など)には使いませんし、ミョウガやシソなどにも何も使いません。

日本で販売されている農薬類は、安全が確保されたものだとは思いますが、それでも、私は使うことに抵抗があります。



農薬に関しては、ヨーロッパ諸国での関心は高く、今年7月に在日フランス大使館で開催された「第3回ボルドー&ボルドー・シュペリユールワインソムリエコンクール2019」の課題の中でも、農薬のひとつ「Glyphosate(グリフォサート)」に関する設問がありました。
※「課題5」を参照 → https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/825882351017a9d97e6c15cf4203190d

グリフォサートは、散布した場所のすべての植物を枯らす効果のある除草剤で、発がん性の危険があるのでは?ということから、使用禁止や規制強化が広まっています。
フランスでは今年1月にグリフォサートが使用されてる商品(商品名「Roundup」)の販売を禁止しています。

しかしながら、日本ではあまり気に留められていないようで、TVのCMでもこの除草剤の最近よく流れていますが、私はそのCMを見るたびにモヤモヤしていました。

が、この「グリフォサート」に関する動きがあり、昨日のネットニュースで見つけたので、紹介します。



北海道の「小樽・子どもの環境を考える親の会」が、昨年9月と今年7月に、除草剤を扱う4社に販売中止を求める要望書を提出し、今年7月には2万人以上の署名も添えて返答を求めていたところ、100均の「ダイソー」の大創産業だけが期限までに回答しました。

ダイソーの回答は、在庫に限り販売し、新たには生産、販売を中止する、というものでした。

この判断でダイソーの評価が高まった、と報じていました。

それにしても、100均でも農薬が販売されていたとは知りませんでした。
それも、話題の「グリフォサート」だったとは…

農薬は劇薬でもありますから、使用する際には最大限の注意を払うことはもちろん、情報面でのアンテナを張っておくことも大事ですね。




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