ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

腱鞘炎には辛いスパークリングワイン(笑)

2020-04-12 18:04:25 | ワイン&酒

予約を取っていた病院の診察に行った話を書きましたが、本来の目的(夏の手術の話)のほかに、相談したいことがありました。

それは、左手首の痛み腱鞘炎です。

 

1カ月以上前ですが、朝起きたら、いきなり左手の手首のところに痛みがあり、何かをつかむ時、タオルを絞る時、手首を動かす時が痛みでツラクなりました。

オムレツを作る際にフライパンを振るうのも痛く、車を運転する際のシフトレバーやサイドブレーキを引くにも痛く、日常生活の中で、これはもうどうしようもなくなってきたので、医師に相談し、処置してもらいたかったのです。

 

注射でどうにかなりませんか?と相談すると、

「使い過ぎが原因。注射してもダメ。使わないようにするしかないです」と言い、湿布(ロキソニン)だけ出してくれました。

 

はあ~、やっぱりダメなんですね…

ならば、サポーターやテーピングでしのぐしかないでしょうか。

 

もちろん、あまり使わないようにしないと、なのですが、この腱鞘炎、思わぬところに影響が出ました。

スーパーで見つけて安い!と思って買ったスパークリングワインを開けようとして、あ、失敗!と気付きました。

 

コルクを開ける際に、私はいつも左手を使います。

ああこれはダメだから逆でやってみようと、左手にボトルを持ち、右手でコルクを押さえて開けようとしましたが、右手ではうまくできません。

仕方ないので、痛みを我慢して左手で開けました。

 

Finca el Rejoneo Sparkling Brut NV Bodegas Parra Dorada (Spain)

 

スペインのDO Valdepeñas(ヴァルデペーニャス)にある生産者のスパークリングワインで、使用されているブドウ品種はマカベオ

 

ゴールドの外観がゴージャスですが、お値段が非常に安くてびっくり!

栓は、シャンパーニュと同じタイプのコルク栓です。

 

抜栓すると、泡はおとなしめで、キメはやや粗め。

果実味と酸のボリュームが弱く、メリハリに欠けるボディの辛口で、私には少々物足りなかったのですが、イチゴと合わせて飲むとバランスが取れました。

イチゴが甘みと酸味を与えてくれたわけです。

 

なので、できるだけキリリと冷やして飲み、ゆるさが気になる場合には酸味と甘みを備えたフルーツをプラスしてみることをオススメします。

 

アルコール度数10%とライト。

食中酒というより、食前に軽く、ランチタイムに軽く飲むのがいいでしょうか。

 

なお、弱めに感じた泡ですが、3日めでもそこそこ泡が残っていました。

 

※輸入元:ベルーナ

 

コメント (2)
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