コルシカの美食＠Vinisud

昨日は コルシカ島のワインを紹介しましたが、本日は、コルシカ島の食 を紹介しましょう。



実際にコルシカ島に行ったわけではありませんが、2月に南仏モンペリエで開催されたワイン展示会「Vinisud」の会場の中に、コルシカ料理のレストラン「LE COMPTOIR CORSE」が開設されていました。

いくつかメニューがある中、いったいどれが一番コルシカ料理っぽいんでしょ？
オススメは？と、昨日ちらりと写真で紹介したワイナリーの若き後継者クンに尋ねると、

「コルシカンバーガーかな？」 という返答。


Corsican Burger au Bœuf Bio Tigré

ビオのビーフのハンバーガーで、かなりの分厚さ！
これは一人では無理なので、同じチームの女性とシェアしました。



半分にカットし、これでちょうどいいボリューム。
粗挽きビーフがしっかり肉の味！コルシカでは、牛肉はよく食べられているようです。
TigréはTigerの意味らしいのですが、どこに虎？縞模様をポテトに見立てているとか？



Cromesquis de Veau Bio Tigré

Cromesquisの発音は“クオメキ”、意味はコロッケのようです。



揚げた肉団子のように見えます。
これもシェアしました。



割ってみると、やっぱり肉団子(笑)
ビオの仔牛（Veau）を使っていて、コルシカのハーブが混ぜ込まれています。
これにもTigréが付いています。ティグレって、ホント、何者？



La Soupe de Cuttoli

ジャーで蒸し煮にした野菜スープと、コルシカ産ハム＋パンのセット。
スープは意外と薄味でした。ハムは噛みごたえあり、これは美味！
Cuttoliは地名で、島の西側アジャクシオから内陸に少し入ったCuttoli-Corticchiato（キュトリ＝コルティエッキアト）だと思うので、キュトリ風スープでしょうか？



これら3つの中で、最も満足度が高いのは、やはりコルシカンバーガーでした。
肉パティがおいしかったです。
コルシカ産ハムもうまみたっぷりで、これはワインのつまみにしたいところ。


嬉しいことに、デザートもありました


Les Choux de Anne Marchetti

4種のミニシューで、中身がそれぞれ違います。
コルシカで有名な女性パティシエらしく、どこかのワイナリーの奥様かも？



Duo de Cupcakes Glacés

1個でよかったけれど、2個でワンセットというカップケーキ(笑)
クリームのトッピングがものすごいボリューム！



左はキャラメルで、右はショコラ。中にアイスが入っています。
かな～り甘い！です




フードに関しては、まだまだこれでは物足りないなぁ～と思いました。
展示場内のキッチンではメニューが限られてくるので仕方ないとは思いますが、地元素材のおいしさはよくわかりました。こうなったら、やはりコルシカに行くしかなさそうですね。




レストラン「LE COMPTOIR CORSE」の内部

ここが、お昼を過ぎたら満席になりました。
他にもいくつかレストランがありましたが、ここが一番混雑し、行列ができていました。



レストラン内でコルシカワインが飲めるから、というのも、人気の理由かもしれません。



ごちそうさまでした