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ワインな ささやき ※「はてなブログ」(https://may-w.hatenablog.com/)に引っ越します

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ベーコンとチーズのケークサレ

2012-12-30 16:00:35 | おいしい食べもん
今日のランチは簡単に食べられるものがいいわ、ということで、先日新しくしたオーブンの具合をチェックする意味もあり、ケークサレ を焼きました。


ベーコンとピッツァ用チーズを混ぜ込んだケークサレ

ホットケーキミックス を使うので、超簡単
生地に オリーブオイル を加えると、しっとりと焼き上がります。


焼き加減も上々でした

お正月の料理に飽きた時にも、好みの具材で手軽に作れるのでオススメです



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「日本ワイン」がテーマ!持ち寄りワイン会

2012-12-30 10:17:56 | ワイン&酒
先日、地元のワイン仲間が集まり、持ち寄りワイン会がありました。
10年以上からの付き合いのある仲間に、新しいメンバーも加わっての第2回ワイン会です。

今回のテーマは、このところ注目されている 日本ワイン
日本各地のさまざまなつくり手による、多彩なワインが集まりました。




まずは乾杯のスパークリング ―白く濁っているのは何者?


正体は、「獺祭 発泡にごり酒 磨き二割三分 シャンパン瓶」 (山口県岩国市)

日本酒のスパークリング はよく見るようになりましたよね。
人気の「獺祭」(だっさい)にごりスパークリング。山田錦を贅沢にも23%まで磨いてます。まろやかでやわらかで、クイクイ飲めてしまいます。アルコール14%ですから、ご注意を(笑)
イクラやウニ&イカには、ワインよりも日本酒の方がピタッと合います。

さて、いよいよワインです。


右)Yoichi Nobori Nakai Blanc Muller 2010 Domaine Takahiko (北海道余市町)
左)桜沢シャルドネ オーク樽発酵 2011 奥野田葡萄酒醸造 (山梨県甲州市)

スタートは、北海道のヨイチノボリのミュラーから。この2010年が初リリース。
若い割に色は濃い目ですが、酸がフレッシュでしっかりしています。レモンを絞って食べるような食材が合います。

奥野田シャルドネはオーク樽熟成ですが、色は淡く、味わいはソフトで軽やか。私には酸が少々不足気味に感じました。牡蠣のクリーム煮、新玉ねぎ(レンチン?蒸し物風)、マッシュポテト、串揚げによく合いました。


奥野田葡萄酒のメルロの干しブドウ



Le Vin Naturel de Domaine Sogga Pinot Noir 2008 小布施ワイナリー (長野県小布施町)

小布施ワイナリーは、白の1本目の「ヨイチノボリ」の曽我貴彦さんの実家。兄の曽我彰彦さんがワインづくりを行っています。兄弟対決です(笑)
こちらは、飲むとすぐピノとわかるピノ。ビオロジックでつくられています。色は非常に薄く、アルコールも9%とライト。軽いタッチのデリケートな赤ワインですが、馬刺しや串カツといった料理とも不思議にマッチしました。



シャトー蒼龍 樽熟ルージュ 2000 蒼龍葡萄酒 (山梨県甲州市)

一見すると日本のワインですが、バックラベルを見ると、フランスのボルドー産のAOCワイン(カベルネ・ソーヴィニヨン)に国内産ワイン(産地不明)をブレンドしています。
輸入ワインとブレンドしていますので、これは、“国産ワイン”ではなく、”国内産ワイン”ですね。2000年の生産本数は2117本のみ。12年の時を経て、まろやかに熟成し、馬刺しとよく合いました。
2000年頃はこんなブレンドもしていたのね、と思い、調べてみると、今もこのブレンドは生産されているようです。



風のエチュード 2011 ココファーム (栃木県足利市)

ここでまた白に戻ります。シャルドネ65%とケルナー35%のブレンドで、シャルドネは長野県高山村から、ケルナーは北海道余市町からのブドウを使って仕込まれています。
シャルドネの比率の方が多いので、味わいもシャルドネが強いですね。串カツに合いました。



ルバイヤート プティヴェルドー 試験園収穫 2008 丸藤葡萄酒工業 (山梨県甲州市)

日本のプティヴェルドといったら、「ルバイヤート」がまず名が挙がります。私も以前ここの1990年代半ばからの数年のヴィンテージを集め、まだセラーに持っています。
この2008年は試験園で棚栽培によってつくられたブドウからのもの。限定147本ということですから、本当に稀少!
当然まだ若さがありますが、想像していたよりもなめらか!しなやかさがあり、今でも充分おいしくいただけますし、フィネスも備わっています。熟成の行方が気になりますが、147本なので、今後出会えたら幸運でしょう。



城戸オータムカラーズ メルロー 2011 Kidoワイナリー (長野県塩尻市)

メルロの産地として名声を確実にした、塩尻の桔梗が原のもので、ノンフィルター。
さすがにまだまだ全然若い!これはどう変化していくんでしょうか。つくり手も注目されています。



CHARIOT D'OR 1987 丸藤葡萄酒工業 (山梨県甲州市)

こちらも丸藤。25年経過しているのに、色はそれほど濃くなっていません。甲州種100% の甘口ワインですが、飲むと、それほど甘さを強く感じず、少々アルミニウム系のニュアンスを感じました。冷やし過ぎない方が良さそうです。



Champagne Yann Alexandre Selection Brut  (仏、シャンパーニュ)

日本のワインがテーマでしたが、番外編ということで、シャンパーニュが登場(笑)
モンターニュ・ド・ランスのつくり手で、ピノ・ムニエ65%、シャルドネ25%、ピノ・ノワール10%
2種のブドウのタルトとともに楽しみました。
持ち込んですぐ開けたせいか、泡が若干荒く、少々雑味を感じました。落ち着かせた状態なら、もっと本領発揮できたのではないでしょうか。



フードは、各自の持ち寄り+会場を提供してくださったWさん夫妻の手料理などなど。
Wさん、今回も色々ありがとうございました。




大人気だったのは、新玉ねぎを丸ごと調理した一品(レンチンしただけ?)
この新玉ねぎの甘味が、なぜか色々なワインに合いました。これは超オススメ




デザートはFLOの「2種のブドウのタルト」



皆さん、次回もまたよろしくお願いします




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