豪華な顔ぶれのワイン会で紹介した中に、チリワイン 「SENA」(セーニャ)がありました。
ヴィンテージは1997年。

ちょうど1990年代後半の日本はワインブームに沸いていましたが、それは品質が良いのに価格がお手頃というチリワインの登場が一役買っています。
安くてうまい!のがチリワインなのに、当事で5,000円を超え、1万円もするチリワインがありました。
コンチャイトロ・ドンメルチョー、モンテス・アルファ"M"、セーニャ、アルマヴィーヴァ、ドムス・アウレアなどのスーパープレミアムチリワインです。
これらはワイン通の間ではかなり評判になり、ワイン会などでもよく登場しました。
が、あれから10年以上過ぎた今、スーパープレミアムチリワインは以前ほどの注目度はありませんが、チリワイン全体としてはコストパフォーマンスの良さもあり、相変わらず高い人気を誇っています。

さて、スーパープレミアムチリワインですが、今年に入って当時のヴィンテージのドムス・アウレア(1998、1999)を飲む機会があり、以前 紹介 しました。
その時に思ったのは、まだまだ熟成の可能性がある、ということ。
では、SENA 1997 はどうなっている?と、今回、非常に興味深く飲みました。

SENA 1997
セーニャは、1995年にエラスリスのチャドウィック家と米カリフォルニアのロバート・モンダヴィのジョイントベンチャーで誕生したプロジェクトです。
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン、カルメネーレ、プティ・ヴェルド、マルベックのブレンドですが、年によりセパージュもブレンド比率も異なります。
その後、2004年にチャドウィックの単独所有となり、この年からビオディナミも開始しています。
1997年はカベルネ・ソーヴィニヨンが84%、カルメネーレ16%。2012年の今、15年経過した1997年を飲むと、なめらかですが、濃く、まだ構成がしっかりしています。
今、ひとつの飲み頃かもしれませんが、まだまだ進化するでしょう。
なお、今回は早めにデカンタージュをしました。

そうそう、セーニャを飲む時、私はなぜか“塩気”のミネラルを感じるんです。
今回は?・・・気になりませんでした。
その代わり、旨味、複雑な味わいを感じました。
熟成を重ねたことで、さまざまな要素がなめらかに溶け合ったのかもしれません。
貴重なワイン、ヴィンテージでした

ヴィンテージは1997年。

ちょうど1990年代後半の日本はワインブームに沸いていましたが、それは品質が良いのに価格がお手頃というチリワインの登場が一役買っています。
安くてうまい!のがチリワインなのに、当事で5,000円を超え、1万円もするチリワインがありました。
コンチャイトロ・ドンメルチョー、モンテス・アルファ"M"、セーニャ、アルマヴィーヴァ、ドムス・アウレアなどのスーパープレミアムチリワインです。
これらはワイン通の間ではかなり評判になり、ワイン会などでもよく登場しました。
が、あれから10年以上過ぎた今、スーパープレミアムチリワインは以前ほどの注目度はありませんが、チリワイン全体としてはコストパフォーマンスの良さもあり、相変わらず高い人気を誇っています。

さて、スーパープレミアムチリワインですが、今年に入って当時のヴィンテージのドムス・アウレア(1998、1999)を飲む機会があり、以前 紹介 しました。
その時に思ったのは、まだまだ熟成の可能性がある、ということ。
では、SENA 1997 はどうなっている?と、今回、非常に興味深く飲みました。

SENA 1997
セーニャは、1995年にエラスリスのチャドウィック家と米カリフォルニアのロバート・モンダヴィのジョイントベンチャーで誕生したプロジェクトです。
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン、カルメネーレ、プティ・ヴェルド、マルベックのブレンドですが、年によりセパージュもブレンド比率も異なります。
その後、2004年にチャドウィックの単独所有となり、この年からビオディナミも開始しています。
1997年はカベルネ・ソーヴィニヨンが84%、カルメネーレ16%。2012年の今、15年経過した1997年を飲むと、なめらかですが、濃く、まだ構成がしっかりしています。
今、ひとつの飲み頃かもしれませんが、まだまだ進化するでしょう。
なお、今回は早めにデカンタージュをしました。

そうそう、セーニャを飲む時、私はなぜか“塩気”のミネラルを感じるんです。
今回は?・・・気になりませんでした。
その代わり、旨味、複雑な味わいを感じました。
熟成を重ねたことで、さまざまな要素がなめらかに溶け合ったのかもしれません。
貴重なワイン、ヴィンテージでした

