先週、都内で ボルドーワインのプリムール2007年の試飲会 がありました。
「プリムール」とは、まだ樽に入っている昨年に仕込んだばかりのワインのこと。
これが瓶詰めされて出荷されるのはずいぶん先のことになりますが、現時点の未完成の状態でもって取引しましょう、という「プリムール買い」のシステムがボルドーにはあります。
いわば「ワインの先物取引」みたいなものです。
秋に収穫したワインが売れるのは数年後であるため、シャトーの資金調達の手段としてのプリムールが重要なのですが、現実を見ると、昨今は大手資本が入っているシャトーも多くなっています(資金繰りに問題ナシのところも多いということです)。
話を戻すと、
この先、そのワインがどう転ぶかわからないため、商品としてリリースされる価格よりもかなり安く買えるのがプリムールのメリットです(商品の引渡しはリリース後)。
リリース後に評価が上がり、プリムールで買った価格の数倍もの値段が付くようになる場合もあれば、その一方で評価が下がって散々な目に遭うこともありうるため、プリムールを購入する側は慎重になります。
プリムールのシステムについては、まだまだ細かいことがいっぱいあるのですが、それは省略し、実際に私がテイスティングした感想をお知らせしたいと思います。

ボルドーといってもけっこう広い範囲なので、
「2007年のボルドーの出来は・・・」という情報があっても、地域によってかなり状況が違ってきますし、シャトーによってももちろん違ってきます。
私がいいなと感じたのは、赤のペサック・レオニャン、サン・テミリオンです。
マルゴー地区は、う~ん・・・という感じで、サン・ジュリアンとサン・テステフもバランスがいまひとつのような・・・
白のペサック・レオニャンは2006年の方が良いと思いました。
(ただし、2007年の中でもいくつかは素晴らしいものがありました)
以上は、あくまでも樽にある未完成状態を飲んだ私個人の感想ですので、
その点はよくよくご注意くださいね
さて、リリース時はどんなふうに変化していますやら・・・
「プリムール」とは、まだ樽に入っている昨年に仕込んだばかりのワインのこと。
これが瓶詰めされて出荷されるのはずいぶん先のことになりますが、現時点の未完成の状態でもって取引しましょう、という「プリムール買い」のシステムがボルドーにはあります。
いわば「ワインの先物取引」みたいなものです。
秋に収穫したワインが売れるのは数年後であるため、シャトーの資金調達の手段としてのプリムールが重要なのですが、現実を見ると、昨今は大手資本が入っているシャトーも多くなっています(資金繰りに問題ナシのところも多いということです)。
話を戻すと、
この先、そのワインがどう転ぶかわからないため、商品としてリリースされる価格よりもかなり安く買えるのがプリムールのメリットです(商品の引渡しはリリース後)。
リリース後に評価が上がり、プリムールで買った価格の数倍もの値段が付くようになる場合もあれば、その一方で評価が下がって散々な目に遭うこともありうるため、プリムールを購入する側は慎重になります。
プリムールのシステムについては、まだまだ細かいことがいっぱいあるのですが、それは省略し、実際に私がテイスティングした感想をお知らせしたいと思います。

ボルドーといってもけっこう広い範囲なので、
「2007年のボルドーの出来は・・・」という情報があっても、地域によってかなり状況が違ってきますし、シャトーによってももちろん違ってきます。
私がいいなと感じたのは、赤のペサック・レオニャン、サン・テミリオンです。
マルゴー地区は、う~ん・・・という感じで、サン・ジュリアンとサン・テステフもバランスがいまひとつのような・・・
白のペサック・レオニャンは2006年の方が良いと思いました。
(ただし、2007年の中でもいくつかは素晴らしいものがありました)
以上は、あくまでも樽にある未完成状態を飲んだ私個人の感想ですので、
その点はよくよくご注意くださいね

さて、リリース時はどんなふうに変化していますやら・・・
