土曜日、ほっとで「前 児童相談所職員の話を聞く会」を持ちました。
講師は実は娘で、昨年までの彼女の経験を元に、児相の組織図の説明から始まって、様々な働き、問題点まで詳しく話して貰いました。
参加者は13人(男性2名) ほっとは初めてという方が2名来て下さいました。一人は現在東京都の児相で働く若い女性、もう一人は身内に虐待があって悩んでいらっしゃる女性でした。
約二時間、参加者の体験や、様々な疑問等も出され、とても充実した学びが出来たと思います。(娘は、もう少し事例を紹介したかったようですが)
後半は、身内の虐待で悩んでいるという女性の話が中心となりましたが、虐待を受けた子ども達をどうするかという問題と、虐待する親をどうしたら変えられるかという問題のどちらもが、大変難しいと言うことがよく分かりました。
ある参加者は「人は自分が育てられたようにしか、子どもを育てられないと思う」と言われました。私もそう思います。
しかし、それでは虐待は親から子へと連鎖していくばかりです。難しいけれど、なんとか親を変えていく道をみんなで探っていかなければならないと思いました。
子育てを孤立させないこと、周囲が温かい目で見守っていくこと、公的機関が様々な支援をしていることを広く知らしめること・・・いろいろ考えられます。
さて、虐待を知ったらどこへ知らせるか?・・・・先ずは110番でいいそうですよ。
これからも、こういう学びをしていきたいと思いました。