鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

電話のセールスマンのオーバーセールスには気をつけろ

2012-09-09 | Weblog
 8日は溝の口のauショップへ行き、かみさんにシニアー向けの携帯電話を購入した。かねて専業主婦には携帯電話は要らない、というのが持論であったが、50年来の親友でこの2月に亡くなったT君からは度々、「なぜいまどきかみさんに携帯電話を持たせないのだ」と詰め寄られていたことと、念願の世界一周に付き合ってくれたご褒美として、帰ったらかみさんにも携帯電話を持たせよう、と思っていたのだ。それにクルーズ中もいつまでも旦那に頼り切りでなく、1人で動く訓練をしろ、と言っていた手前、携帯を持たせることによって時代に追いついてもらいたい、との思いもあった。
 シニア向けの携帯電話は操作も簡単で、文字も大きく、使い勝手がすこぶるいい。au同士なら料金がかからないうえ、家族割で夫婦間の料金もかからない。かみさんが携帯を保有するにあたって3男の携帯もauなので、「家族割」になっているはずだと調べてもらったら、3男の携帯は会社保有となっているため、「家族割」の対象外であることもわかった。手続きを済ませ、家に帰って、家の固定電話がイッツコムのケーブルテレビ電話なので、auの携帯電話とは無料で掛け合えることになっているので、新たにかみさんの携帯電話もその対象になるか、と問い合わせると、なんと固定電話から鈍想愚感子の携帯への電話料は無料だが、逆の場合は対象になっていない、という。確か、この2月にイッツコムの調子のいいセールスマンが来た際にはお互いの通話が無料になる、と聞いていて、ずっとその積もりだった。確かにイッツコムのパンフレットをよく見ると、auから固定電話への電話の「au自宅割」は別表記となっていて、それはauショップに聞いてくれ、という。
 イッツコムのパンフレットは「auおうち電話」などと表現してあり、紛らわしい表記となっている。それにしても2月のセールスマンはそこまで詳しく説明してくれなかった。以来、工事の時にも現れていないし、一切顔も見ていない。とくあるセールスマンのオーバーセールスで、思い込んだこちらも悪いかもしれないが、セールスマンも怪しからぬ面がある。
 もうひとつ、イツコムからはAu携帯から家の固定電話の無料通話は契約者本人のみで、かみさんは対象外であるとも説明された。これは注意深くパンフレットを読めばそうなのだろうが、すぐにそこまで理解する人は少ないだろう。
 で、auショップに問い合わせると、確かに「au自宅割」の申請はされていないし、それには固定電話と携帯の引き落とし口座が一緒でないと適用にならない、という。それならそうすることとして、改めてイッツコムに確認すると、しばらく上司と相談したうえで「au側でそういうのなら、そうなのでしょう」とあやふやな答えぶりで、そこまで尋ねた人はいなかったような回答だった。
 とかく、携帯電話の料金体系なり、仕組みはわかりにくい。月々の請求書をWEBで見ても、そこまでの詳細はわからない。仮に、今回「au自宅割」の手続きをしても果たしてその通りに適用されるかどうか、確認の仕様がない。一般に携帯電話の料金に関してはトラブルが多いので、気をつけるにこしたことはないようだ。

追記 9日朝、手続きにauショップに行くと、昨日のやり取りとは全く違って、「別に振込口座が自宅の電話と違っていてもau自宅割には支障ありません。お客さまの場合、すでに携帯と自宅の固定電話とはau自宅割となっています」と言う。前日のやりとりは覚えていて、「お客さまの個人情報に関することですので、電話だけでは適切な応対ができませんでした」というではないか。イッツコムと連絡して対応を変えたのか、とも思いたくなったが、結果よしで、了解して帰ってきた。こちとらは暇のあるシニアなのでこれだけで済んだが、忙しいビジネスマンだったら、さぞかしもっと怒っていたことだろう。いずれにしろ、携帯の販売に関しては料金体系が複雑怪奇なので、説明不足やセールスマンのオーバーセールスから、こうしたトラブルは日常茶飯事とお見受けした。 
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