今朝方、いつものようにトイレに起きて、時計を見たら午前4時45分で、ほぼ朝だった。実はこの1年、かねて抱えていた腎臓結石のせいで、ずっと夜に1回はトイレに起きていて、いつものように起きたら、なんとほぼ起床時間で、夜の間にトイレに行かなかったのは実に1年ぶりのことだった。実は昨年末ごろに川崎市高津区にある帝京大学病院でほぼ1年に1回かかっている人間ドックにかかった際にかねて持病の腎臓結石を指摘され、以来泌尿器のU先生から懇切丁寧な処方をうかがい、以来ずっと夕食の後に呑む錠剤を服用してきた。
腎臓結石は50年来、ずっと抱えてきた難問で、数年に1回、受診してきた人間ドックではいつも腎臓を含むエコー検査で、結石の存在が指摘され、特に症状はそれ以上には広がらなかったので、とりたてて処方を施すこともしてこなかった。腎臓のエコー検査で砂状のような石が見つかっても「いつもこうなんです」と説明して、済ましてきた。ところが、昨年の人間ドックでは再度検診を受けることとなり、腹部のCT(コンピュータ断層撮影検査)を受けた結果、シユウ酸を含んだ動物性たんぱく質を控えるな食生活の改善とともに夕食後に錠剤を呑むことなどの指示を受けてきた。それに従い、毎朝30分間、足を高く上げて血液の流れをよくするようなことも欠かさず実施もしてきた。
それで、ずっと白い錠剤を毎夕食後に服用してきたが、ずっと毎夜に最低1回はトイレに起きる毎日を過ごしてきた。それが、昨晩には1回も起きることなく、朝を迎えたのである。実は帝京大学の泌尿器科の先生には「本当は藪医者ではないか」との疑念すら抱きかねない状況にもなりつつあった。それだけに昨晩1年ぶりに夜オシッコのために起きることなく、ぐっすり休めたことはすばらしい快挙で、その後起きてきた奥さんにも伝え、一緒に「快哉」を叫んだ。
実はずっとこのオシッコのことが気になっていて、最近はなんでもないことを忘れてしまったり、以前ならしないようなことが相次いで起きていて、いよいよ耄碌し始めてきたのかな、との思いもし始めたところだった。もうすぐ80の年にさしかかかる段階なので、耄碌どころか、あの世に旅立つようなこともありうる年代である。特に最近は学生時代、会社時代の先輩や、同僚の訃報を聞くことが増えてきており、いつその仲間入りしてもおかしくない年代となってきた。それだけに今回の”結石”騒動はその前触れではないか、とも感じ始めた時期でもあった。
それだけに1年ぶりに快方に向かったことは嬉しい限りである。これがいつまで続くのか、まだ様子を見ないとわからないが、少なくとも快方に向かっていることは確かなことである。どこか、身体が軽くなってきたような気もしないでもない。いつまでもこの状況が続くことを祈りたい。それと同時に帝京大学病院泌尿器科のU先生に対するお礼の念も欠かさず持たねばならないとも思った次第。
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