鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

風態でわかるテレビ関係者

2007-03-15 | Weblog
先日、箱根の温泉へ静養に行った帰りに箱根湯本で途中下車し、みやげ物でも買おうか、と駅前を散策しているうちに、以前に紹介された麦トロのお店の向かいに蕎麦屋があり、行列が出来ていたのを思い出し、行ってみた。案の定、行列ができていたが、程なくはけて先頭になった。すると、横にバン数台が乗り付け、「おう、ここ、ここ」と運転手がどやどやと10数人降りてきて、後ろに並んだ。男8人に女4人の団体で、いかにもなにかの撮影に來たクルーといった感じであった。ヤクザのような凄みはないが、一般というか、普通の人ではない雰囲気が漂っていた。
列に並んでいるうちから、大声で話し、モデルとおぼしき女性陣は1カ所に固まって話に夢中となっており、静かな温泉街に突如、喧騒が持ち込まれたようであった。お店には「大勢なので、別々になっても構わない」といいながら、いざ上がり込んで、別々に座ったものの、大きめの席が空くと、「そちらへ変わりたい」と言い出す。お店も商売だから、駄目とは言わないが、多少の迷惑顔は隠さない。
お店のなかでもまるでお客は自分たちだけ、という振る舞いで、その一角だけが浮き上がっている。かみさんと名物の自然署そばに舌づつみをうちながら、目配せして、うんざりしていた。
一体にテレビ関係者はどうしてこんなに傍若無人に振る舞うのだろうか。テレビという時代の先端をいっているメディアに携わっているのだ、という自負心、もしくは驕りがあるのだろうか。そんな気持ちが先の関西テレビの「あるある大事典」の捏造につながった、のではなかろうか。
もうひとつ考えられるのはテレビ関係の番組制作の経費が高くて、なにかにつけ派手なことがまかり通っていて、飲み食いもそうなっていて、ついつい態度に出てしまう、ということだ。それに多少きれいなモデルを連れていることも驕り意識に拍車をかけていることだろう。
ヤクザがよくやるような人に危害を加えたり、明白な迷惑をかけているわけではないが、少なくとも周りに不快感はもたらしている。立派な公害といっていいだろう。
行ったお店の名前は「はつ花」といい、蕎麦通の間では有名なところであった。とかく、老舗にはいろいろな客が来る、ということか。まあ、人のふり見て、我がふり直せ、とでも受けとることとしたい。
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