MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

おおつもごり

2016年12月31日 | あらかると


今日も普通に暮れた。
余り変化の無い一年だったが、
自然の中の動植物の驚異は数多く見ることが出来、
新たな写真も10,000枚ほどDISKに書き込まれた。

と言うことで、今日の写真から・・・・。

2016年大晦日の夜明け。


2016年大晦日の日没(16時37分撮影)


ベランダから遥か彼方に見える「東京スカイツリー」は、
25時まで大晦日の特別ライティングが行われており、
年明け前後がクライマックスになるようだが・・・・

「スカイツリーと三日月(17時57分撮影)」


傾き始めた宵の明星も輝いていた(18時03分撮影)。


下の写真は上記の写真の上部をトリミングしたもので、
明るく輝く金星と共に、航跡や他の星々も写っている。


撮影している間にも月は傾き続け、18時33分には山の端に沈む。
「18時07分撮影」


月の沈むのも早いが、一年も早いなあと思うこのごろではある。

巻頭の写真は「箱根山」の右側に沈み行く太陽で、2016年最後の夕陽。
そして明日は・・・・「初日の出」・・・・
心も空気も一変する「元旦」の日本の姿に外国人は皆驚くようである。
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狂い咲 (写真俳句)

2016年12月30日 | 写真俳句

本来は春に咲くものが、日当たりの良い場所や、
垣根などに囲われている場所では、秋から冬場に掛けて数輪咲くことがある。

「帰り花」「忘れ花」「二度咲」「狂い咲」「狂い花」「帰り咲」などと表現される。
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ドラマチックな金色の朝焼け

2016年12月29日 | 写真


今朝は久し振りに全天が朝焼けになり、
日出に併せて一部の雲が金色に輝いた。

余りの美しさに、日出までの二十数分間に120枚も撮ることになってしまった。
朝焼けや夕焼けは、美の頂点がどこにあるのかが分からず、
雲や色彩が変化する度に欠かさずシャッターを押す必要がある。

東の空が明るみ始めた頃には普通の日出になるものと思われたが、
薄雲が広がっていることから、朝焼け出現の期待はあった。
「06時31分撮影」


少し待って居ると、飛行機雲のような一筋の雲が茜色に輝き始めた。
「06時37分撮影」


茜色は一筋の雲から、上空の雲まで徐々に染まり始めた。
「06時39分撮影」


東側に浮かんでいた雲は殆ど茜色に染まり、やがて上空の筋雲までが染まり、
その筋雲は、都心上空方面まで伸びて薄い茜色に染まっていた。
「0643分撮影」


日出方角を見ると筋雲は十本程に分岐し、そのまま金色に輝き始めた。
「06時45分撮影」


太陽が上昇するにつれて、金色に染まる雲の範囲も広がっていった。
地平には厚い雲が広がっており、
今日の日出予定時間(06時49分)よりもやや遅れている。
「06時51分撮影」


地平の黒雲から薄明光線が上空に伸び、まもなく日の出である。
「06時53分撮影」


巻頭の写真が日の出直後(06時56分撮影)の朝焼けで、
この時間帯が朝焼けのピークとなった。
写真的には縮小(600×400ピクセル)してあるため迫力には欠けるが、
元画像は5184×3456ピクセルと10倍近い大きさなので、迫力満点である。
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寒波襲来で澄み切った空気の一日となる

2016年12月28日 | あらかると


この冬一番といわれる寒波が襲来中で、
夕方の都心の気温が5℃まで下がり、
明日朝の最低気温は2℃まで冷え込むと予報されている。
恐らく当地は氷点下に近い気温となることだろう。

今日の日中の気温も10度ほどだったが、
北風が強めで、体感気温は7~8℃かそれ以下になったものと思われる。
ちなみに風速2mなら体感気温は2度下がると言われて居る。

早朝から雲ひとつ無い快晴で、富士山がこの冬で最もクリヤーに見えた。


普段は余り見られない丹沢山塊の稜線などのデティール(細部)も見え、
冷え込みと風、更には乾燥した空気で、
この冬一番良好な視界となったのである。
「丹沢山塊」


正午頃でも富士山は鮮明に見えていたが、
関東の一部では「富士の良く見える日は風が強い」という言葉がある。
「11時50分頃の富士」


雲の無い日出や日没は写真的にはつまらないものだが、
今日の日没直前の太陽は「箱根山」の真上に位置していた。
「日没直前の太陽」


今日の都心の日没時間は16時36分で、日没直後の丹沢山塊(下の写真)。
左端に東京スカイツリー、右端に富士山を配置してみた。


夜になると、当然のように夜景も鮮明で、
スカイツリー右上には宵の明星「金星」が明るく輝いていた。


明日朝はこの冬一番の寒さになると言うが、
昼の気温は14℃近くまで上がり、11月並の気温になると言う。

巻頭の写真は19時15分撮影の今日の「東京スカイツリー」。
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花鶏の集団(200羽以上)が、団地の樹木にやってきた。

2016年12月27日 | あらかると


今日は朝から曇りで南風も強く、外出には不向きの天候で、
久し振りに一枚も写真を撮らずに終わるものと思って居た。

11時過ぎ「観天望気」のためベランダに出てみると雨が降っており、
午後からもインドアな生活を決め込んだ。
が・・・
眼下にある葉を落とした樹にスズメらしき野鳥が次々とやってきて、
3本の木に鈴生りになった。
スズメにしては数が多すぎるので(下の写真)、
カメラを持ち出して望遠レンズでファインダーを覗くと、
スズメと言うよりはヤマガラのような模様だったが、
ヤマガラは集団を組んで移動するような野鳥でもなく、
ヤマガラよりも派手な見たことの無い模様の野鳥だった。


写真を撮り終えた後で調べてみると、
やや手間取ったものの、スズメ目アトリ科アトリ属に分類される鳥類の一種で、
集団で行動するアトリと言う名の野鳥だった(体長16cm)。
漢字では「花鶏」と表記するようだが、まさに、花のように美しい小鳥だったのである。


雨の中をやってきたので、それぞれに羽の手入れに余念が無かった。
それにしても200羽近い小鳥の集団を見るのは、
椋鳥以外にはなく、当然初見だったのでアトリと言う名さえも知らなかった。


20分ほどして次々と移動していったが・・・・、
15時ごろ再びやって来ていた。


雨が上がっており、落ち着いて行動していたが、
午前中に比べ極端に数が少ない。


もしやと思って真下の地面を見ると、100羽以上の集団が採餌中だった。


後からも次々と飛んで出来たが通過してしまった。
樹木の直ぐ向こう側が道路となっており、バスの音に驚いたようである。
採餌中のアトリも一斉に飛び立っていってしまった。

どこからやって来たのかは不明だが、これだけの集団なので、
近隣では見かけた人も多いのではないかと思われる。

動画でも撮影したが、椋鳥に比べればはるかに鳴声は小さく、
隣を通る車の音に掻き消されていたが、
「ヒョヒョ」と鳴く声が動画には記録されていました。
美しく鳴声も殆ど気にならない・・・こんな小鳥なら毎日来ても嫌われないかもしれない。
明日も来るのだろうか????
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