MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

韓国製「おこげ」をたべる

2008年06月17日 | たべもの・料理
職安通りの「韓国広場という食材店で、「おこげ」が売っていたのでこれを求め、おこげ料理を作った。上は完成写真。煎餅のような食感と中華アンのハーモニーが良く、珍味で美味だった。
出来立ての湯気がいっそう美味しさを感じさせます。

材料・韓国産おこげ、片栗粉、中華スープの素「香味」、酢、ごま油、海老、煮豚、キャベツ。


おこげを、カリカリになるまでゴマ油で炒めます。焦げすぎると苦味が出てきます。出来上がったら容器に移しておく。今回は初挑戦なのでこのようにした。高温で上げるべきか次回試作の予定。


煮豚は適当に切り(今回使った煮豚は、ヒレの部位だったので適量を手で裂いた)キャベツとともにいためる。海老はあまり火を通すと硬くなるので最後に入れて1分程炒める。


海老に火が通ったら、火を弱め、水(150cc)と中華スープの素(適量)を入れ、沸騰したら水で溶いた片栗粉少しづつ入れて、とろみを調整しながら完成させる。好みにより少量の酢を入れる。
完成したら火を止め、炒めたおこげと混ぜて、器に盛ります。

尚、説明書によると、400cc程度の水を沸騰させ袋の半量をそこに入れておかゆのようにして食べるのが韓流のようテす。



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梅シロップを仕込む

2008年06月11日 | あらかると
今の時期はどこのスーパーに行っても、青梅が売られている。やや売れた梅干用の梅も販売されているが、まだ美味しい梅干を作れるほどには熟していないものが多い。
青梅を利用して作れるものは、梅酢で漬けただけのカリカリ梅、青梅の醤油漬け(漬け上がった梅も醤油も調味料として使う、醤油梅をみじん切りにして冷奴などに載せると別格の味を堪能できます)、一般的な梅酒、梅シロップ、青梅を摩り下ろしてその絞り汁だけを煮詰めて作る梅エキス、などがある。

青梅も梅干用の梅も紀州産のものが高価であり、関東物の梅の価格の倍以上するが、梅干以外に利用するなら紀州産である必要はないと思う。梅干にするには紀州産のものが良いとされるが、それは梅干として完成したときに、梅干の皮が柔らかに仕上がるからである。
今年は梅干も作る予定なので漬け込んだときには又紹介する予定。

梅シロップを作るには、まず買ってきた青梅を水に半日ほど漬けて、汚れやアクを落とす。
洗い終わったら、灰汁が出ないように梅のヘタを取り除きペーパータオルなどの上に広げ(拭き取っても良い)乾かし、乾いたら冷凍庫でカチンカチンに凍らせる(1日冷凍庫に入れておくと完全です)。
凍った梅を保存ビンに入れ、同量のグラニュー糖(梅1キロに砂糖1キロ)を上から掛け、ふたを閉めてそのまま保存します。数日で砂糖が溶け出してきますが、あまり梅が浮いているようだったら、ビンを上下させて攪拌することが大切です。浮いたまま放って置くとカビの原因になりかねないので注意が必要です。
夏に冷水で割った飲むと、ジュース代わりになるばかりでなく、クエン酸により疲労回復効果もあるのでお勧めです。ただ、出来たシロップは砂糖と同じなので、糖分の取りすぎには気をつけなければなりません。
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山桜桃(ゆすらうめ)

2008年06月05日 | たべもの・料理
私の住んでいる周辺には農家や果樹園が多く、農家直販の野菜などを買うことが出来る。市価より2割程度安いが、時には市価より高いものもある。

自販機で売る農家もあり、以前そこで買ったトマトは市価の半値程度でしかも完熟の甘いものだったので、久しぶりにそこに行ってみた。しかし、まだ路地物のトマトには早く、売れ残りのような赤く熟した「ゆすらうめ」が売られていた。
一袋100円だつた。透き通った赤い実が非常においしく見えたばかりか、スーパーなどには出回ることの無い珍しいものなので買ってきた。

美味しそうな感じは楽しめたが、食べてみるとあまり甘くなく酸味のやや強い味がした。しかも種が大きく生食するにはやや抵抗があった。仕方無いので、ネットで調べると果実酒にするか、種を取って砂糖などを加えてジュースにする方法とがあった。果実酒にするには量が少ないし、ジュースにするのも気が向かなくて・・・そのまま鑑賞中。

ふるさとの庭のどこかにゆすらうめ (池内たかし)

という句があるが、私の田舎の庭にもあった。だが道路拡幅工事により、スモモや桃の木と一緒に相当前に無くなってしまった。幼い時に食べた記憶ではもう少し甘かったように記憶しているし、甘いという先入観もあって買ったのだが・・・
上の句からもそのような幼い時代のノスタルジーが感じられた。
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新種の紫陽花

2008年06月03日 | あらかると
           
           紫陽花や帷子時の薄浅黄(芭蕉)

紫陽花の花が咲く季節である。紫陽花は、梅雨時の鬱陶しく重苦しい空気を解消させてくれる花でもある。浦和在住時、京浜東北線王子駅近辺で見た飛鳥山公園麓の紫陽花は、満員電車の中で一服の清涼感があった。

その紫陽花も最近では様相が変わってきた。名前のようにこれまでは紫色系統の花が多かったが、写真(近くの園芸店にて撮った)のように、様々な色と形の紫陽花が作出されているのである。

文頭の句は芭蕉の句であるが、帷子や浅黄色などの語彙は現代生活からは消えかかっており、それがなんであるかが解釈出来ないとこの句を鑑賞することは出来ない。

園芸点で見た新種の紫陽花は、やがて庭園などで栽培され、いずれ庭園を飛び出し自然界に自生するようなときが来るかもしれない。そうなった時、上記の句の解釈が更に困難なものとなる。
花の美しさに感動しつつもそんな杞憂を思った新種の紫陽花との出会いだった。。



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晩春の手賀沼

2008年06月02日 | あらかると
グリーンラインの右が自転車、白線の左が人・・・と区分けされています。

今日6月2日、関東地方が梅雨入りしたと、気象庁から発表があった。例年より早い入梅である。

今年の5月は雨の日が多く、五月晴れの日は数えるほどしかなかった。桜の季節である4月も透き通るような青空が見られたのは3、4日程度と記憶している。
ここ数年、写真といえば殆どコンパクトデジカメを利用しているため、曇っているときの写真はどうしてもクオリティが良くない。

今日の写真は手賀沼。最初の2枚は昨年のもので、下の三枚が、今年五月下旬頃の手賀沼の光景である。常磐線我孫子駅や北柏駅から徒歩でもいける距離にあるので、晴れた日のピクニックにいかがでしょうか。ちなみに写真はサイクリングロードやウオーキング歩道が整備されている手賀沼の南岸です。

南岸は葦やマコモなどの植物が多く、水質浄化に役立っています。湖の汚染度No1を数年記録しましたが、今では下水道などの整備により、10位以下になったとのことです。


手賀沼に住み着いている白鳥で、今年も子育てをしていました。


大津川下流の光景です。亀がこのように足を広げて甲羅干ししているとは・・・亀の世界も平和なようです。


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