MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

黒木間蝶(クロコノマチョウ)の産卵シーン

2019年05月17日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

当地では、五月晴れの日が今日で3日連続となり、
近くの大町公園の「薔薇園」では急速に開花が進み、
下の写真のように見ごろとなり、早いものでは散り始めています。


そんな散歩中に見つけたのは、黒木間蝶の飛翔で、
写真を撮るためにしばらく待っていると、近くの草むらに止まった。
最初に撮った写真を見ると、お腹を葉に密着させていた。(下の写真)


カメラアングルを下げ、さらに手振れ防止のためフラッシュを焚いた。
現場では確認できなかったが、PCで確認すると産卵したばかりの卵が写っていた。
自然界ではなかなか撮る事のできない、超貴重な1コマとなった。
下の写真は巻頭の写真の一部をトリミングしたもの。
産卵していた葉は「クサヨシ」の葉だった。


別の場所では、温暖化で北上した「長崎揚羽蝶♂」が、
躑躅の花で吸蜜を繰り返していた。


公園北口近くでは「ユキノシタ」が開花を始めた。
小さな花で気に留める人も少ないが、5枚の花弁のうち、
小さな3枚の花弁の模様の美しさが素晴らしい。


下の花はまもなく花期が終わる「シャガ」の花弁の一部で、
この模様も美しい。どんな進化の歴史が隠れているのだろうか????
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満開の黄菖蒲と楓の実りなど

2019年05月09日 | あらかると


昨日は爽やかな五月晴れに恵まれたので近所の公園へ。

まず目に付いたのが大町公園内のあちこちで満開を迎えた黄菖蒲(巻頭の写真)

次が楓の実りで折からの春光の青空のもと種の入った鞘が真っ赤に輝いていた。




下の写真は、4月28日の楓の花の終期で、種になる青い鞘が生まれていた(写真中央)


さらに下の写真は4月16日に撮影した楓の花。




また近所では「支那実桜」のサクランボが美味しそうに熟れていた。
佐藤錦などに比べれば小ぶりだが、
市販されていることもあり酸味と甘味のバランスが美味しい。


下の写真は3月8日に満開を迎えていた支那実桜で、
2ヶ月で完熟の実をつけたことになる。


この時期は樹木も草も薔薇も、昆虫も虫も野良猫も日々に成長していて、
3日も公園に行かないと、様相ががらりと変わっていることが多い。
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いにしえのおもひで

2019年05月03日 | 写真短歌

令和元年の第2日目の昨日、
思いがけない人からメールを戴いた。
しかも・・・10年ぶり!!!

そんな10年前の勤務先の同僚を思いつつ、
12年前の写真を見ながらの一首。

勤務終へ帰りも笑顔の娘(こ)のあとに
上野の杜(もり)の残照かがよふ

帰りも=出勤時もということです。
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