MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

21世紀の森と広場の野草園にて

2013年07月30日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

来週からはいよいよ盛夏らしい高温の日々が予想されている。
で、
今日ネットニュースでこんな記事を読んだ。

「高血圧の人は熱中症にかかりやすい」と・・・。
血圧の高い人は減塩食事をしており、
また、降圧剤の利尿作用により体内塩分が普通の人より少なく、
大量に汗をかくことによって体内塩分がさらに失われ、
その結果として血液状態がどろどろになり、
さらにどろどろ血液のため血管が詰まりやすくなり「脳梗塞」の危険性がある。
最悪の場合は死に至る(熱中症)のだという。

私も降圧剤を飲んでいるので気になったが、
減塩食事などはしておらず、塩分も必要以上に摂っている心算なので、
上記のような状態にはならないだろうと思っている。
それに余り暑い日は家の中でエアコンを付けマッタリとしているし・・・

21世紀の森と広場の「野草園」は、湿地のある雑草地帯なのだが、
雑草の中にも吾亦紅やススキや合歓の木や彼岸花などが、
あたかも自然のごとくうまく配置されて植栽されている。

合歓の木で幼虫時代をすごすという、
オオクモヘリカメムシがまぐわっていた。


合歓の木のすぐ近くには、
「オトギリソウ(弟切草)」が可憐な花を咲かせていた。
可憐な花に似合わず物騒な名前がついているのは、
珍重される薬草だからで、
弟を切りつけてまでも横取りするという伝説がある。


さらにその先の湿地には「ヌマトラノオ」が真っ白で小さな花を咲かせていた。


写真を撮ったときは葉のない花のようで不思議だったが、
いろいろ検索していくとどうやら「ヤブラン」の花のようである。
葉が刈り取られた後で花茎だけが伸びたのかもしれない。


巻頭の写真は桜の木で夏を唄い込むニイニイゼミ。
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環水平アーク(水平の虹)とツマグロヒョウモン

2013年07月28日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

何となく体がだるいのは、
最近は余り聞かなくなった「冷房病」の症状なのかもしれない。
暑い日ばかりでなく、湿度の高い日もエアコンを使用しているので、
外出時などの急な気温変化に晒されることも多くなっている。

ということで、
暑さに強い体力づくりを目指して公園を散歩。
だが今日は無風状態の上、午前中の散歩とあって湿度も高く、
約1時間ほど散策した後東屋で水分を補給しながら休憩。

目の前を若い連中がジョギングで苦も無く過ぎていき、
公園散歩の常連さんも普通にウオーキングしている。
そんな人たちとの比較感から思うに「私は相当の運動不足」であり、
まだ暑さに対する抵抗力が無いのだと実感した。
とはいえ、ふらふらになりながらも暑さに挑戦する意欲は無い。

被写体を探してもっとも自然の残っている草叢を徘徊。
今日は様々な飛蝗類が多く、草叢に一歩を踏み出すたびに飛び出して逃げていく。


逃げるどころか目の前に寄って来たのが「ツマグロヒョウモン蝶」。
折角なので格好良く撮ってみた。
まずは駐機場の航空機のように・・・・・


逆光側から、透けた翅を主題に生物界の摩訶不思議な模様と色彩を。


で・・・・・・
東屋で休んでいると中空に「環水平アーク(水平の虹)」が現れた。
最初はぼんやりとしたものだったが、


徐々に色彩が増し規模も大きくなった。


さらに鮮やかさが増して上下幅も広くなってきた。


が、東屋に休憩に入ってきた年長者に話し掛けられ、
次々と四方山話となり、気付いたときには環水平アークは消えていた。

写真の話をしていると「現像・焼き増し」の言葉が出てきて、
まだデジタルの世界を殆ど判っていなかったから、それ相応の年なのだろうが、
両脚は日に焼けていて、公園ウォーキングの常連さんのようだった。

私は、私より一回りは年上であろう彼に体力的には負けていると感じた。
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積乱雲と予想できない天候

2013年07月27日 | あらかると

昨日もそして今日も、
低気圧通過による雷雨、大雨洪水注意報が出た。

予想範囲は広大で当地が降るのか降らないのかは予想が付かず、
万が一を考えるとこんな日は外出しないに限る。

17時少し前、東の空を南風に乗って巨大な積乱雲が通過中だった。
しかも雲の一部は上空に差し掛かっていて、
風の向きによっては雷雨の到達の可能性があった。


やや強めの突風も吹き始めいよいよ雷雨襲来かと「観天望気」していたが、
不穏な雲があったので撮影。
見ようによっては竜巻のように見えるが、地上には届いてなかった。


東京周辺も雲行きは怪しい。


17時過ぎには、東京と埼玉の県境付近に大きな積乱雲を確認。
そして、
19時30分頃には、東京23区西部や埼玉南部に「大雨洪水注意報」が発令された。


当地もこれから荒れる予想が出ているが、
「隅田川花火大会」は何とか開催されているようで、
先ほどから打ち上げ花火の「音」が聞こえているので、
当分の間は天候の急変は無いものと思うが・・・


以下追記、22時再投稿

で・・・・・記事を書いている途中で花火の音が聞こえなくなり、
記事の投稿を終えてまもなく当地でも雷鳴が聞こえた。
さらに、
隅田川花火大会のニュースがネットで流れており、

「東京の夏の風物詩「第36回隅田川花火大会」(隅田川花火大会実行委員会主催、読売新聞東京本社など協賛)が、
27日夜、墨田、台東両区の2会場で開かれた。 だが開始後まもなく土砂降りの雨となり、約30分で中止になった。
始まってから中止になったのは初めて。今回は2020年東京五輪招致の成功を祈願し、
例年より2800発多い2万2800発が打ち上げられる予定だったが、実際に打ち上げられたのは約7900発にとどまった。
五輪の輪や金メダルの色をイメージした「オリンピック花火」は、上流の第1会場でのみ予定通り打ち上げられた。」

とのことだった。
相当に安全を考えての大会だが、やはり天候の予測は難しかったということであろう。
雷雨は「馬の背を分ける」という諺があり、
馬の背の半分は雷雨で濡れているが、半分は濡れていないという意で、
局地的な豪雨となることが多いのである。
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蓮の花の花弁が100枚以上、「藕糸蓮(ぐうしれん・我孫子市)」を撮る

2013年07月25日 | あらかると

我孫子市在住の写友と我孫子市市内で「写真談義」。
写真談義後「藕糸蓮(ぐうしれん)が咲いているよ」との友人誘いで、
我孫子市根戸経由で藕糸蓮が咲いている手賀沼河畔近くの蓮田へ。

咲いている花よりも咲き終わって花托(蜂の巣状に見える・蓮の実)になったものが多く、
最盛期は過ぎていたように見受けたが、まだまだ蕾も多く暫くは咲き続けるものとおもわれる。

遠目には何の変哲も無い普通の蓮の花に見えたのだが、
近付くと、巻頭の写真や下の写真のように牡丹の花のような八重咲きで、
しかも、花弁が100枚以上という華麗な花だった。


蕾もあちこちで見受けられ、


暫くは見頃の時期が続くようである。


100枚以上の花弁の中心の花托も中々の存在感であり、


さらに、珍しいピンクの花托なども点在していて面白かったが、
下の花托のように蓮の実が1個しか育っていないものや、
全く育っていないものもあったがそういう特徴があるのだろうか?


藕糸蓮(ぐうしれん)については、
蓮田の入り口にあった看板に詳しく説明されていた。


今日は曇っていて炎天下を歩くことは無かったが、
ほぼ無風の上に湿度が高く、時折薄日が射すなどして暑かったため、
撮影に集中できず、折角の貴重な被写体を前に、
たったの10回しかシャッターを切っていなかった事が残念で、
機会があれば再挑戦の予定。
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都心に豪雨をもたらした積乱雲

2013年07月23日 | あらかると

都心の世田谷区や目黒区で午後4時半ごろまでの1時間に100ミリに達する猛烈な雨が降り、
東横線や東海道新幹線が一時運転を見合すなど、大荒れになったらしい。

都心が大荒れになる数時間前、
東京上空には発達した積乱雲があり、
その積乱雲を観天望気しながら撮影したのが巻頭の写真(14時27分撮影)。

写真は右上にあった太陽のためフレアーで被ってしまったため、
積乱雲のおどろおどろした様までは写し取れなかった。

この時点では東の空(千葉県北東部)はまだ晴れていたが、
約5時間後は当地(千葉県北西部)でも雷雨となった。


上記の写真はα57で撮ったものだが、
まだ慣れていないためかもう一つシャープさに欠けるようだったので、
まあまあ普通に撮れるコンパクトデジカメの「CANON PS A650is」で撮って比較したところ、
α57よりもシャープな写り方をしていた(下の写真)


「CANON PS A650is(12.1mega pixels)」は2008年1月に購入して6年半以上も経つデジカメだが、
当時では最先端の1cmマクロ撮影が出来、その性能の良さから今でも使っている。

α57も最初からこの程度以上の画質で撮れて当たり前と思うのだが・・・・・
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