MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

2011年大晦日

2011年12月31日 | あらかると

いろいろあった2011年ですが、
東京スカイツリーのライトアップと共に新年を迎えたいと思います。
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枯ススキ

2011年12月30日 | 写真

年末で大掃除やら一年間のまとめなどをしていると、
外に出る時間も少なく、この数日は閉じ籠もっているので、
新たに撮影したものと言えば、
ベランダからの日の出や日没ばかりなので、
ブログネタにはならない。

と言うことで、今月半ばごろに撮った枯ススキの写真を・・・

ススキは逆光の中で光り輝くが、輝いている割にはなぜか物寂しい。


堤防の無い小川の両岸を埋め尽くしているが、
年々その繁殖地が拡大し、毎年咲いていた菜の花が追い出されようとしている。


種を実らせて穂綿となったススキの原は、
遠くから狐の鳴声が聞こえてきそうな気配を醸し出している。
穂綿はまもなく北風に乗って周辺に広がっていくのだろうか?


穂綿に触れるほどに近付いてみると、
穂綿をなしている髪の毛よりも繊細な髭は七色に輝いていた。


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飛行機雲

2011年12月29日 | 写真

新年を前に29日にできるのは大掃除ぐらいなもので、
買い物も外出も出来る限り控えるようにしている。

正月の飾り物も29日に飾るのは「二重苦」、
更に9の末日でもあるので「苦待つ」に通じるため、
田舎では正月用の餅を搗くのもこの日を避けている。

と言うことで、
昨日、手作りの「オイスターソース」を求めるため、
隣町の鎌ヶ谷までポタリングがてら出かけた時に見た、
飛行機雲を取り上げてみました。

自転車で気になるのが季節風の北風なので。
空の雲の流れを見ながら行ったのだが、
鎌ヶ谷市内に入ると天が飛行機雲だらけになった。
中には極端に風に流されているのもあり、
このような筋状の雲が多くなってくるとやがて地上でも風が強くなってくる。

松戸市内では見られない光景なので、
楽しみながらのポタリングとなった。

巻頭の写真は、たまたま上空を飛んでいた旅客機を入れて撮ってみた。
左に貼付した写真がピクセル等倍で、
国際線らしくジャンボジェットであることがわかる。

下の写真は最初の一枚目のもの。
状況が色々変化していくため、飛行機雲だけで20枚程度撮っている。


新鎌ヶ谷駅近くの畑から・・・
飛行機雲に押しのけられたような薄い雲が確認できるのが珍しい。
ジェットエンジンのエネルギーで飛ばされたのであろう。

飛行機雲の消失点の先に成田空港が有るということになるが、
今頃は海外脱出組みで混雑のピークを迎えていることだろう。


帰途の途中で見かけたのが、
脈絡の無い理解不能の雲。
これぐらいいい加減な雲も無いので撮った。
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なんちゃって「千枚漬」

2011年12月28日 | たべもの・料理

大根の一夜漬けを作ろうと、
大根をスライサーで1.5~2mm程の厚さに輪切りにし、
切った大根の輪切りをポリ袋に入れて塩を振り、
振りながら揉みながら塩を回し、
半日も冷蔵庫に入れておけば完成するのだが、
いつも迷うのが塩の分量。

塩分の多いものは控えなければならない私なので、
余り塩を入れることは出来ない。
でも塩が少ないと腐敗が心配である。
と言うことで腐敗防止の為酢を入れ、
冬至の残りの柚を刻んで漬け込んだ。

半日ほどで漬かったが、これが意外と美味しく、
パリパリとサラダ感覚で食べられるものになっていた。


二回目は天日に3時間ほど干してから、
塩と酢と砂糖を入れて漬け込んだが、
水分が抜けた分、味が馴染むには1日ほどを要した。
しんなりとしながらもやや歯ごたえの有る漬物と言う感じになった。
下の写真がそれで、右側の一枚だけが干さずに漬けたもの。


3回目は「千枚漬」には昆布が使われていることが判り、
干した上で昆布を入れて塩・酢・砂糖で漬けてみた。
昆布から分離した水溶性の食物繊維が、
トロミとなって「なんちゃって千枚漬」が完成した(巻頭の写真)。
このとき使った大根は水分が多くなかなか乾かなかった。
大根も産地によって違うと言うことを実感したが、
1,2回目に使った地元で採れたものが私の好みに合っていた。

今回は成り行きで三種類味わうことになったが、
サラダ感覚の漬物も美味しいし、
干して味が濃くなった漬物も美味しい。

下の写真は漬けている時のもので漬物石は要らない。
このままの状態で冷蔵庫で保管し、
ご飯のおかずとしても利用している。


下の写真は畑に放置された聖護院かぶら。
最初は普通の蕪が大きくなりすぎて商品にならないので、
放置されているものと思い写真を撮っていたが、
犬の散歩で通りかかった近所のおばあさんの話で、
千枚漬用の「聖護院かぶら」と判明した。

市場でしか売れないので、規格外のものが放置されていると言う。
天候の良い日が続き大きくなりすぎたようで、
いびつになったり、割れているかぶらも散見された。
というか、放置されているものの数のほうが多かったのでは・・・・???
勿体無いが所有者の判断だからどうしようもない。
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薄暮と三日月の入り

2011年12月26日 | あらかると

このところ最高気温が10度以下の日が続いている。
と言っても快晴なので日の当たる場所では暖かく、
窓際で日光を浴びていると暑いほどであるのだが・・・

暖かいから外に出てみたいのだが、
これから出ようという段になると決まったように北風が吹き始める。
北風の強さと自転車の速さで、体感気温は氷点下に近いものになるため、
風が吹いたら外出しないのがロートルの過し方でも有る。

なのでフィールドの写真は撮れないから、
ベランダから被写体を探すことになる。
で、今日は薄暮の時間帯が綺麗だった。

日没後の薄暮が美しいのは冬で、
西高東低による北風の吹き込みや、
晴れの日が続くことによる放射冷却などによって、
関東地方は湿度が極端に低くなる。

湿度が低いから空気も澄んでいて夕焼けの綺麗な日も多くなり、
薄暮の時間帯も長く感じられるのである。

薄暮の中に三日月と宵の明星を発見。
三日月は右下の富士山付近に沈んで行くような軌道で、
薄暮の中を徐々に落ちていった。


下の写真は17時14分撮影。
都心のビル街は日没(巻頭の写真・16時27分撮影)後から輝きを増してきた。


三日月は18時4分ごろ富士山付近に沈んでいったが、
下の写真はその15分前に撮影。
30秒と言う露出時間のため、その間に移動した三日月が間延びして写っている。
天体撮影に10秒以上も露出したのではまともには写らないのである。

その後三日月は富士のシルエットで遮られながら沈んでいった。
その瞬間も撮ったのだが、
北風が三脚に当たりミクロ単位のブレがカメラに起き、
使い物にならない写りになってしまった。


下は昨日(25日)の天候急変下のサンセット。
氷雨のような冷たい雨が牧の原でもぱらついた。
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