MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

紫燕、紫小灰蝶、細身越年蜻蛉、二星平田虻など

2016年12月02日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


久し振りに朝から雲ひとつ無い快晴で、
当地は風も無く冷え込みもやや和らいだ。

こんな日の大町公園はのんびりと散歩するには最高で、
もみじ山や南斜面の紅葉も見ごろとなってきている。
さらにこの暖かな陽射しに誘われて、
公園内で越冬している蝶や蜻蛉、花虻などの仲間も姿を現す。

「二星平田虻(フタホトヒラタアブ)」
薔薇園では西洋蜜蜂やフタホシヒラタアブなどが吸蜜していた。
原種に近い薔薇に多く集まっている。


「紫燕(ムラサキツバメ)♀」
小灰蝶(シジミチョウ)の仲間で、真冬には集団で越冬することで知られている。
今日のように日差しがあって暖かいと、
越冬地から日向に出てきて体を温めている。


下の写真は一昨日撮った、ムラサキツバメの♂
後の翅に尾状突起がある。


「紫小灰蝶(ムラサキシジミ)」


「細身越年蜻蛉(ホソミオツネントンボ)」
大町公園ではこの冬初お目見えのようである。
何故か冬場だけしか見られない不思議なイトトンボである。


「蝗(イナゴ)」
遊歩道の端に居たが、以前のように飛んで逃げるほどの元気は無いようである。
ツチイナゴは越冬することで知られるが、
普通のイナゴは越冬できないものと思われる・・・・。


ルリタテハやキタテハなども越冬しいるのだが、今日は姿を発見できなかった。
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