MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「太陽の暈と幻日」と「太陽柱の中を飛ぶANA」など

2016年12月08日 | 写真


朝から雲一つ無い快晴に恵まれていたが、
正午過ぎから飛行機雲が消えなくなり、
15時ごろには飛行機雲の広がりで全天筋状の薄雲に覆われてしまった。

そんな中で15時過ぎに現れたのが太陽の暈と幻日だった。
上空の4分の1を覆ってしまうような大きな暈は両端に幻日を抱えていた。
「15時22分撮影」


特に右側の幻日は規模も大きく左側に縦型の虹を抱えて眩いほどに輝いていた。
「15時42分撮影」


幻日と暈は日没寸前まで確認でき、その後消えていった。
「16時17分撮影」


日没直前(本日は16時28分日没)には「太陽柱」現象に近いものが見られ、
その中を航空機が飛んで居た(巻頭の写真・16時20分撮影)。

航空機はそのまま直線的に飛行して当地近くをやや低空で通過して行った。
飛行ルートが通常ではなく珍しいことだったので、当然撮影。
ANAの旅客機だった。
そのまま東へと直進したと言うことで目的地は「成田空港」のようである。
が・・・
その先で右へと旋回し東京湾上に向かえば「羽田空港」でもあるのだが、
西の空が急展開したので行き先までは確認できなかった。
更に、機体番号が写っておれば、離着陸地が解明できたのだが、
それも読み取れなかった。
「16時22分撮影」


やがて筋状に延びた雲は茜色に染まり、夕焼けとなった。
「16時26分撮影」


日没直後、箱根山(下の写真中央やや左の山頂が平らな部分)に掛る雲が金色に輝いた。
冬至近くにはこの付近に日が沈む。
「16時30分撮影」


残照の中、富士山方向で交差する飛行機雲が茜色になったが、
この季節は殆どの飛行機雲が西から東へと流れることが多いので
左下から右上に伸びる飛行機雲は非常に珍しい。
さらに、
富士山が近いためだろうか、乱気流が発生しているようで、
薄い黒雲の流れが四方八方で異様ささえ感じられる。
「16時32分撮影」


気象予報では9日の天候はやや暖かめで、
外出時はダウンウェアよりも薄手の上着でも良いのではないか・・・と。
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