MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

鬼百合と黒揚羽・並揚羽

2022年08月04日 | 写真


団地内にある花壇に数本の鬼百合等の花が咲き、
近所にあまり花が無い為か、
様々な蝶がやってきていた。
褄黒豹紋、紋黄蝶、黄立羽、姫赤立羽、さらに、
燕小灰蝶(ツバメシジミ) 紅小灰蝶等々。

中でも揚羽蝶類は鬼百合の花が好きなようで、
カメラの前で様々な吸蜜の姿を見せてくれた。


上の写真も下の写真も黒揚羽で、羽裏の模様が美しい。


蝶が花の蜜を吸うときは普通は花の中心に吸管を伸ばすが、
鬼百合は、花弁の中ほどに蜜溝と呼ばれるものがあり、
そこに花蜜があるため、下の写真のように狙いは花芯ではなかった。


花壇には数本の鬼百合があり、花から花へ移りながら吸蜜をしていた。


以下の写真は並揚羽の吸蜜。


黒揚羽と並揚羽が仲良く吸蜜する姿は見られなかったので、
縄張りのようなものがあるのかもしれない。


並揚羽と黄揚羽はよく似ているが、羽の付け根の模様が異なる。
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