MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

稚児百合が木洩れ日貰ふ

2017年04月30日 | 写真俳句

この春の初見の花のひとつが「稚児百合(チゴユリ)」だった。

ヒトリシズカの群落の近くに、数輪咲いていたのだが、
普通に歩いて居ると見落としてしまうような小さな花である。
しかも、ほぼ下を向いて咲いているので、
花の下から撮影し無いとその美しさを知ることは出来ない。
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「おどろおどろしい怪雲」と「晴れているのに虹が出現の怪」

2017年04月29日 | あらかると


どこもかしこも新緑から万緑へと変わりつつあり(巻頭の写真)、
16時過ぎまではほぼ平穏な一日だった。

が・・・・16時20分頃ベランダに出ると、
当地は雨も降っていないのに東の空に「虹」が出現していた。
「16時24分撮影の虹」


雨が降っていないどころか、近くのグラウンドでは、
少年たちが野球に興じていた。
新緑は光を浴び、少年達も日差しを受けて遊んでいる。
遊びながら、「綺麗な虹が・・・」などの声も聞こえて来ていた。

「新緑のグラウンド16時27分撮影」


どうやら、東の方向の200m程先は霧雨のような降雨があったようである。
霧雨を降らした雲は去り虹も消えてしまったが、
その約1時間半後突風が発生したのでベランダに出ると、
上空にはおどろおどろしい黒い雲が・・・。
竜巻の発生しそうな雲なのである。
「17時57分撮影」


黒雲から垂れている雲がいかにも危険そうで、
この先端が地表に届くようなことが有ると、竜巻が発生しやすいのである。

同時刻の都心方向の空模様の写真が下の写真で、
写真左下のスカイツリー付近がやや靄って居るが、
小雨が降っていたものと思われる。
「17時59分撮影」


やがて、当地の天候は落ち着いたが、20時10分頃(このブログを作成中)に、
雷鳴が聞こえてきた。ここで、PC関連電源をOFFにした。

あすは、上空の寒冷前線も消滅し「雨の心配の無い安定した行楽日和」になると言う。
が・・・・
行きつけの「大町公園」も「21世紀の森と広場」も連休時のエベントがあり、
のんびりと撮影するような雰囲気でもないようなのである。
田園地帯なら一人遊びが出来そうなのだが・・・・・
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「山藤が咲き始める」と「驟雨」

2017年04月28日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


市川市大町公園の山藤が2分咲き程度になっていた(巻頭の写真)。
見ごろになるのは4~5日以降と思われ、
満開になると、樹木を滝のように覆うことになる。

下は薔薇園の藤棚の今日の様子。
ほぼ見ごろになっているが平面的であり、山藤ほどの迫力は無い。


午前中は晴れ間が多く、直射日光の下で休んで居ると、
汗ばむほどの暑さになったが、
午後になると南方向は快晴にも拘らず、
公園上空に黒雲が押し寄せ天候が急変した。


黒雲とともに下降気流が原因と思われる「冷たい風」も出てきた。
こんなときは降雨の前兆現象で、大体1時間以内に降雨となることが多い。

公園内には、市川動植物園の施設や、東屋が3箇所に有るので、
雨具の用意が無いときの避難場所は確保されている。
帰宅を急ぐか留まるべきか迷ったが、留まった。
常連山と出合って話をして居ると14時ごろにぽつぽつと降りはじめ、
5分後には大粒の雨の驟雨となった。


約30分後小止みになったので公園をあとにしたのだが、
自宅への道のりとしては大町梨街道を南下(正確には東北東)するか、
北上(正確には西南西)するかの方法があり、
近道の北へ向かうと再び小雨が振り出した。

直ぐに引き返し南方向へ進んだが、これが正解で、
雨はやんでいたのである。


途中でふり返ると、東の空は雲に覆われており、
地平まで曇っている(降雨状態)ことが確認できた。


出かける前から積雲の多い状態は確認していたが、
雨の予想まではしておらず、雨具の用意はしていなかったが、
やはり、
不安定な気圧配置のときは折り畳み傘ぐらいは持参すべきだと反省した。
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水面乱れて鯉の恋

2017年04月27日 | 写真俳句

風の無い朝の公園の大池は静まり返って、
青空と新緑を水面に映し出している。

深さの無い池のため時折鯉の背びれが水面を乱すが、
この時期は「鯉ののっこみ」と呼ばれる鯉の産卵時期でも有り、
時には激しく、水面を撹拌するごとくに乱していた。
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21世紀の森と広場(赤立羽、蓮華草、満開の八重桜など)

2017年04月25日 | 21世紀の森と広場で(松戸)


やや風があったので(8階なのでやや強めだった)、
日用品の購入を兼ねて近場の「21世紀の森と広場」へ。

前回訪問したのはいつの日か記憶が無いほどに久し振りの園内散歩となった。
「森のホール21」の有る中央口から入り、
「水と木陰の広場」→「みどりの里」→「集いの広場」→「パークセンター」→
「四季の山野辺」→「野草園」→「光と風の広場」などを廻り、
気付いたときには14時を回っていた。

「光と風の広場」
周囲が新緑に囲まれた芝生の広場で、
今日は大勢の小学生が訪れていた。


「みどりの里」
遅咲きの種と思われる3本の八重桜が満開を迎えていた。
見た目には一葉のようであったが、一葉は早咲きなので別種であろう。


「みどりの里の畑地」では、蓮華草が咲いていた。
化学肥料が発達するまでの私の田舎では、
数百坪(田圃一枚は一反で300坪)の「蓮華畑」が普通にあったのだが、
今では見ることが出来ない。


「パークセンター」の玄関入り口周辺には、
プランターに生けられた園芸種の花があり、
観覧車のような不思議な花が植栽されていた。


「野草園」では、
珍しい「赤立羽(アカタテハ・巻頭の写真)」に出会った。
あちこち自然の中に遊んでいる私でも、
年に2頭ほどしか見られない蝶なのである。
羽に傷が見られることから「越冬」していた蝶なのかも知れない。

久し振りに訪れたこともあってほぼ一周してきたが、
大町公園とは違った面白さもあって、
撮った写真は220枚を越えていた。
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