MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

花鶏の集団(200羽以上)が、団地の樹木にやってきた。

2016年12月27日 | あらかると


今日は朝から曇りで南風も強く、外出には不向きの天候で、
久し振りに一枚も写真を撮らずに終わるものと思って居た。

11時過ぎ「観天望気」のためベランダに出てみると雨が降っており、
午後からもインドアな生活を決め込んだ。
が・・・
眼下にある葉を落とした樹にスズメらしき野鳥が次々とやってきて、
3本の木に鈴生りになった。
スズメにしては数が多すぎるので(下の写真)、
カメラを持ち出して望遠レンズでファインダーを覗くと、
スズメと言うよりはヤマガラのような模様だったが、
ヤマガラは集団を組んで移動するような野鳥でもなく、
ヤマガラよりも派手な見たことの無い模様の野鳥だった。


写真を撮り終えた後で調べてみると、
やや手間取ったものの、スズメ目アトリ科アトリ属に分類される鳥類の一種で、
集団で行動するアトリと言う名の野鳥だった(体長16cm)。
漢字では「花鶏」と表記するようだが、まさに、花のように美しい小鳥だったのである。


雨の中をやってきたので、それぞれに羽の手入れに余念が無かった。
それにしても200羽近い小鳥の集団を見るのは、
椋鳥以外にはなく、当然初見だったのでアトリと言う名さえも知らなかった。


20分ほどして次々と移動していったが・・・・、
15時ごろ再びやって来ていた。


雨が上がっており、落ち着いて行動していたが、
午前中に比べ極端に数が少ない。


もしやと思って真下の地面を見ると、100羽以上の集団が採餌中だった。


後からも次々と飛んで出来たが通過してしまった。
樹木の直ぐ向こう側が道路となっており、バスの音に驚いたようである。
採餌中のアトリも一斉に飛び立っていってしまった。

どこからやって来たのかは不明だが、これだけの集団なので、
近隣では見かけた人も多いのではないかと思われる。

動画でも撮影したが、椋鳥に比べればはるかに鳴声は小さく、
隣を通る車の音に掻き消されていたが、
「ヒョヒョ」と鳴く声が動画には記録されていました。
美しく鳴声も殆ど気にならない・・・こんな小鳥なら毎日来ても嫌われないかもしれない。
明日も来るのだろうか????
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