MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

ガッツリ冷麦

2010年08月31日 | たべもの・料理

昨日公園で汗を流しすぎたせいか朝から気だるい。汗とともに様々なビタミンが体から流失したのであろう。500mlのスポーツドリンク公園散歩中に一本を飲み干したものの、家に帰ってからも無性に塩分の多い食べ物が欲しくなっていた。

昼は36度を越すような暑さだったので、温かいご飯や味噌汁に対しての食欲は無かった。疲れているときはビタミンB1がいい。豚肉をニンニクとともにソテーすれば摂取できる。でも暖かいものは控えたい。

ということで、ニンニクとトンカツ用豚肉をソテーしながら味付けを「めんつゆ」で行い、キンキンに冷やした冷麦に添えたのが巻頭の写真である。温野菜はベランダで勝手に生長した小松菜の葉6枚である。
めんつゆはやや煮詰めるので甘い系統の「ニンベンのつゆの素」を使用し、冷麦にも少し掛けてある。冷麦は乾麺で120g、豚肉は110g程度(健康のため脂肪箇所は食べない)なのでカロリー的には600kcal程度かも・・・

豚肉は片栗粉などをまぶして焼くと柔らかく仕上がるが、何も下処理をしないで焼いた。やや固めになったが「挑戦的男の料理」はそんなものである。美味しかったので紹介。
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蜩の鳴く里(みいさんぽー71)

2010年08月30日 | あらかると

8月末は市民税の第2期目の納付日である。
今日中には納付しようと酷暑真っ只中である午後二時ごろに出かけた。

千葉は35度を超えたらしいので松戸も暑かった。エアコンの効いた部屋でうだうだとしていることが多かっただけに、35度を越した直射日光下での行動はこの夏の「はじめで出来事」だった。

暑い中を出たついでに公園を散歩してきたが、新学期を前に子供たちや若者が多かった。平日は余り混まない筈のバーベキュー広場はほぼ満席状態だった。

森の歩道に入ると早速蝉の鳴声が聞こえてきた。街中の蝉は油蝉が多いが、森の中は法師蝉が9割で、後の一割がミンミンゼミと油蝉の鳴声だった。
下の写真は「法師蝉」ツクツクホーシとかホーシンツクツクとか鳴く。


公園の花壇に大型の揚羽蝶が舞っていた。真夏なので蝶類はすこぶる元気がいい。元気がいいからなかなか被写体にならないが、運よく近付いても逃げなかった。
蝶の名前は温暖化によって北上してきた「ナガサキアゲハ」で前にも紹介した蝶である。


薊には「イチモンジセセリ」が・・・これも夏場は逃げ足が速い。望遠レンズで撮ったためきっちりとした写真にならなかったが、晩秋のセセリよりも明るい色なのである。


公園内の日陰のベンチで休んだり、スローペースで歩きながら被写体を探したり撮ったりして4時ごろには家路に・・・その頃にはヒグラシの哀しげな鳴き声も聞こえてきた。

巻頭の写真はカラスウリのように夕方から満開になる「オシロイバナ」
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盆踊り考

2010年08月29日 | あらかると

昨日、町内二箇所で盆踊り大会があった。
一つは私の団地内だったが、11年近く住んでいるというのに祭り会場に出かけたのは初めてだった。

念仏踊りなどが発展した形が盆踊りといわれ、盆踊りの本来の目的は「盆に招かれてくる精霊を慰め、これを送る踊りと考えられている」ものだから、この時期に行なわれるのは時期はずれであるが、今は、精霊送りというよりは「町内の親睦会」のようなもので、夏休みがまもなく終わる子供たちをつれた家族連れが多い。そして踊るのは町内会の婦人部といわれるおばあちゃんたちが中心となってしまっている。

昔は「青年団」と呼ばれる組織が主宰で、菩提寺であるお寺の庭などで行なわれることが多くまさに「精霊送り」的な意味合いのほうが強かったようである。青年団主宰ということもあり、もう一つの目的は「男女交際の場であり出会いの場」でもあった。

長塚節の小説「土」(ちなみに舞台は私の生家の隣村で今は同じ市内となっている)にも出てくるが、踊りに興がのってくると気のあった男と女は暗闇の中へと消えていくのである。当時は街灯などが無く提灯で飾られた盆踊会場以外は、ほぼ暗闇である。

話はそれるが万葉集に出てくる高橋虫麻呂の「筑波山の嬥歌(かがい)」と似たような要素を「盆踊」や「祭」は引き継いでいるのかもしれない。もっとも嬥歌は既婚者である虫麻呂が「吾も交わらむ」と言っているので、むしろ乱交の場であったのではないかとも言われている。何も無かった時代のおおらかさ、何もかもがありすぎてさ迷い続ける現代・・・このままさ迷い続けるのだろうか

巻頭の写真が団地内の盆踊り風景。半数は子供たちで、家族連れなどが芝生の上で飲食を楽しんでいたが、これが最近の「盆踊」なのかも知れない。

下の写真が公園内で行なわれていた別会場の光景。これで踊っている人が若い青年たちなら昔の光景のようになるのだが、年頃の男女たちはもうこのような祭り会場には居ない。
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アンシャープマスク加工の便利さと弊害

2010年08月28日 | 写真
写真関係のブログなどを見ていると「アンシャープマスク」ソフトを利用することでシャープな画像に加工できるということを知った。
これまではRAW現像時にある程度の修正をしてある程度満足の行く画像を得ていたが、まだシャープ感には物足りなさを感じていた。

ということで、パソコン内にある数種類の画像ソフトを開き「アンシャープマスク」処理の可能なものを探した。
「Paint Shop Pro 9」の中にあった。このソフトはPC情報誌「週刊アスキー」で紹介されていたもので、簡易版とかで非常に安い価格で市販されていたものを買ってきて、2006年にインストールしていたものだった。
しかし、ブログに使う程度の写真なら加工せずとも使える画像が多く、殆ど利用することが無かった。

「アンシャープマスク」では、エッジブロー、エンボス、シャープフォーカス、ソフト、ボールドなどの処理が出来、この中のシャープフォーカスを利用することにより、元画像をよりシャープに加工することが出来た。シャープフォーカス以外の操作はしていません。

下の写真が元画像。今朝のスカイタワーの姿です。


上記の写真に「シャープフォーカス」加工を施したのが下の写真。なかなかメリハリのある写真になった。


上記まで縮小してしまうとほぼ目立たないが、「シャープフォーカス」加工をすることによって画像にノイズが発生していた。此の辺が弊害かも。
さらに「ノイズ除去」処理をしたのが下の写真。


上記の三枚の写真では判り辛いので、元画像を原寸のままトリミングしたのが下の三枚で、上から元画像、二番目が「シャープフォーカス」加工した画像、更にその下が「ノイズ除去」処理をした画像。その差は森のディティールによく現れています。加工を重ねるほどに森のディティールは失われていった。どの画像が好みかは使う画像の大きさによって異なってくるものと思われる。




巻頭の写真は今日の夕焼け。
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朝顔と芙蓉(みいさんぽー70)

2010年08月27日 | あらかると
まだまだ酷暑の日々が続いているが、それでも早朝はだいぶ凌ぎ易くなってきた。昨晩から夜中に廻していたエアコンのドライ運転も止めた。止めた結果暑くて寝られないということはなかった。

久しぶりに朝の散歩に出かけた。暑かったら何時でも戻れるように団地周辺を朝の6時から1時間ほど、「獲物(被写体)」を探しながら歩いてみたが、運動不足に陥っていたにも拘らず何とか一時間を完歩することが出来た。

途中、公園に面した住宅街の道路で「朝顔」の垣根を見つけた。毎年咲いている場所なのだがこの時期に通ったのは初めてで、数多くの種類の花が咲いていた。早朝でやや明るさが足りないためカメラぶれしているのもありますが、掲載してみました。







団地の近くに咲いていた芙蓉です。散歩に出てすぐに出会った花です。


今日の散歩のお供のカメラは「CANON Power Shot A650is」でした。このカメラの1CMマクロは役立っています。
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