当地では25日に20分程度の日照時間があったのを最後に、
今日まで日照時間が0の日が続いている。
しかも、雲が厚くいつ降ってもおかしく無い状態にあった。
で・・・今朝の天気予報によると、
高層にある雲は雨を降らす雲ではなく、
低空の雲が雨を降らすので、黒い雲が近付いて着たら降雨の可能性が大きくなると・・・・
ということで、
午前9時過ぎの空には低空の雲はまばらで、
直ぐに不利そうな雲が見当たらなかったので、
久し振りに「二十一世紀の森と広場」へ。
久し振りの散歩となったので1時間ほどの滞在だったが、
100枚近くの写真を撮ることができた。
とくに「みどりの里」にある蕎麦畑は花が満開で、
蝶類、蜂類、花虻類が多数吸蜜に集まっていて、
まさに吸蜜天国のようだった。
巻頭の写真は「アオスジアゲハ」だが、
これは標準レンズで撮影最短距離の23cmまで寄って撮っている。
どちらかというと警戒心の強いアオスジアゲハなので、
普通ならここまで近寄って撮ることはできない。
下の写真は花壇で吸蜜していたアオスジアゲハで、
普通なら余り人に近付くことは無い。
蕎麦畑にいたアオスジアゲハは、
私の動きに合わせたかのように近寄ってきては吸蜜していて、
カメラを近づけても吸蜜をやめて逃げるというようなことがなかった。
こんなに近付いてくるということは何か原因があるのであろうと、
撮りながら観察していると、スズメバチほどの大きさの蜂が、
アオスジアゲハにアタックしてきた。
キタテハが数頭、
モンキチョウが7頭程度、ほかにモンシロチョウも数頭、
セセリチョウについては数え切れないほどの個体が吸蜜中だった。
下の写真は「イチモンジセセリ」
帰り際に、野草園近くで目の前に現れたのが「ヒメジャノメ」で、
「コジャノメ」に似ているが、白い模様が直線的なのが「ヒメジャノメ」。
7月中旬から8月上旬に良く見られていた「アカボシゴマダラ」は発見できなかったので、
この時期は幼虫として世代を継いでいるのかもしれない。
14時50分頃、薄日が射してきたのでベランダに出てみると、
雲の切れ間に久し振りの青空が見えていた。
5分ほど日が射してきたが、まもなく厚い雲に覆われてしまった。
週間天気予報によると
明日、明後日とも曇り空が続き雨の心配もあるといい、
本格的な晴れ間が見られるのは火曜日以降のようである。