MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

茜雲と旅客機と三日月

2014年08月31日 | 写真

昨日は久し振りの夕焼だったが、
今日も美しい秋色の夕焼が見られた。

で・・・・
これまでは一日中AWB(オートホワイトバランス)とファインの設定で撮っていたが、
夕景なので、シーン設定を夕景として、RAWで撮ってみた。

カメラの液晶で見る限り「夕景」設定のほうがより自然に見えていたが、
やはりコントラストや輝度はRAW現像時のレタッチによってより肉眼で見えた状態に近づけてみた。

雲はまず低空を東から西に流れる綿雲が徐々に茜色に染まった。


やがて高層の巻雲であり且つ秋空に多い鱗雲が茜に染まっていった(巻頭の写真)。


鱗雲の下を、羽田発の旅客機が通過していったが、
機内からはどのように見えていたのだろうか?
以前韓国の金浦空港から名古屋空港に向かっていた時に、
雲の上の夕焼を見ているが、
それは若き日に白馬岳の雲海の上で見る夕焼と同じだった。


やがて日が沈むと残照の中で、三日月が輝きを増してきた。
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恵みの太陽

2014年08月30日 | あらかると

25日から昨日までの5日間の当地の合計日照時間は、
余りにも少なすぎる0.2時間(12分)だった。
で・・・・
6日目の今日になってやっと太陽光が射してきた。
これまでのどんよりとした空気はなくなり、
ベランダから見える景色がすべて明るくなった。

数キロ先の新鎌ヶ谷駅周辺のビル群も、カメラでしっかりと捕らえることができた。
普段なら当然のことで珍しくもなんとも無い光景だが、
6日ぶりとなるとついつい撮ってしまうほどの感動があった。


この不順な気候は日本各地に見られるようで、
生鮮野菜は値上がりし果物も高い。

最近、果物を食べていなかったので、
今が旬のりんごか梨を求めようとスーパーに足を運んだら、
梨もリンゴも、消費税込みで一個200円以上もしていたのである。
安ければリンゴジャムでも作ろうと思ったが・・・・・頓挫した。

夕刻には、太陽光で電線が輝き、緑も映えた。


18時少し前には雲が徐々に茜色に変わり、これも久し振りの夕焼となった。


夕焼はまず低空の雲が染まり(巻頭の写真)、
日没時には巻雲も茜色に染まっていた。


巻雲が茜色に染まる頃、低空の雲は色を失い、
低空の雲の隙間に、巻雲の茜色が見えるという珍しい夕暮れとなった。


二層構造の雲は特段珍しいものではないが、
巻雲だけが茜色に染まっているというのは、3D映像にすると面白いかもしれない。
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蕎麦畑は吸蜜天国

2014年08月29日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

当地では25日に20分程度の日照時間があったのを最後に、
今日まで日照時間が0の日が続いている。
しかも、雲が厚くいつ降ってもおかしく無い状態にあった。

で・・・今朝の天気予報によると、
高層にある雲は雨を降らす雲ではなく、
低空の雲が雨を降らすので、黒い雲が近付いて着たら降雨の可能性が大きくなると・・・・
ということで、
午前9時過ぎの空には低空の雲はまばらで、
直ぐに不利そうな雲が見当たらなかったので、
久し振りに「二十一世紀の森と広場」へ。

久し振りの散歩となったので1時間ほどの滞在だったが、
100枚近くの写真を撮ることができた。

とくに「みどりの里」にある蕎麦畑は花が満開で、
蝶類、蜂類、花虻類が多数吸蜜に集まっていて、
まさに吸蜜天国のようだった。

巻頭の写真は「アオスジアゲハ」だが、
これは標準レンズで撮影最短距離の23cmまで寄って撮っている。
どちらかというと警戒心の強いアオスジアゲハなので、
普通ならここまで近寄って撮ることはできない。

下の写真は花壇で吸蜜していたアオスジアゲハで、
普通なら余り人に近付くことは無い。


蕎麦畑にいたアオスジアゲハは、
私の動きに合わせたかのように近寄ってきては吸蜜していて、
カメラを近づけても吸蜜をやめて逃げるというようなことがなかった。

こんなに近付いてくるということは何か原因があるのであろうと、
撮りながら観察していると、スズメバチほどの大きさの蜂が、
アオスジアゲハにアタックしてきた。


キタテハが数頭、


モンキチョウが7頭程度、ほかにモンシロチョウも数頭、


セセリチョウについては数え切れないほどの個体が吸蜜中だった。
下の写真は「イチモンジセセリ」


帰り際に、野草園近くで目の前に現れたのが「ヒメジャノメ」で、
「コジャノメ」に似ているが、白い模様が直線的なのが「ヒメジャノメ」。


7月中旬から8月上旬に良く見られていた「アカボシゴマダラ」は発見できなかったので、
この時期は幼虫として世代を継いでいるのかもしれない。

14時50分頃、薄日が射してきたのでベランダに出てみると、
雲の切れ間に久し振りの青空が見えていた。
5分ほど日が射してきたが、まもなく厚い雲に覆われてしまった。


週間天気予報によると
明日、明後日とも曇り空が続き雨の心配もあるといい、
本格的な晴れ間が見られるのは火曜日以降のようである。
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写真をレタッチ 「万華鏡効果」

2014年08月28日 | 写真

このところなかなか撮影日和という日がなく、
写真が撮れていない。

ということで、
過去写真の中からレタッチして「万華鏡効果」を楽しんだ。

巻頭の写真は、コスモスで吸密する「キアゲハ」だが、
これを「万華鏡効果」を使ってレタッチすると、
下のようなデザイン効果の高い写真となった。


鳳仙花の花で吸蜜する長崎揚羽の写真は、


まるで花火のような広がりのデザインとなった。
中心部の黒い部分が「蝶」なのだが・・・・


下の写真はカスミソウの写真をレタッチしたものだが、
何となく落ち着いた色に仕上がり、デザインされたスカーフのようになった。


数種類の数値を変化させることによって、模様はさまざまに変化し、
様々な模様が現れるのが面白い。
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「冷やし焼き芋」と「冷凍バナナ」

2014年08月27日 | たべもの・料理

近所のスーパーでは、真夏にも拘らずほっかほっかの「焼き芋」を売っている。
しかも、
冬場は150円なのに、この時期は100円と安いのである。

今回求めた芋の大きさは23cmもあって、おやつとして食べるには大き過ぎるほどである。


前回買って来た時は、芋の中身が「焼安納芋」のようにしっとりとしていて、
冷やして食べると、まるで和菓子の「芋羊羹」のようであった。

が・・・・・殆どは下の写真のようにホクホク感のあるものである。
でも・・・これでも半日以上冷やすと冷菓のようになり美味しい。


巻頭の写真が今回のおやつ仕立てで、
冷やし焼き芋半分と、皮を剥いて冷凍したバナナの半分である。

バナナは冷凍しても氷のように硬くならず、
簡単に折ることが出来、口の中に入れると直ぐに溶け始めるので、
冷菓としては最適である。
ただ、凍ったバナナは夏の常温下に置くとすぐに溶け始めるので注意が必要である。
うまく崩すことが出来るとバナナシャーベットにもできる。
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