当地(千葉)では桜が満開になったにもかかわらず、雨模様の日々が続き(東京都心では23日から27日の日照時間は3.9時間しかなかった)、昨日27日の当地は晴れの予報が出ていたので、市川市の「じゅん菜池緑地」の桜を見に行った。
巻頭の写真は湖面に映る桜と、黄色い花の連翹。
桜の本数は少ないが湖面に映る桜の美しさがじゅん菜池の良さであろう。
下の写真は巻頭の写真と同じ桜で、別の場所から撮ったもの。
東屋の中で昼食を撮りながら撮った一枚が下の写真で、鴨が泳いている。
桜は満開を過ぎて散り始めており、染井吉野の桜の下は沢山の花蕊が散っていた。
前回満開だった陽光桜もほぼ散っていたが・・・・
数本の陽光桜の下の遊歩道は写真のとおり桜の散華があり、この時期にしか見られない光景に出会うことが出来た。
じゅん菜池には緋鳥鴨や嘴広鴨等がまだ残っており(季語では「残る鴨」「春の鴨」等と表現されます)一部では鴨同士の諍いも見られた。
ベンチで休んでいると近くにやって来た緋鳥鴨の雌が何かを食べていた。
で、4Kビデオで撮って確認してみると、下の写真のように散って浮いている桜の花弁(季語的には「花筏」)を食べていたのである。私にとっては初見の光景だった。
現在営巣中の雄の翡翠に出会うことも出来た。雌は見られなかったのですでに巣の中で抱卵していたのかもしれません。
じゅん菜池を散策中には薄日が射したものの結局は晴れず、予定に入れていた「手児奈堂」や市川の桜の名所「真間川」「文学の道」の桜を撮ることは断念した。