北京では高温の日が29日で4日連続となって、
29日には、41.4度という5月での最高気温を更新したという。
その暑さが、黄砂と共に日本にもやってきて、
今日は朝から暑く、国内の315地点では30度以上の気温が記録され、
大分県の日田市では35.6度の猛暑日を記録した。
朝の天気予報でも週末は「熱中症に注意」と注意喚起していた。
午前中は外出を控えていたが、
午後からは所用が入り、お使いがてら二十一世紀の森へ・・・。
黄砂の影響でピーカンの空ではなかったが、
良く晴れていて暑く、家族連れは殆どが木陰で休息していた。
直射日光下を5分も歩くと、私のカメラは太陽熱を吸収し熱くなるので、
木陰の遊歩道を歩きながら、1時間ほどで退散と相成った。
暑さの中で元気に清楚な花を咲かせていたのが「ドクダミ」だった。
ドクダミの写真を撮りながら、
数年前に二十一世紀の森近くで撮った「五色ドクダミ」(巻頭の写真)を思い出した。
ということで、
早速その現場に行ったが、採取されてしまったのか一本も見当たらなかった。
残念に思いながら10m程歩くと、小さな株が見つかった。
更に周辺を調べると30株ほどが見つかったが、野性の力は失っているようで、
殆ど10cm以下の草丈しか無かった。
花が数輪咲いていたが、普通のドクダミの花に比べ華奢に見えたのは気のせいか。
ドクダミとしての薬効は普通のドクダミと同じと言うことだが、
最近は観賞用として市販されている程なので、
この周辺のものは採取されつくしてしまうのかもしれない。
自然のものは自然のままに生かして欲しいものである。
下の写真は、数年前に繫茂していた頃の五色どくだみです。
で・・・・・
団地の庭に生えていた普通のドクダミ2本を丁寧に根ごと採取し、
家に持ち帰って花瓶に挿してみたが、
ドクダミの嫌な香りが発生することも無く、生き生きとしていた。
さらに、
2本のドクダミに咲いていた2個の白い花には意外な可憐さがあった。