MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACROのマクロ撮影は優秀

2015年06月30日 | あらかると

早朝は晴れて朝焼けも見られたが、
天気予報どおりにはれたのは早朝だけで、
出かける頃には全天雲に覆われてしまった。
写真は4時9分撮影。写真の中のゴマのような黒点は椋鳥の集団。


今日も大町公園で、
新規に購入したSIGMA 70-300mm レンズのテストをした。

「野葡萄の花(ピクセル等倍でトリミング)」
(撮影データ・ISO100、絞り-F5.6、露出-1/80秒、焦点距離-75mm、AF)


「花を撮っているところに飛んで来たクマバチ」
(撮影データ・ISO400、絞り-F5.6、露出-1/200秒、焦点距離-300mm、AF・Macro)


「チダケサシの花(ピクセル等倍でトリミング)」
(撮影データ・ISO800、絞り-F13、露出-1/1600秒、焦点距離-280mm、AF・Macro)


「ナツアカネ」
約1mほど先に止まっていたのをAFでマクロ撮影。
(撮影データ・ISO800、絞り-F13、露出-1/125秒、焦点距離-280mm、AF・Macro)


「ナツアカネ頭部(上記の写真をピクセル等倍でトリミング)」
絞りがF13だったため、被写界深度が増し、
AF撮影にも拘らず複眼の模様が写り込んだ。


以上のように、
「SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO」レンズは、
オートフォーカスによる合焦点(ピントが合うこと)は優秀で、
代引・送料代込みで12100円以下のレンズとは思えないような、
使い勝手の良いレンズで有ると結論付けられる。

巻頭の写真は熟し始めた「犬桜の極小さくらんぼ」
(撮影データ・ISO400、絞り-F4.5、露出-1/200秒、焦点距離-70mm、AF)
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「カワセミの親子」と「咲き始めた山百合」など

2015年06月29日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

今日は朝から湿度が40%前後と低く、
直射日光下をポタリングしても昨日のような不快感はなかった。

数日前から、公園を逍遥時には手製の「経口補水液」を持参していて、
昨日は550ml入りのペットボトルを飲み干したが、
木陰に入ると涼しさの感じられた今日は半分ほどが残った。

青空と真白な積雲と、公園の万緑とが、
数時間の散歩を心地よいものにしてくれた。


バラ園は夏薔薇が咲き始め、やや華やかに成ってきているが、
今、最も勢いのある咲き方をしているのは「リオサンバ」で、
名のように、夏に華やぐリオのカーニバルのごとき風情である。


ヒメジョオンの花では口吻を伸ばしたキハダカノコが吸蜜中だった。
キハダカノコはガの仲間だが、
昼間活動し、色彩も派手なことからあちこちで見ることができるが、
吸蜜している姿を見るのは初めてである。


園内にある三角池では、
三脚を立てた野鳥カメラマンが数人並んで一斉にシャッターを切っていた。
で・・・・池の中を見ると、
なんと数メートル先の倒木の上に2羽の翡翠がいた。


この池には親子の翡翠が姿を見せるとの話は聞いていたが、
これほど近くで見られるのは殆どなく、
何度も通っている私ですらこれを含めて2度しかない。
下の写真で、こちらを向いているのが今年生まれの子のようである。


写真を加工して2羽の後姿で比べてみました。
右側の親に比べ子の方がやや痩せているように見えるが、
野鳥については門外漢なので正確なところは判らない。


巻頭の写真は、
一部が常時開放されているもみじ山に
咲いていた山百合。
咲いていたのはこの1本だけで、
直ぐ近くにはまもなく咲きそうな蕾をつけた山百合があった。

ちなみに、経口補水液は水1リットルに対し、
砂糖40グラム、塩3グラムを溶かせば完成。
水よりも飲みやすく、体内への吸収も早いため熱中症予防になるという。
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大裏銀筋豹紋、桑紙切、大塩辛蜻蛉など(新レンズのマクロ撮影を試す)

2015年06月28日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

朝から晴れ上がったものの、朝のうちは意外に涼しかったのでやや早めに、
新規に購入した、SIGMA AF70-300/4-5.6 DG MACROを持って公園に出かけた。

まずはレンズの焦点距離200-300mmの範囲で使える、
MACRO設定で撮影開始。

バラの朝露を200mmで撮影。
絞り優先のオートフォーカスで撮ったが、
ある程度の被写界深度があり、ピントもあっている。
(撮影DATA 絞りf6.3、露出1/160秒、ISO-100、焦点距離200mm AF撮影)


薔薇の上で休むベニシジミ。
小さな蝶のためマニュアル(手動)フォーカスにて撮影。
(撮影DATA 絞りf11、露出1/250秒、ISO-100、焦点距離300mm MF撮影)


約1m先に止まっていたオオシオカラ。
(撮影DATA 絞りf9、露出1/80秒、ISO-100、焦点距離300mm AF撮影)


上記を更に「超解像ズーム(デジタルズーム)2倍」で撮った画像。
(撮影DATA 絞りf8、露出1/100秒、ISO-100、焦点距離300mm MF撮影)


ヒメジョオンで吸蜜中のオオウラギンスジヒョウモン。
こちらは、通常設定の300mmにて撮影。
花の数が多く、直ぐ後にはマコモの葉などがあり、
AFではなかなかピントが合わずMFにて撮影。
(撮影DATA 絞りf8、露出1/500秒、ISO-100、焦点距離300mm MF撮影)


新レンズはオートフォーカスが早く、
トンボの様に撮影する対象物が独立しているときは便利だが、
昆虫などはマニュアルフォーカスで撮った方が良好な結果が出る。
また、
最短撮影距離がマクロ設定時(200-300mm時)の95cmで、
それ以外は1.5mのため、1.5m以内の対物は撮影が出来ない。

たとえば、
男子トイレの朝顔の中にクワカミキリが落ちて、
滑りやすい陶器のために出られずにいたが、
私にとっては初見の昆虫だったので、レンズを交換する必要があった。


撮影後、木の枝に掴まえさせて壁に移動してやったが、
暫くはじっとしたままだった。
で・・・・
「頑張れよ」の心算で息を吹き掛けると、カミキリは頭を数回振った。
それはまるで「ありがとう」とでも言っているように見えたが、
そんな筈もなく・・・・その場を後にした。


巻頭の写真もマクロ設定で撮った合歓の花。
(撮影DATA 絞りf9、露出1/500秒、ISO-100、焦点距離280mm AF撮影)
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既報の記録的な鈴生りのスモモが熟れる

2015年06月27日 | あらかると

6月11日にこのブログで紹介した鈴生りのスモモが熟れてきた。

大町公園に行く道路の途中にある農地で、
植栽されている数本の果樹のひとつの
スモモが美味しそうに熟れてきた。


ただ生り過ぎのためか、市販のスモモに比べればやや小ぶりで、
梅の実ほどしかないため、食用とするには無理があるようである。


日当たりの良い枝の実は真っ赤に熟していて、
普通にスモモ特有の甘酸っぱい味がするのであろう。
やはり、生り過ぎている場合は適量を残して間引く必要がありそうである


その点、前回も紹介した無数の花をつけていた石榴は、
殆どの花を自ら落とし、残ったのは先端の1個だけである。
石榴の木の周りには一時期、地表が覆い隠されるほどの花が散っていたが、
もしかすると石榴は花が付き過ぎたときは、
自ら花を落とすと言うDNAを持っているのかもしれない。


当地では一日中断続的に降り続いた雨だったが、
夕刻には晴れ間も見えてきて夕焼となった。


新レンズで撮ってみたのが下の写真で、
望遠端で電波塔を撮ったが、解像力は良好で、
オートフォーカスもタムロン28-200に比較すると良好であった。
が、フォーカス合致時の衝撃がカメラに伝わってくるのがやや難かも?


明日は快晴の予報があるので、新レンズで様々なテストを行う予定である。
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「塩屋虻」の奇襲を受けた「夏茜」や吸水する「揚羽蝶」など

2015年06月26日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

当地の今日の天気予報は「曇りのち夕方から雨」で、
外出には差支えがなさそうだったが・・・・昼過ぎには雨が降りだした。

梅雨時の予報は余りあてにならず、
折り畳み傘を携行するのが正しい選択といえる。

今朝の4時過ぎには朝焼けが見られ、
青空も見えていたが、9時ごろには全天雲に覆われてしまった。
「朝焼けは雨」の諺も、
午前中から雲に包まれれば真実味が増すわけで、
行先は近場の「21世紀の森と広場」を選択。

園内に入り遊歩道を歩いて居ると、
早速、目の前を蜻蛉の番のようなものが横切り、
直ぐ近くに降りた。
近寄って確認すると、アオメアブかムシヒキのような昆虫が、
ナツアカネを後から抱えていた。


調べた結果、アブの名は「シオヤアブ」で、
時には、スズメバチのようなものまで捕食すると言う。
狩りの方法は、背後からの急襲であり、
急襲前に相手に気付かれた時は殆ど失敗するようである。
急襲した瞬間は確認できなかったものの、
急襲直後の姿を私は見たのである(巻頭の写真)。

千駄堀の水際のマコモの葉には、
体長が30~36mm程度しかない、アオモンイトトンボが止まっていた。
余りにも小さいのでカメラで写し取れるか心配だったが、
何とか種類が判別できる程度に撮る事が出来た。


千駄堀池の階段状の護岸では、
「アオスジアゲハ」


と「ナミアゲハ」が吸水していた。


近づくと警戒して飛び立っが、2頭とも周辺からは離れず、
そればかりか、私を確認するかのごとく私の足元の回りを2周ほどして、
再び吸水を始めた。
蝶のこのような行動は過去にも何回か経験しているが、
もしかすると「安全性の確認」をしているのかもしれない。

「みどりの里」の畑では「ベニバナ」が咲いていた。
ベニバナを見るのは初めてで、
花の開花後の経過とともに、色の変化があることを知った。


ベニバナは古くから口紅や染料に使われたりしていたことは、
写真や読み物で知っていたが、見れば見るほど不思議な花である。
源氏物語の第6帖の「末摘花(すいつむはな・鼻の紅い女性)」の、
「末摘花」が、ベニバナの古名であるという。

学生時代、男仲間でクラスのとある女性に「末摘花」とあだ名を付けたことがあったが、
美人だった彼女に何故その名が冠されたのかは未だに不明である。


本日、新レンズ「シグマ 70-300mm F4-5.6 DG MACRO」が届いた。
これまで使っていたTAMRON AF18-200mmの望遠端で「後ピン」現象があり、
MFでも同じような現象が起きたため、撮影にはやや苦労させられていた。
70mm付近ではAFもMFもジャスピンであり問題は無いのだが・・・・
価格の安さからある程度の不具合は覚悟していたが、
撮るにも修理するにも面倒なので、再び安価なレンズを購入した。


重量が545gとやや重過ぎる嫌いはあるが、値段的に仕方なく、
もしこのレンズが期待以下のものだったら、
カメラ本体を含めてカメラシステムを全更新する予定である。
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